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2020年2月

2020年2月16日 (日)

平成14年の官庁訪問

平成13年までの官庁訪問記を書いてから、数年経ってしまいましたが、続きを書きます。

繰り返して書くと、私は専攻分野は地球科学で、できれば研究職につきたいと考えていました。国家公務員採用I種試験は平成8年と平成11年~16年に受験しました。地質調査所(現・産業技術総合研究所地質総合センター)を希望していましたが、平成13年、14年は採用予定がありませんでした。

 

平成14年は国土地理院、海上保安庁、土木研究所を訪問しました。

 

国土地理院はこれまで通り、

企画調整課課長補佐の概要説明→所内見学→企画調整課長面接

という流れでした。

所内見学の後、控室に入って課長面接の順番を待ちますが、この年から、所内見学を案内し、控室に一緒に待機している若手職員が何やらメモを取るようになった。

課長面接は、面談という名目が次第に薄れ、面接らしい形式になってきていた。昔は課長から名刺がもらえたが、このころはなし。また、役職は不明(専門官あたり?)だが、職員がもう一人つくようになった。課長は2年交代で、平成12、13年は同じ方だったが、14年に赴任された方であった。

ごく普通の面接で、それほど特別なことはなかったが(昔のように執拗に質問を促され続けることもなかった)、どこで自己PRできるのか難しいと感じた。課長でない方の職員は受験者の評価を手帳につけていた。少し見えたところでは項目別にAまたはBとつけているようでした。

国土地理院からは例によってその後連絡はなく不採用。

 

海上保安庁は築地ある海洋情報部(旧・水路部)を訪問し、所内のいくつかの部署を順に回らされて、課長補佐あたりと話をし、最後に採用の権限があるらしい課長と面接。

この年度は残念ながら地質職の採用は考えておらず、「流れの方の人」(海流の解析ができる職員だろうか?旧試験区分でいうと物理か水産)を採用するとの話であった。

もともと海上保安庁の地質職は4~5年に1名程度の採用しかしていないのでほぼ門前払いでも仕方がないのだろう。

平成14年時点ではまだ業務説明のための面談という建前が残っており、課長補佐3人ほどとは本当に業務説明と業務に関する雑談(民間企業のセミナー似たいな感じかな)。課長との面談でも、ジュースが出された。

課長は地質職の方であり、海上保安庁の業務の中で分かった地質に関する話もしてくれた。

海洋情報部の主要な業務の一つは調査船で日本近海の海底の探査を行い、地形地質を調査すること。地質屋が能力を発揮できる研究的要素のある業務ですが、大学等の研究機関とは異なり、新たな知見は必ずしも不要でデータが出ればOKの図幅調査であり、行政事務としては国土地理院の地形図発行とほぼ同じとのことであった。地質で採用された職員は若いうちは研究的な仕事をするが、やがては昇進とともに行政職になっていってしまうらしい。

私は研究職希望だとは言いませんでしたが、課長はそれを感じ取ったようでした。

課長は海底を調査した結果至った見解を話してくれました。

地質学の一般的なイメージだと、海底は堆積物がいつもたまり続けていると考えているようなところがあるが、実際にはそのような場所は東京湾などのごく一部の場所に限られ、一般的な海底だと一時的に堆積物がたまってもやがては移動してしまう。たから地層を作っている堆積物はある短期間にドーンとたまったものだと考えられる。

といったような内容でした。地質境界には整合、不整合、断層、貫入があり、後の3者については教科書に明確な説明がありますが、「整合」については明確な説明がありません。連続して堆積しているなら堆積物の変化は必ず漸移的になり、明瞭な面を形成できないはずですが、そこはs説明がありません。

確かに地層が短期間に堆積したものの集合体であるなら、地層の「整合面」がどのようにしてできるのか、合点がいきます。

この課長はこの話を地質の専門家にするとみなそうだそうだと言ってくれる(自説には自信がある)が仕事が忙しくて、学会発表くらいならすぐできるが、論文にする暇がないと言っていました。まあ、半分雑談なのですが、海上保安庁に入ったら研究的な面白い仕事は確かにあるが、あくまで行政職であり、研究を期待してくる場所でもないということを伝えたのだろうと思います。

まあそういうわけで、海上保安庁も連絡はなく不採用。

 

独立行政法人土木研究所地質研究室は平成13年の省庁再編以降では初めての新規職員採用を考えていたようでした。前回の採用は平成7年(平成8年4月勤務開始)と省庁再編前の建設省土木研究所だった時代でした。そのため、職員の方も採用をどう進めていいかよくわかっていなかったようです。

昔の採用は建設省として募集され、採用予定委部局が土木研究所となっていたわけですが、独法になれば土木研究所としての募集となります。しかし、そこがうまく整理されていなかったため、たらいまわしのようになってしまいました。人事院の発表する採用予定数表にも土木研究所の記載はなく、私は大学の求人掲示板で募集があることを知りました。私としては研究職の募集があるということで期待はしました。

一応、土木研究所を訪問し、担当の佐々木主任研究員(当時)と面談した後、地質職のトップである中村康夫地質監(当時)の面接を受けました。そのほか、若手職員の案内による所内見学がありました。土木研究所は学生も技官もいない大学のようで、機械の世話なども全部研究員がやっている(その割に本省オーダーで突如新しい機器などが入ってくる)から大変だと言っていました。

土木研究所地質研究室は結局調整がうまくいかなかったのか、この年はだれも採用しませんでした。

 

以上で、平成14年は終わっていきました。

 

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