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PCオーディオ

2024年12月20日 (金)

CDトランスポーター/リッパーが発売

オーディオを楽しむための音源として、最も数がそろっているものはまだまだCDです。

そのため、PCオーディオを楽しむためには、リッピングのためのCDドライブが必要となります。


しかし、読み取り能力の高い、音質の良いPC用のCDドライブはすでに製造されなくなって久しく、良いドライブの入手は難しくなっています。また、最近のPCやOSではSCSIホストアダプタや外付けUSBドライブの内部にある古いUSBーIDE変換基盤が動作しないことがあります。

私は古い名ドライブを大切に使用しているいますが、これから新規にPCオーディオを始めるような場合には、CDドライブをどうするのかが問題となります。

現在新品で売られている製品の中で、高音質のリッピングに確実に有効そうな製品はOn爺氏推薦のWeis MAN301(金があれば)くらいになるでしょうか。

このような状況でありますが、最近こんな製品が発売されました。

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1633468.html

PC(やスマホ)にUSB接続してリッピングもできるCDトランスポーターです。

中国製なので、品質にこだわった作りではないのかもしれませんが、一応CDを再生するトランスポーターであり、価格も4万円台とそこそこ高いため、ため、ターゲットになるユーザーはローエンドではなく、それなりに音質にこだわっている消費者が対象の製品であると思われます。また、本体の電源はDC入力となっているため、モバイルバッテリー等を接続してバッテリー駆動もできそうです。

 PCオーディオに用いるの音楽CDリッピング用のドライブに悩んでいる場合は、選択肢になりうる製品ではないかと期待できます。他メーカーからも同様の製品が開発され釣ることが望まれます。

 

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2020年11月19日 (木)

シールドメッシュの見た目改善

 私のオーディオPCにおいては音楽CDから作成するCDイメージファイルを収納する場所としてRAMディスクANS-9010Bを使用しています。


 この製品はファイルベイに組み込んで使用する想定のため、天板が省略されており、私のように外付けで使う場合はノーシールドとなります。そこで、私はこの製品の上にシールドメッシュを被せて使用していました。

 書店で売られている組み立ておもちゃのLaQにより柱を4か所立ち上げ、そこにシールドメッシュを被せています。金属製の蓋などでは不要振動を励起する懸念があると考えたので、このような構造としました。

 ただ、この状態だと写真の通り見た目が結構悪いのに加え、シールドメッシュがバランスを崩して基板上に落下してしまう事故の危険も大きいため、改善を試みました。

 今までLaQは黒一色でしたが、デザインセンスがないなりに考えて、白いものを追加購入し、白黒交互にしてみました。そして、シールドメッシュが落ちにくい形状に作ってみました。




 左右連結してしまうと、振動的にどうか?とうい心配もあったものの安定性を考えてみました。一応、試聴したところ、処方前後で音質変化は感じれらず、心配していた音質劣化はないようです。

 自分としては以前よりもかっこよくなったと思いますがどうでしょうか。当分これで行こうと思います。

 

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2020年8月28日 (金)

USBサウンドデバイスが認識しなくなった

 最近、USBサウンドデバイスのUdif7が認識しにくくなってきました。Udif7はUSBハブRAL-HUB02 を使用しており、このハブは接続した機器が認識されていればダイオードランプが光るのですが、Udif7を接続してあるポートのランプがなかなか光りません。Udif7には充電池をつないでありますが、パイロットランプがなく、起動しているかどうかわかりません。しばらく放置しておくと、いつの間にか認識し、動き出す状態が続きました。ハブにUSBハブを刺すと使えますし、また、Udif7につながる電源コードを指でつついたりするとその拍子に動き出すこともあったので、Udif7電源の接触不良が疑われました。

 修理屋さんに頼んでみようかなあと思っているうちに、ついにUdif7がいつまで待っても動かない状態に・・・。やばいついに来たか、修理屋さん受けてくれるかなあ・・・。と思いつつ、USBハブの動作を確認しようとUSBメモリを取り付けてみると・・・

  動かない!!

 マジか、USBハブ壊れた?このRAL-HUB02は製造・販売から年数を経て現在入手困難なのだが。

 やばい、PCオーディオできなくなるやんと思いながら、一応、デバイスマネージャーを確認。

 おや?USBサウンドデバイスUdif7は表示されていない(認識していない)がUSBハブ自体は認識されている。

 USBが不調な時は、アレで回復する場合もあるはず。

 ということで、PCに接続されていないがデバイスマネージャーに残っているデバイスとUSBアダプタなどのドライバーをこの方法で削除してみました。

 再起動すると、USBハブとUSBサウンドデバイスUdif7があっさり動作!!これだったのか。

 ということで、PCオーディオが回復しました。接触不良疑って電源コネクタグリグリやったりして本当に壊したりしなくてよかった。本当に手のかかるシステムですが、ひとまずやれやれです。

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2017年7月 2日 (日)

USBサウンドデバイスの2台接続はWindows10でも有効か?

 新PCであるLet's note CF-RZ5について、今度はオーディオ用メインPCに使っているシステムを試してみました。

 なお、私のシステム構成についてはこちらに書いています。

 メインシステムのPCを新しいPCに置き換えてみます。オーディオ用PCからUSBとLANを抜き、それをそのまま新しいPCに接続してみました。
 新しいPCにはUSBハブを介してUSB-DDCのUDIF7が2台接続されている状態となります。
 やってみると、2台接続しているUSB-DDCのUDIF7について、リソースの割り当てができないとのエラーが出ました。そのまま音を出そうとしても音がでません。1台を切り離して1台のみの接続としたところ、UDIF7は支障なく動作しました。

 WindowsXPにおいて、複数のUSBサウンドデバイスを接続すると音質が変化し、一般には解像度が上がったように聞こえつつ音質が悪化するが、少なくとも一部のUSBサウンドデバイスについては同一機種を2台つなぐと高音質化するという現象が見られたました。

 このサウンドデバイスの2台接続という高音質化手法はWindows10においては使用できないのかもしれません。Windows10において、2接続の恩恵がないからこの点でXPに劣っていると考えられるのか、それとも1台で十分な音質が確保されるように改善されたと考えるべきなのかは今のところ不明です。

 そのほか、NASのRockDiskNextはWindows互換モードによるiTunes7ではうまく認識しないものの、互換モードにしなければ使えるので、支障なしと考えてよさそうです。
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2017年6月30日 (金)

iTunes7マルチプラグインはWindows10の夢を見るか

 今年春に主に居間で使用するPCとして、Let's note CF-RZ5を購入したわけですが、PCオーディオ用としての利用もある程度模索してみています。


私のオーディオ用メインPCはOSがWindowsXPであり、音楽再生ソフトとしては、WindousXPにおいて高音質とされる、iTunes7.0.2+foobar2000マルチプラグイン+ASIO4.ALLを使用し、さらにAirMacExpressの”外部クロック的利用”を行っています。

 このようなソフトがWindows10で動作するのか、試してみました。

 iTunes7.0.2、foobar2000.9.5.5、マルチプラグインを順にダウンロードしてインストールしていきます。やってみるとあっさりと完了しました。iTunes7.0.2を立ち上げセットアップすると普通に完了、まずはDirect SoundでPC内のファイルを鳴らしてみました。再生できます。次にNASのフォルダーを仮想ドライブとし、その中のファイルも再生できました。iTunesからfoobar2000への受渡しはしっかりと行われているようです。

 音質は、オーディオ用のメインマシンにはかなり落ちるものの、素直でゆがみのない、悪くない出音ではあります。内蔵音源、USBとも使用できました。

 次に、Direct SoundからASIO4.ALLに切り替えてみます。こちらは音が出ませんでした。まあ、ASIO4.ALLはなかなか動作に癖があり、設定によってひょっこり動いたりします。ですので、あれこれ試してみましたが、ノイズまみれの音が出るところまではいったものの、まともな再生には至りませんでした。ただ、いくつかのファイルを試してみると、なぜか、ハイレゾだけはちゃんと再生されます。音質もASIO4.ALLのほうがDirect Soundよりもクリアで良好でした。それだけにCDフォーマットが再生できないのは残念です。 では、KSなどを使ってみようとも思ったのですが、古いfoobar2000に対応したプラグインの入手先がわからず試せませんでした。

 次にAirMacExpressを接続してみました。するとiTunesスピーカー選択のアイコンが出現するところまではいいのですが、クリックするとマルチプラグインがエラーを出します。AirMacExpressもfoobar2000と合わせようとすると使えないようです。

 さらに音楽をしばらく聴こうと思って再生している問題発生、1つのファイルの再生が終わったあと、次のファイルの再生が始まりません。マルチプラグインの動作はやはり完全ではないようです。iTunesに対してWindowsの互換モードを適用してみました。Vista SP2モードで動かすとこちらは解消されるのですが、今度はiTunesがNASに割り当てたドライブにアクセスできないという症状が発生してしまいました。

 以上、iTunes7+foobar2000マルチプラグイン+AirMacExpressという合わせ技をWindows10で使用しようとするとハードルが高いようです。ですので、このPCをメインマシンと同等のオーディオPCとして利用しようとすると、今どきの再生ソフトを使うか、マルチブートでWindowsXPを入れる(それも大変そうで考えただけで気が遠くなりそうですが)ということが必要となりそうです。

 やっぱりこいつはサブマシンに徹することになりそうです。
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2017年5月30日 (火)

なぜLet's note CF-RZ5を購入したのか

 今年の春にLet's note CF-RZ5を購入しました。居間で使えるコンパクトな新しいPCが欲しいという理由でした。ある程度使ってみた感想はこちらに書いています。このことのほか、この機種を選択したのは、オーディオ的な探求も睨んでのことでした。

 オーディオ的に良さそう思えるポイントとして、

・CPUにCore m3を採用。TDP4.5Wの超省電力でありながら、処理速度はそれほど低くない。省電力は低ノイズのつながる。また、省電力のため、ファンがほとんど回転せず動作が静かである。

・モバイル用途のPCとして重量を軽くするためにマグネシウムボディが採用されている。マグネシウムはサンシャインのオーディオボードなどに採用されている材料であり、音質的に良いことが期待される。

・モバイル用途のPCとして衝撃耐性を高めるため、内部のパーツを固定せず、フロートさせて支える構造を取っている。このため、振動に強く音質上有利であることが予想される。

・店頭で実機をタッピングしてみると、いやなビリ付きなどがなく、しっかりとしている。

といった点があげられます。一方でバッテリーの稼働時間を延ばすための制御などは音質上マイナスの効果が懸念されるところです。

 なかなかあれこれ試す時間がなく、もどかしいのですが、動作検証や比較試聴がまとまってきたら、またこの機種について書きたいと思います。

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2017年5月 6日 (土)

デジタル音楽信号は何回叩きなおせば良いのか?

 前回、USBアイソレーターRUI-1の導入について報告しました。PCのUSBからのノイズをカットする製品ですが、USBを流れる信号を整形するものともみられると思います。

 私のシステムでは、信号の再生成や形式変換などで信号を打ち直している箇所が多数あります。これらはそれぞれ、音質向上が認められたため、採用していますが、結果としてかなり複雑なシステムになってしまいました。
現状でオーディオシステムは概略このようになっています。

AirMacExpress - 電源タップAT-AF518 - 壁コン
NAS RockDiskNext ー 電池
|  

ハブ4連装 ー それぞれに電池

インテルSSD(システムドライブ) - 電池
     |        
マザーボード WindBoard ー 電池(ARCA-300)
|    |     |
|    |   CPU Atom230 - 電池
|    
  RAMディスクANS9010B - 電池

USBハブ RAL-02HUB - DDC UDIF7
|      |           |
|     電池         電池           
USBアイソレーター RUI-1
DDC UDIF7 ー 電池

DSIX-1.0PA ー 電池

DAC SE-U55GX ー 電池
(単体DACとして動作、USBは接続せず)

プリメインアンプ YA-1 - 電池
(Yoshii9エンジン部)

Yoshii9スピーカー部

 音源ファイルはNASから読みだされるわけですが、音楽信号がDACに到達するまでに
1.スイッチングハブ FX-08mini
2.スイッチングハブ FX-08mini
3.スイッチングハブ FX-08mini
4.スイッチングハブ FX-08mini
5.PC本体
6.USBハブ RAL-02HUB
7.USBアイソレーター RUI-1
8.DDC Udif7
9.DSIX-1.0PA

と、9回にわたって叩き直しを受けていることになります。PC本体は外せないのでその前後で信号の本質がどうなっているかはわかりませんが、それ以外の機器については外すと音質が悪化するので、少なくとも8回の叩き直しについては音質向上に寄与していることになります。

 シンプルなシステムの方が音質上有利という考え方が全く成立しないデジタル音楽信号の不思議さでありますが、複雑化しすぎるのも扱いにくくて困ります。
 一応、一番最後に追加したRUI-1については、高い評価を多く目にするわりに私のところでは比較的小さな効果であったため、信号叩き直しによる音質向上は収束してきていると思いたいところです。

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2017年4月30日 (日)

システム紹介151 USBアイソレーター RUI-1を導入

 アコースティックリバイブのUSBアイソレーター「RUI-1」を導入しました。
Rui1
 
 PCとUSBオーディオデバイスの間に挟んでPCのノイズをカットするという製品です。この製品はUSB1.1対応であり、USB2.0には対応していないので、USBハブとUSB-DDCの間に入れました。PCとUSBハブの間は2.0でつながっていますが、USBとDDCの間は1.1であるためです。
 
システム構成の一部(PC~アンプ)
 
PC
| 

USBケーブル AUS-10M10WH


USBハブ RAL-02HUB
 - USBケーブル - DDC UDIF7 
|       |                        |
|      電池                      電池
ここにRUI-1を挿入
USBケーブル AUS20WH                    

DDC UDIF7 
ー 電池

DSIX-1.0PA 
 電池

DAC SE-U55GX
(単体DACとして動作、USBは接続せず) 電池

YN-AC2 gold


ラインケーブル RK-C305


プリメインアンプ YA-1(Yoshii9エンジン部)
 電池
 
 
 取り付けて再生した直後、これまでの再生音よりも一段と背景の雑音が静かになるのがかなりはっきりと感じられました。ただし、聞きなれた音からの変化ということで敏感に感じ取った結果ということもあるらしく、その後、つけたり外したりしてみても確かに効果はあるものの初めに感じたほどには感じられませんでした。
 以前に、同軸デジタルに使用する類似の製品であるDSIX-1.0PAを導入した時にはびっくりするほどの効果があり、今回も大きく期待するところではあったのですが、PCからのノイズ対策という面では、すでにやりつくしつつあり、結果的に効果が小さく感じられるのかもしれません。逆に、 PCからのノイズ対策が進んでいない環境などではもっと大きな効果があるかもしれません。
 それでも、RUI-1の有り無しをよく聞き比べると、RUI-1があるほうが音のささくれたような余計な音が少なく、演奏の丁寧さが際立って聞こえるという違いがあり、結局RUI-1がないと物足りないということになりました。必須アイテムがまた一つ増えてしまいました。
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2017年3月19日 (日)

マザーボードの音質比較について

 PCオーディオに取り組むものとして、どのようなマザーボードが高音質であるのかは重要で興味深い問題です。しかし、マザーボードの比較試聴は作業が面倒、コストがかかる、マザーボード以外の条件をそろえにくいなどの理由でなかなか行えず、比較試聴記なども少ない現状があります。

 そのような中で「かないまる」氏は自身のホームページの中で多くのPCパーツを比較した経験からの高音質PCの組み方を紹介しています。このコーナーは2010年に開設されたものですが、現在なお出色の出来となっています。
 マザーボードについては高音質の条件として、オンボードグラフィック(ビデオカードレス)であることとATX4P電源コネクタと20P電源コネクタが近いことがあげられています(20Pと4Pが離れていると大きなグラウンドループを形成するため)。またこれらが離れている場合でも
「4Pコネクタが板端に近い場合は、4Pのほうの配線をなるべく基板の端に近付けて通して20Pコネクタのところにもってくるとグラウンドループがつぶれて音質がよくなります」
と書いています。
 http://kanaimaru.com/pc5_yakipaso/0f.htm
 私の場合はこの記述を参考に、マザーボードの変更は大変なので、より効果がありそうなものとして20Pと4Pを別電源(別バッテリー)とする方法 を採ってみて、大きな音質向上効果を得ました。
 では少ないながらも存在しているほかのマザーボード比較試聴記ではどうなっているのか、改めて確認して見ました。
juubee氏のサイトにある2009年の記述です。
2009/5/10
ATOMに触手は動かないと言ったものの、そういう下心を持って購入した会社のPCなので、本来の用途に使う前に試しておくのもいいだろう。PC-Audioに用いて、環境の違いがどう音に出るか、簡単に比較した。M/B、CPU、MM、の順に書くと
1、自作PC (現在の普段PC)
ASUS P5Q
Intel Core2Duo E8400 Wolfdale
DDR2 PC2-6400 1G*2
2、minipc.jp MA330
Intel D945GCLF2
Intel Atom330 1.6GHz
DDR2 PC2-4300 1GB
3、自作PC (以前の普段PC)
ASUS TUSL2-C
Intel Celeron 1.0A Tualatin
SDRAM 512MB
4、minipc.jp ES600
VIA EPIA-PD
VIA EDEN 600 Samuel2
DDR PC2700 256MB
電源はSeasonic SS-550HTに統一、OSはXP Pro SP2 を新規にインストールしてパフォーマンス優先にしただけ、サウンドデバイスはM-Audio TransitUSBを用い付属のASIOドライバーを使用、再生ソフトはfoobar2000。S/PDIFアウトをCDR630に繋ぐ。
結果は、1 < 2 << 3 << 4 。予想通りだ。

P5Qの画像
P5q
asusのホームページより
https://www.asus.com/media/global/products/BxdaHYTJECBvPJ3k/yN6UXtBkmWwlAxWF_500.jpg
minipc.jp MA330の画像
D945gcl2
PCウォッチより
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0925/tawada152.htm
ASUS TUSL2-Cの画像
Tul2c
何のサイトか分かりませんでしたが、画像はこちらから
http://www.fhshh.com/review-board-asus-tusl2-c-for-tualatin.html
ES600 EPIA-PDの画像
Epiapd
画像は販売店アユートのホームページより
http://www.tekwind.co.jp/backup_uc/backup_unity/products/via/detail/epia-pd/epia-pd.html
 画像を見ていくと分かるのですが、3と4は電源が20Pのみで4Pがないマザーボードであり、1と2はATX4Pが付いているマザーボードです。そして1は20Pが中ほどにあり、2は4Pが中ほどにあるので電源ケーブルの取り回しによる工夫もしにくい形となっています。juubeeさんとしては古いロースペックなものが音が良いという趣旨で書いているのですが、結果的には4Pのありなしの比較となっています。
 複数枚のマザーボードの音質比較としては他にESPRESSIVO SOUNDさんが実施した記事があります。(http://espressivosound.sblo.jp/article/76604184.html)
こちらの記事では
・ASUS H87I-PLUS
H87iplus
画像はこちらから
https://www.asus.com/jp/Motherboards/H87IPLUS/
・ASRock Z87E-ITX
Z87miniitx
画像はこちらから
https://www.amazon.co.jp/ASRock-%E3%83%9E%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89-HASWEL%E5%AF%BE%E5%BF%9C-MiniITX-Z87E-ITX/dp/B00CYA5FSG
・GIGABYTE Z87N-WIFI
Z87nwifi
画像はこちらから
http://www.gigabyte.jp/Motherboard/GA-Z87N-WIFI-rev-1x#ov
・MSI Z87I
Msi_z87i
画像はこちらから
http://www.anandtech.com/show/7244/msi-z87i-review-miniitx-haswell-for-140
という4枚のマザーボードを比較しており、このなかでASUS H87I-PLUSが最もよいとしています。次いでASRock Z87E-ITX、さらに少し音質が落ちるMSI Z87I、最も音質が低いGIGABYTE Z87N-WIFIとなっています。
 マザーボードの画像を見比べると20Pはどれもマザーボードの端にありますが最も音質評価の高いASUSだけが4Pも端近くにあります。他3枚はATX4PまたはEPS8Pが中ほどにあります。この比較試聴結果も、4Pの位置の違いによる大きな影響を確認したものと考えられます。
 別のサイトでマザーボード音質比較をしたものとして、http://monolith-theater.net/oldsite/motherboard1.htmlが知られていますが、こちらで比較している2枚については20Pと4Pの位置関係が似ており、別の要因での音質変化となっていると思われます。
 どのようなマザーボードが音が良いのかという問題はPCオーディオに取り組むものとして興味深いものであるのですが、現状発表されている音質比較を調べていくと見ていくと、かないまる氏が指摘するとおり20Pと4P(または8P)の位置関係による音質変化が大きいことが確認できました。その一方で20Pと4Pによる音質変化を意識していない比較試聴となっているために、それ以外の要素による変化は全く調査できていない状況となっています。20Pと4P位置以外の要素による影響を判断するためには、20Pと4Pを別電源として比較することが望まれます。
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2016年12月29日 (木)

高音質HDDケース 林檎派 Macbeth Combo PRO

 以前に購入したHDDケース「林檎派 Macbeth Combo PRO」の音質についての記事です。

 この製品は、eSATA、FW800/400、USB3.0/2.0に対応した金属製のファンレス外付けHDDケースです。WindowsPCのUSB外付けディスクおよびNAS(RocDiskNext)のeSATA外付けHDDとして動作確認できました。普通に使用する分には特に問題は無く、動作音かなり静かなほうだと思います。

 音楽データーをNASではなくローカルHDDに収納してPCオーディオを組む場合には内蔵よりも外付けのほうが振動や電源、ノイズの点で一般には有利と考えられ、私においても以前に音楽データをPC内蔵から外付け(SATAをそのまま外出し)したときに音質向上を確認しています。なお、USB-HDDについては音質的な高評価を見かけないので、使用しないほうが良いのだろうと思います。

 NASには外付けでHDDを増設するためのインターフェースが大体付いていますが、多くはUSBです。ところが、RockDiskNextにはeSATAが付いていますので、ここに外付けHDDを接続し音楽データを収納することによりさらなる音質向上を図ることができるのではないかと考えました。そこで、この林檎派の購入となったわけです。

 日立GSTの500GBのHDDを接続し、RockDiskNextの外付けHDD初めて使ってみたときは甲高い動作音が耳についてしまい厳しい感じでした。その後数日使用するうちにかなり症状が緩和されましたが、やはり聞き疲れを感じる厳しい音との印象となり、RockDiskNextを単体で使用したほうが良好となりました。

 この音質比較にはHDDの種類による音質差が影響しているはずであり、また、HDDが2台動いていることによる動作音の大きさなども影響していと思われます。そこで、RockDiskNextの内蔵HDD(WD Green)を取り外し、それを林檎派に取り付けて(RockDiskNextを空にして)試聴して見ることにしました。なお、両者ともインシュレーターにオーディオテクニカのAT-6099を使用し、電源は付属のACアダプターは使わずにモバイルバッテリーのリチウムdeチャージを使用しています。

林檎派の外見



林檎派のHDD取付金具と制御基盤



WD Greenを取り付けたところ



試聴状況




 まず、HDDの動作音が低減されました。WD Greenの静音性のほか、林檎派ケースもやはり優秀です。(ただし、ゴム足またはインシュレーターがないと床が共振します。)

 動作音が静かになったためか、音質も向上したような気がしますが、それでもやはりRockDiskNextに内蔵した場合との比較では固さの残る音との印象がぬぐえませんでした。
 改めて、RockDiskNextと林檎派ケースを叩いてみると、どちらもびり付きなどは全くないのですが、RockDiskNextはコッコという感じの鈍い音なのに対し、林檎派はカッカとやや甲高い音がしています。この違いが音に現れているのかもれません。

 比較試聴を繰り返した結果、結局RockDiskNext単体で使用したほうが良いとの結論としました。
 まあ、音質向上の期待は適いませんでしたが、RockDiskNextに外付けHDDをぶら下げて使うとなるともともと複雑なシステムが輪をかけてややこしくなるのでそれが避けられてほっとした気分でもあります。林檎派ケースはバックアップ用に使いたいと思います。

 今回オーディオ用としては私において不採用となった林檎派ケースですが、なかなか音質のよい優秀な製品であり、ローカルHDDでPCオーディオシステムを組む場合にはお勧めの製品だと思います。他の多くの外付けHDDケースやNASには音質的に勝っているだろうと予想します。


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