システム紹介90 RR-77の電源
前回のRR-77についての記事に
引き続き、今回はRR-77の電源についての記事です。アコースティックリバイブの掲示板においてはRR-77についての電源の取り方も時々話題にあがっ
ています。また、メーカーにおいても、この製品の給電については一般のオーディオ機器と同様に取り扱うことを推奨しています。ですので、電源に応じた変化
が多少はあるものと思われます。
一方で、ブログ「Yoshii9を最高の音で聞こう!」によれば、RR-77は電源の質にこだわるよりもACアダプターへのインシュレーターが効果的であったと述べています(こちら)。
そこで、私においては、効果が特殊かつ微妙であるRR-77について最適な電源を探求することの難易度の高さを考えて、ACアダプターの下に設置するイ
ンシュレーターについてはYoshii9を最高の音で聞こう!を模倣することとし、山本音響工芸 PB-10に東海工機
シュアフレックス3Jを置いて、その上にACアダプターを置くことにしました。
ところが、ACアダプターの形状がYoshii9を最高の音で聞こう!に掲載されているものと異なっていたことから、安定した設置とはならなかったため、ACアダプターの上に卓上レンズを置いて、押さえ込みました。
そして、ACアダプターはプラグ生えだしであり、この状態ではそのままコンセントに指すことが出来ないこと、コンセントから離した方がコンセントの振動から逃れられると思われることから、パナソニックの延長コードを介してAC電源を供給することとしました。
この製品は設置場所の都合で2.0mにの製品を用いていますが、3.0mのモデルは近所のスーパーマーケットなどにも置かれているものの、2.0mのものはほとんど売っているところがなく、結局秋葉原のヨドハシカメラまでいって購入しました。
アコリバの製品はこのRR-77もDSIX1.0PAも添付のACアダプターがプラグ生えだしであり、音質上不利に思われるのですが、どうなのでしょうか。
電源についてはもう一つ、極性によってRR-77の効果が変わります。これまた微妙で難しかったのですが、RR-77のすぐ斜め下あたりに顔を持ってき
て聞き比べると一応違いが判別出来ました。ACadapterと書いてある[r]の側の方のプラグをアース側にした方が、RR-77の効果が良好でした。
一つ目の写真で緑色の線が書いてありますが、アース側をマーキングしたものです。アコースティックリバイブの掲示板でやりとりしたところ、ACアダプター
の個体によってばらつきがあるらしく、逆の方が良い個体もあるようでした。メーカーの石黒社長によると、DCプラグの電圧が高くなる方が、極性の合ってい
る方であるとのことです。テスターによっては判別出来ないので(私のテスターでは出来ませんでした)、石黒社長からは、ACアダプターを送れば、極性を調
べていただけるとのありがたい申し出も有りましたが、極性による音質の違いを聞き取ることが出来たため、依頼しませんでした。どうしてもわからない場合
は、石黒社長に連絡を取ってみるとよいかもしれません。
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