文科省、歴史や領土を巡って問題の多い教科書検定基準を改正する方針を固める
文部科学省は、自民党から今の教科書は歴史や領土を巡って問題のある記述が多いなどと指摘されていることから、教科書検定基準を改正して、通説的な見解がない場合は特定の見解だけを強調せずバランスよく記述することなどを新たに盛り込む方針を固めました。
自民党の教育再生実行本部の特別部会は、南京事件や沖縄県の尖閣諸島などを念頭に、今の教科書は歴史を巡って問題のある記述が多く、領土に関する記述が不十分だなどとして、教科書検定基準の見直しを安倍総理大臣に提言しています。
こうしたことを踏まえ、文部科学省は、教科書検定基準を改正して、近現代の歴史などで通説的な見解がない場合、特定の見解だけを強調せず、バランスよく記述することや、政府の統一した見解や確定した判決がある場合は、それを取り上げることなどを新たに盛り込む方針を固めました。
文部科学省は、教科書検定調査審議会に諮り、来年1月にも検定基準の改正を行いたいとしています。
また、文部科学省は、これにあわせて、沖縄県竹富町が、地区の協議会が選んだものとは別の教科書を独自に使い続けていることに関連し、今後、同様のケースが生じないよう、法改正を含め制度の見直しを検討する方針です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131109/k10015925211000.html
きわめて当たり前の方針が出たようですが。南京事件や日本の領土問題について、通説ではないことを確定した事実のように書いている教科書が結構あるということなのでしょう。 日本史では近代史だけでなく、神武天皇が全く出てこない教科書があるらしいことも日本の教育として問題でしょう。教科書の正常化を期待します。

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