年金改悪法案が衆議院スピード採決
厚生年金の積み立て金を国民年金に流用する改悪案が衆議院でスピード採決されてしまいました。
自民党内でまとまらず、棚上げになっていた案と同等の案を立憲民主党が提出し、あっさり採決した模様です。
年金改革法案が衆議院を通過 基礎年金の底上げ盛り込むも財源など先送り 河野前デジタル大臣は採決欠席
年金制度の改革法案がきょう、衆議院を通過しました。ただ、修正された法案を「毒入りあんこ」などと批判していた自民党の河野前デジタル大臣は採決を欠席しています。
中略
年金改革法案では、パートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくなるよう、いわゆる「年収106万円の壁」の年収要件などが撤廃されるほか、自民・公明と立憲民主党の党首間の合意により、政府提出法案で削除されていた基礎年金の底上げの措置が法案の付則に盛り込まれました。
石破総理
「最終的には99.9%を超えるほぼ全ての厚生年金受給者の方の給付水準が上昇する」こう、法案の意義を強調した石破総理ですが、▼底上げに必要な財源の結論が先送りされたほか、▼一部の高齢者の年金が減ることもあり、「議論が拙速」などと立憲を除く野党は反対しました。
また、基礎年金の底上げの財源に厚生年金の積立金の一部が使われることを“毒入りあんこ”などと批判していた自民党の河野前デジタル大臣は衆議院・本会議での採決を欠席しました。
以下略
厚生年金が流用されるにもかかわらず、ほとんどの人の年金が増えると言っているのは税が投入されるためであり、納めた厚生年金が盗用されることに変わりはありません。そして、その財源となる税はどのようなものなのか、明らかになっていません。多分、何らかの増税が検討されるのでしょう。
立憲民主党は労働者の敵だったのでしょうか、本当に最悪です。
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