システム紹介140 DDC Udif7へのシールド
先日購入したシールドメッシュですが、昨日、機器に対して使用してみました。
シールドメッシュです。
今回使用してみたのは、DDCとして使用しているフェーズテックのUdif7です。 これは基盤単体として販売された製品ですが、これまで基盤の固定方法およびインシュレーターは探究したものの、基盤がむき出しままであり、オーディオ用に使用している機器の中で外来電磁波に対して最も無防備となっていました。
Udif7などの基盤のみで売られている製品についてはこのように基盤むき出しのまま使用されることがままあり、以前、このことにたいして「On爺」氏
が裸の基盤はダメダメだといってブチキレておりました。そして、しっかりしたケースができないのならせめて牛乳パックにいれてアルミホイルで包む位しろと
いっておりました。
確かに、Udif7についてはアルミのしっかりしたケースを準備されている方もおられその場合は音質の向上しているようです。しっかりした金属性ケースに固定すると音質が向上する原因としては、
1.基盤のポン置きでは不安定で不要振動を生じやすいが、ケースに固定することにより機械的な接地が安定する。
2.外来電磁波に対しシールドされる
という2つの要素があると思われます。On爺氏の発言からは2を非常に重要視しているようですが、シールドの有無に関係なく置き方でかなり音質が変化してしまったので1も重要であると考えられます。
このように考えてくると、何らかの方法で基盤の固定・設置(機械的接地)さえ上手くできれば、シールドについては立派な金属製ケースなど用意せずとも
「蚊帳」のようなものでも良いのではないかと思えてきます。そこで、不器用で工作を苦手とする人間としてはケースを作る代わりにメッシュシールドを用意し
たわけです。私が購入した製品は幅105cm×長さ100cmで13,000円+消費税というオーディオアクセサリーと考えた場合は安価に購入できるもの
でした。
以下、Udif7をメッシュシールドで覆ってみた状況写真です。
基盤の上においてある白い綿のようなものはアコリバのピュアシルクアブゾーバーであり、万一LaQの屋根が崩れて通電性のあるメッシュシールドが落下した場合でもショートしにくいように用心で置いてあるものです。
肝心の音のほうですが、差としては大きくはありませんが、シールドメッシュありとなしを比較すると、シールドがないときの音には少々ノイズが混入してい
たことが分かりました。メッシュシールドをつけるとノイズ感が減り、背景が静かになり、演奏の音が綺麗になったと感じられ、それでいて躍動感がそがれるよ
うな副作用も感じられませんでした。(しかし、ブチキレるほどの違いか?という気はしましたが)
以上、Udif7については今後この状態で使っていくことにします。
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