PCオーディオシステム紹介中間まとめ3 電源
システム紹介の中間まとめとして、今回は電源関連です。
私は、オーディオ関連機器の電源としては、電池による直流駆動を基本としています。電池駆動の目的としては、もちろん、
・コンセントから流入するノイズを低減すること
・AC/DC変換時のノイズが発生をふせぐこと
であるわけですが、そのほか、1つの電池から複数の機器に電力を供給しないようにすれば、アースループを完全になくせるというメリットがあります。オーディオの基本として、電源をできるだけ別にする、アナログ系とデジタル系はできるだけ遠いコンセントから電源をとるなんてことが言われますが、1つに機器に1つの電池で駆動すれば、単純な方法で完全別電源とすることができます。なお再生形のシステム構成については、こちらにまとめています。
使用機器の中で、AirMacExpressだけは電池駆動ではなく、コンセントから電源を取っています。ただ、再生に関係する機器で、コンセントから電源をとっているのはこれ1つだけなので、音楽再生に関する機器の電源の独立は保たれています。
各機器の電源に関する記事です。
・Yoshii9のアンプYA-1の電源
・DAC SE-U55GXの電源
・同軸アイソレーター DSIX-1.0PAの電源
・USBハブ RAL-HUB02の電源
・スイッチングハブfx-08miniの電源
・NASの電源
・AirMacExpressの電源ケーブル
・AirMacExpressの電源タップ
・AirMacExpressに使用しているノイズフィルター
なお、DDC udif7の電源も電池ですが、この製品については電池駆動が普通なので、特に独立した記事にしていません。PC本体についても、電池駆動をしていますが、これについては後から記事にします。
ほかに電源関連の工夫として、YA-1には仮想アースであるアコースティックリバイブのRGC-24を使用し、AirMacExpressは電源プラグをはずすと現れる支柱がアース端子であるとの情報により、これをエアコン用アースに接続するとともに、USBポートにバッテリーをつなげて、仮想アースとしています。
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