システム紹介115 音楽CDのリッピング(インポート)作業
今回はCDイメージからWAVファイルを生成・保存する作業です。
まずCloneCDで作ったCDイメージファイルをVirtual Clone Driveにマウントします。
このあと作業は、ソフト的にはCDから直接WAVファイルを生成する場合と同じであり、WAVをはき出すリッピングソフトを使用します。
このような作用に定番となっているのがEACである訳ですが、EACの特長はCDの読み込み時にエラーが発生した場合に光ドライブが対応する限り再読み
込みを行って出来るだけ正確なバイナリを読もうとするところにあるため、RAMディスクに置かれたCDイメージファイルを読み込む分には特にメリットがな
さそうに思われます。私は再生ソフトがiTunes7.0.2+foobar2000マルチプラグインであり、iTunesのプレイリストを使っていますので、取り込みもiTunesで行っています。
iTunesを立ち上げるとドライブCDが入っている状態になっています。
インポートの設定は44.1kHz、16ビット、ステレオ、エラー訂正を使用するとしています。
iTunesによりリッピングにおいてはこの「エラー訂正」を用いた方が高音質であることが多数報告されており、こちらの方が鮮度の高い音になります。
この「エラー訂正」具体的に何をしているのか調べようとしましたが、残念ながら1次ソースを発見することが出来ず、わかりませんでした。ただし、1次
ソースではないものの、データずれを防ぐために少しずつ重ね読みをしていると書かれているサイトが複数を見つけました。空想では思いつきにくい動作なので
多分之が正しそうに思えます。ビットエラーが生じている場合もこの重ね読みによって抑制されるのかもしれません。「エラーリトライ」ではないようです。こ
の動作ならCDイメージファイルの読み込みにおいても有効そうに思えます。
そして、WAVファイルの保存先が指定出来ないので、iTunes Musicフォルダの位置指定によりMOディスク内のフォルダを指定します。
その後、トラックを選択し、インポートを開始します。私の使用しているSCSI-MO ですと平均して8倍速程度の速度がでます。
MOにファイルが生成されたら、ファイルをインポート時のフォルダ構成を維持するようにNASに移動し、iTunes Musicフォルダの位置をNASに戻すとNASからの再生が可能になります。
以上、オリジナリティーはありませんが、CDイメージファイルからのインポートでした。
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