ONKYO CR-555をサブシステムに導入
居間のサブシステム用に使用していたアイワのミニコンポが不調になってきたので、代わりに、オンキョーのCDレシーバーCR-555を購入しました。
この機種は、プリメインアンプ、FM/AMチューナー、CDプレイヤーが一体となった製品です。入力はUSB、ライン、同軸、光に対応しています。
光入力にTV、ライン入力にiPodドックを取り付けて使用しています。スピーカーは以前からミニコンポの付属スピーカーに替えて使用しているイクリプスTD307IIです。
テレビやラジオ、iPod、CDとも、以前使用していたアイワミニコンポXR-MD520)と比較して高音質に感じられます。アイワミニコンポはやや低解像度ながら素直な出音で居間のサブシステムには十分に感じられたのですが、CR-555に変更すると解像度が大きく向上し、かつより自然な音となりました。これだけ聴いていると、「メインシステムいらないじゃね」と思えてくるほどです。もっともあとでメインシステムを聴いて見ると、かなり差があって、メインのほうが良かったわけですが、この製品には価格以上の価値はあると思います。
機能や使い勝手について、いくつか。
・USB入力にiPod Touch5を接続して見ましたが、明記されていないWAVファイルの再生も問題なく使えました。また、Podscastの音声も再生可能でした。
・将来的にはHDMIスプリッターをかまして同軸入力にDVDプレイヤーの音声を入力したいと考えています。そこで、同軸デジタル入力の対応フォーマットをメーカーに問い合わせたところ、96kHz/24bitまでの対応との事でした。カタログには192/24(採用しているDACが対応しているというだけらしい)と書かれているので、不親切ではあります。DVDの場合はフォーマット上は96kHzまでの対応でほとんどのソフトは48kHzで録音されているので問題はなさそうです。SACDプレイヤーやブルーレイプレイヤーをハイレゾ対応スプリッターを介して同軸デジタルで接続しようとする場合は要注意です。
・FMアンテナは同軸方の入力に一本のアンテナ(T字でない)を接続するようになっておりすっきりしていて良い。テレビ用のアンテナ線を接続したい場合はそのまま接続できる。
・iPod Touch初代と古い(2006年製)iPod classicはUSBから再生できなかったため、今までどおり、iPodドックからライン出力を引き出してアナログ接続で使用しています。こちらもメーカーからのインフォメーションがほしいところ。
・パネルのスイッチ類はシンプルにまとめられており、デザインを損なわずに機能を使いこなせるようになっています。
以上、メーカーからの製品に対する情報提供には不満があるものの、音は確かで、居間用としてミニコンポよりも上の製品が欲しい場合は適していると思います。
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