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2015年2月15日 (日)

官庁訪問3

 引き続き平成8年のお話です。

 国家公務員として採用されるためには「官庁訪問」なるものをしなければならないと分かり、官庁の業務内容や官庁訪問で何が行われるかなどを調べ始めました。現在では「官庁訪問」はすっかり採用のための正規のプロセスとして位置づけられた感があり、受験案内等でもしっかりと案内してありますが、平成8年当時はまだまだ非公式的な扱いであり、採用試験の受験案内にも殆ど記述がありませんでした。
 「官庁訪問」の公式な位置づけとしては「民間企業の会社訪問に相当するものであり、受験者が希望官庁の業務について知るための業務説明等を行うもの」というもののようでした。「業務説明等」といいながらメインは採用のための選考であるという実に不親切で分かりにくい制度となっていました。

 調べていくと、中央官庁というところは大体どこでも想像以上に激務であるらしいことが分かりました。また、仕事内容的にもどうももうひとつ魅力が感じられません。ただし、採用予定のある中で「国土地理院」については残業が少ないとあり、仕事内容的にも技術的な部分が多く、面白そうに思えました。もちろん「地質調査所」ならば研究員になることができるので非常に魅力的です。そこで、「地質調査所」と「国土地理院」の二つを訪問先としました。
(なお、地質調査所を含む工業技術院の後身である産業技術総合研究所では現在は採用試験からの地質職の採用を行っていないようです。)

 この時代の官庁訪問の特徴は「業務説明」を建前としていたためなのか、ひたすら受験者に質問をさせ、質問の内容によって受験者を評価するというやり方をしていたところでした。実際国土地理院に官庁訪問の予約を入れる電話をしたところ、いきなり電話口で「何が聞きたいですか?」と質問を促され面くらいました。ちなみに農林水産省にはだいぶ年上ながら大学の先輩がいることが分かったので、そちらにも業務内容を聞こうと電話してみたのですが、そのときもいきなり「はい、どうぞ」と質問もとめられたので、官庁全体にそのようなやり方をとっていたのでと思われます。

 国土地理院を訪問すると、初めに企画調整課の課長補佐から一通りの説明があり、その後所内を見学しながら5人ほどの担当者から説明を受けました。その後、企画調整課長との面談(という名目の面接)がありました。課長との面談は和やかに始まり、志望動機や大学での研究のことなどの話題から始まりましたがやはりここでもどんどん質問を求められ、なかなかいい質問ができずにいると雰囲気が悪くなっていき、あなたはダメですねぇという感じで終了してしまいました。
 地質調査所の方は研究職採用なので研究している内容を聞かれただけで終わりました。こちらの方は大学での研究内容と研究所として取り組みたい分野のマッチング、そして試験の成績が重要な要素となって採用者が決まるようでした。この年には分かりませんでしたが、その後の情報もあわせると「コネ」も大事なようでした。

 この平成8年は結局2次試験に合格できなかったのですが、合格していたとしてもトップの成績でない限りは採用はなかったと思います。

 このときのような受験者にひたすら質問をさせるというやり方はやはり批判があったのか、その後変化して通常の面接に近くなっていきますが、それでも近年の官庁訪問について書いたブログなどでも「受けのいい質問」ができた省庁に採用が決まった例み見られるので、これから国家公務員を目指す方についても、業務内容に関するしっかりした質問を事前に用意しておくことは重要であると思われます。

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