高音質実現のための音楽CDリッピング手順
音楽CDのリッピング工程まとめです。
まず、ヒサゴのDVD・CD-R用透明保護フィルムCJ7003Sとリマスターリングを貼り付けをCDに貼り付けます。(現在この製品は生産完了してしまいましたので、これから高音質のリッピングを始める場合は、同様なシールが販売されているのでそのなかから探すことになります。)
このような器具を用いて貼ります。
次に、リマスターリングです。
貼り付け完了です。
次のこちらのペンで
次のこちらのペンで
CDの中央両面と縁を緑に着色します。(このPOPSTARも2013年に製造が中止されてしまいましたので、お持ちでない方は、別のペンを探していただくことになります。同じファイルをいくつかのCD-Rに焼いてみてそれぞれ別のペンで緑に塗り、聞き比べて探す方法が考えられます。)
またナノテック・システムズ社から出ているCDに強力な光を繰り返し照射することにより、ベース材のポリカーボネートと金属製極薄膜の反射膜を密着させるというOPTICAL DISC FINALIZER NESPA #1によりCDを処理します。
画像はアマゾンに掲載されていたものです。
この処理はCD購入後、一度だけ行います。
引き続いて、こちらのCDクリーナーエルン冴レベル36により
CDの記録面を清掃します。
次にこちらの消磁器RD-3によりCDを消磁します。
(画像はメーカーホームページより)
次に、プラズマクラスターによりCDの静電気除去を行います。
次にシューマン共鳴波発生装置RR-77によるCDの処理を行います。(現在はRR-777にモデルチェンジしています。)
次にシューマン共鳴波発生装置RR-77によるCDの処理を行います。(現在はRR-777にモデルチェンジしています。)
次にこちらのCD-ROMドライブPX-20TsによりCDの読み込みを行います。(このような高品質ドライブは現在作られておらず、中古で入手するしかありません。新品ならばパイオニアのドライブの中から当たりを探すか、ワイスMAN301を使ってみるくらいしかなさそうです。)
このCD-ROMはトレイが白いため、黒く塗装しておきます。
ブラックトレイ化したトレイにCDを載せ、読み込ませます。念のため、「2度読み」を行います。
リッピングに使用するCDのイメージ化ソフトであるクローンCDを立ち上げます。なお、このソフトはDVDのイメージ化にも対応しています。
リッピング開始ボタンを押したあとで設定変更ができます。4倍速読込みに設定します。
リッピング中の画面です。
CDイメージファイルを作成するドライブも影響すると思われるのですが、私はSATA接続のRAMディスク、ANS-9010B を外付け化し、CDイメージファイルの書き出し先としています。
次にCDイメージからWAVファイルを生成・保存する作業です。
まずCloneCDで作ったCDイメージファイルをVirtual Clone Driveにマウントします。
このあとiTunesによるWAVへのインポートを行います。
iTunesを立ち上げるとドライブCDが入っている状態になっています。
インポートの設定は44.1kHz、16ビット、ステレオ、エラー訂正を使用するとしています。
そして、WAVファイルの保存先が指定出来ないので、iTunes Musicフォルダの位置指定によりMOディスク内のフォルダを指定します。
MOはこのように振動対策しておきます。
また、時々MOディスクの清掃、MOドライブのレンズ清掃 を行っておきます。
その後、トラックを選択し、インポートを開始します。私の使用しているSCSI-MO ですと平均して8倍速程度の速度がでます。なお、iTunes7.0.2のマルチプラグインはギャップレス再生に対応していないため、ギャップレスの場合は事前にトラックを統合し、ひとつのWAVファイルとして出力するように設定します。
MOにファイルが生成されたら、ファイルをインポート時のフォルダ構成を維持するようにファイルをNASにコピーし、iTunes Musicフォルダの位置をNASに戻すとNASからの再生が可能になります。NASとしてはRockDiskNextを用いています。なお、曲の先頭に十分な長さ(0.55秒程度)の無音部分がない場合は、WAVファイルを編集し、無音部分を延ばしておきます。この作業はMO上で行います。
以上により音楽を聴く準備が整います。
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