システム紹介91 宅内ノイズ対策 ~フェライトコア、ノイズハーベスター、クワイエットライン、ACエナコム~
オーディオに取り組んでおられる方で家庭内のノイズ対策を行っている方は多いと思います。私においても、いくらかの対策を行っています。
まず、基本技ですが、電気製品の電源ケーブルにフェライトコアをつけています。出来るだけ、抜けが無いようにつけていきます。
エアコンです。
トイレです。
こちらはIHクッキングヒーターの電源ケーブルであり、我が家の場合は、IHクッキングヒーターの下の引き出しを開き、奥を覗き込むとアクセスできます。
その他、写真はありませんが、エコキュートなどにもフェライトコアをつけています。少しづつ増やしていったためか、オーディオの音の変化があったかどうかは分かりませんでした。
唯一明らかな効果が感じられたのが、オーディオ部屋の蛍光灯の電源ケーブルへのフェライトコアの設置でした。
写真では、蛍光灯型のダイオード灯に変わっていますが、フェライトコアをつけた当時は通常の蛍光灯でした。オーディオシステムについても現在は大半の機器が電池駆動になっていますが、当時はまだコンセントから給電していた機器が多く残っていました。蛍光灯にフェライトコアをつけてみると、スピーカーから出ている音からはっきりノイズが減少するのが感じられました。
ダイオード灯への変更は、ノイズ対策というよりも、蛍光灯ですと、わずからながらうなり音が出てしまうため、それを解消するために実施したものです。この変更により、スピーカーからの音については変化がわかりませんでしたが、蛍光灯のうなり音は聞こえなくなり、リスニング環境が改善されました。
他には雷フィルターも併用しています。電子レンジ等の電源を取っているコンセントです。
こちらは冷蔵庫の電源です。
冷蔵庫へ給電する電源プラグにノイズフィルターを挟んでいます。上の空きコンセントに刺さっているのは、並列型のノイズフィルターであるハーモニックスの「ACエナコム」です。
QuietLineも使用しています。
こちらはノイズハーベスタです。下側のコンセントに刺さっている黒いものは直列型のノイズフェイルターです。
ノイズハーベスタは2個、クワイエットラインは1個、ACエナコムは3個使用していますが、どれも、有り無しの音の差は分かりませんでした。クワイエットライン、ACエナコムとも、私の家の場合はつけてもノイズハーベスターの点滅が少なくなることもありませんでした。
ノイズハーベスターはノイズの量に応じてランプが点灯しますが、点灯の仕方によって、オーディオから出てくる音には(電池駆動であるにもかかわらず)変化が感じられるため、少なくともノイズが入っている来たときにそれを知らせる機能は十分働いていることが分かりますし、このことによりノイズ反応していることが分かるため、コンセントにさしていることにより少しは効果が出ていると思われます。
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