参院選、20代は自民党を強く支持
昨日の東京都知事選は予想通り小池さんが圧勝しましたね。鳥越候補は以前の、宇都宮・細川合計票に遠く及ばず、惨敗となり安心しました。
さて、先の参議院選挙について、日本経済新聞が共同通信の出口調査に基づき年代別の投票先と、年代別に選挙を実施した場合の結果を掲載しています(こちら )。
実際の当選者数は与党70、野党51であり、70代以上、40代、50代では同じ数字となっていますが、10代では与党71、野党50と与党がやや増え、20代では与党81、野党40と与党がより優位となっています。団塊世代を含む60代だけが与党の支持が少なく、与党60、野党61となっています。
一人区で民進党が健闘した東北でも、20代をみると山形以外はすべて自民党候補が首位となっており、同じように野党が勝利した新潟、長野、山梨、三重、大分、沖縄も 自民党勝利となります。野党共闘が一定の効果があったというものの、岡田民進党代表のお膝元三重を除くと、民進党への支持は三人区の北海道なども含めてかつて社会党が強かった地域に偏っており、所詮は60~70年代の革新ブームの残り火に依拠した善戦に過ぎなかったのではないかと考えています。
昨日の都知事選の結果も合わせ、もはや「がんこに護憲」という層は少なくなり、護憲を訴えても大きな票にならないことが見えてきた今日、改憲を目指す政党はより大胆な新憲法案を提示するときではないでしょうか。
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