システム紹介123 NASへのファイル収納
音楽CDのリッピング最終工程です。
MOに作ったWAVファイルを貯蔵庫であるNASに収納します。
NASはIOdataのRockDiskNextを用いています。このNASの電源は電池駆動とし、さらにインシュレーターによる振動対策を行っています。
MOへの書き込み後は、キャッシュにデータが残っているため、一度MOディスクを抜き、キャッシュをクリアしてから再度ディスクを挿入し、作業を開始します。
特別な作業ではなく、エクスプローラーでWAVファイルの入っているフォルダを選択して(カットではなく)コピーし、NAS内のフォルダに貼り付けるだけです。そのとき、WAVファイルの置いてあるフォルダの階層が変わらないようにします。
NASはマザーボードのLANポートから4つのスイッチングハブを解して接続されているので、その経路を通ってファイルをコピーします。
CDからのイメージファイル作製、MOへのWAVファイルの作成、NASへのコピーと3工程あるわけですが、どの工程を実施するときもこちらの
ノイズハーベスターにより家屋内の電源状態を監視しながら行います。
作業はノイズハーベスターが点灯していないときに行い、作業中に点灯した場合には作業を中断し、作成中のファイルについてはノイズに犯されたものとみなし、廃棄します。カット&ペーストではなく、コピー&ペーストを行うのはこのためです。
コピーが完了したらiTunesのフォルダをNASに変更し再生するととようやく音楽を聴くことが出来ます。
以上、システム紹介92-1より、23回にわたって音楽CDからのリッピングについて書いてきましたが、ようやく終了です。これだけの作業を行うのはかなりの苦行ですが、よい音のためにこなしています。とくに、ノイズハーベスタが消えている間の作業という点と、機材をすべて電池駆動していることからくる連続作業時間の制限により効率は悪く、CDのリッピングも1年間で100枚できればよい方となっています。
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