システム紹介108 ファイルベイの防振
リッピングに用いるCD-ROMの内部防振、天板防振ときて、次はCD-ROMを取り付けるファイルベイの防振について書きます。
これをやろうと思ったのはブログ「Yoshii9を最高の音で聞こう!」において、リッピングに用いるCD-RWドライブの振動対策として、ドライブの下に鉛柱を吊るすという手法が紹介されていたためです。このブログに載っているものと同じものは私には難しいとのですが、このような振動対策によって音質向上があるのなら私としても絶対に何らかの代替策をとらなければなりません。
簡易的な方法として、CD-ROMを取り付けている5インチベイの下にある3.5インチベイのところに錘をぶらされることを考えました。3.5インチベイは以前はバックアップ用のHDDを取り付けていたのですが、現在はすべて撤去したのでがらんどうになっています。とりあえず手持ちん鉛文鎮を吊り下げて見ました。
使用している白い紐は「リボンコード」というジャンルの商品で、手芸店で購入することが出来ます。2本のうち1本はシルク製のものを選びました。また、CD-ROMの取り付けに使用するネジにはハネナイトワッシャーをかましています。
この状態を試して見ると、明晰な音に変化し、良くなったような気がしたのですが、しばらく使って見るとどうも高音に違和感があり、ややゆがんだ音になってしまっていることが分かりました。錘が重すぎてケースがゆがみ、音の歪みにつながっていた様です。
ですので、もっと軽くしてみようということでこのような材料をホームセンターで購入しました。
配管用の材料です。ここに鉛テープを巻きつけ、重さを持たせます。
そして、リボンコードによって5インチベイから3.5インチベイのところに吊るしました。
なお、振動対策のため、ファイルベイのカバーは外しています。
この状態を試したところ、鉛文鎮を吊るしたときの音の歪みが解消され、良い音になりました。
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