システム紹介92-1 CDスタビライザーの選定
CDの回転を安定させることによる音質向上を狙った、CDスタビライザーというジャンルの製品があります。
私は昔からのオーディオマニアではないため知らないのですが、調べると、80年代の中ごろからいろいろな製品が登場したようです。この頃のものは重みでCDを押さえ込む、硬質の製品が多かったようです。これらの製品は重さが有りすぎてCDプレイヤーがうまく動作しなくなるものがあったり、動作知る場合でも必ずしも音質向上しない、固有の響きがのるといった問題があり、下火になっていったようです。
最近でも開発され、販売されているものがありますが、昔の製品の欠点を解消したものになっていることも期待されるため、評判の良さそうなものを情報収集してみました。
【594】091010 KS邸訪問(5)DSとPC聞き比べ・・・(^^;
ACCUREADというCDスタビライザーが効果的であったという記事です。
Viv lab ACCUREAD
こちらは、いくつかのCDスタビライザーを比較試聴してみて、
Ge3 : 中域量感UP
カイザーサウンド : 高域明瞭化、音の伸びUP
ViV laboratory : (Ge3+カイザーサウンド)/2
という感想を述べており、ACCUREADを選択し購入ています。
実験室あきやん邸【第1話:CDの情報】
こちらもCDスタビライザーの比較記事であり、
ACCUREAD > G3の響 > スタビライザーなし
との結果を載せています。
-静-CDスタビライザー
静という製品についての記事で、好評となっています。
この「静」はこちらによると
>カーボンファイバー(CFRP)層と特殊な炭素繊維層の二重構造で構成された
>CD用スタビライザー炭素繊維層には、カーボンマイクロコイル(CMC)、
>フィライト等がハイブリットコーティングされています
となっており、ハイブリッドの材質のようです。
Eau Rouge ER-CDSX
CDスタビライザーを試す
この2つは、ER-CDSXなる製品についての試聴記であり、いずれも高く評価しています。こちらはカーボン系の振動吸収素材のようです。
fo.Q リマスターリング
ディスクスタビライザー DS-25E
ディスクスタビライザー fo.Q DS-25 Remaster-Ring
これらはfo.Qのリマスターリングについての記事で、いずれもかなり好評です。
これら現在において好評のCDスタビライザーについてまとめると、単一の材料を使った硬質の製品はなく、そして、重さでCDを抑える発想のものはなく、カーボン系かまたはACCUREADのような軽量のマグネシウムに漆を塗った軽量のハイブリッド材料、リマスターリングのような軟質系のものが高く評価されていると思われます。
つづく
←こちらもお願いします。
にほんブログ村
« ノイズハーベスタの点灯 | トップページ | システム紹介92-2 CDスタビライザーその1 リマスターリング »
「オーディオ」カテゴリの記事
- CDトランスポーター/リッパーが発売(2024.12.20)
- Philewebコミュニティがサービス終了へ(2022.06.03)
- 自宅大改築(2021.07.23)
- ダイアトーンのカーステレオ続編(2021.02.03)
- ケーブルで音が変わる要素全体論(2021.01.16)
「PCオーディオ」カテゴリの記事
- CDトランスポーター/リッパーが発売(2024.12.20)
- AirMacExpressの外部クロック的利用(2012.03.15)
- シールドメッシュの見た目改善(2020.11.19)
- USBサウンドデバイスが認識しなくなった(2020.08.28)
- USBサウンドデバイスの2台接続はWindows10でも有効か?(2017.07.02)
コメント