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2013年11月25日 (月)

システム紹介87 PCのメンテナンス

 PCを完全に音楽再生専用とするのではなく、他の用途にも多少は使おうとすると、やはりメンテナンスが必要です。

 具体的には一般のPCと同様にデスクトップの整頓ですとか、システムドライブのデフラグとか、使わなくなったソフトのアンインストールですとか、余計なテンポラリ等の削除(「CCleaner」などのフリーソフトを使うと便利です)などがあります。また、USBなどの端子の清掃もPCオーディオには重要かもしれません。

 私はUSBサウンドデバイスにより音楽再生を行っていますが何年か使っているうちに、PCに負荷がかかった際に時々音とびが出るようになりました。PCの負荷を軽くする対策を取ると、一応改善はするのですが、また再発することもあり、根本的に直ることはありませんでした。そのうち、高音質化の手法のひとつとして、「カーネルミキサーのアンマッピング設定」を取り入れるようになりました。これ自体は音質に効果があったのですが、動画などを見たいときには設定を元に戻す必要があり、何度も設定を変えているうちに、USBサウンドデバイスから音が出なってしまいました。この問題の解決方法を探す中で、有効であったのが、

「不要デバイスの削除」です。

これだけ聞くとなあーんだと思ってしまいますが、WindowsXPではデバイスマネージャーに認識しているだけで使っていないデバイスをすべて表示させるためには、普通にデバイスマネージャーを開くだけではダメで、特別な操作が必要でした。

その方法を書きます。まず、コマンドプロンプトから
SET DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES=1
devmgmt.msc
というコマンドを入力します。


すると、デバイスマネージャーが立ち上がってくるので、


画像のように「表示」から非表示デバイスの表示を選択し、チェックが入った状態にします。すると、デバイスマネージャーが認識しているが、接続されていないデバイスが半透明で表示されてきます。先ほどのコマンドを入力せずにこの操作をすると、全部は表示されません。この状態で、半透明になっているデバイスのうちすぐには使わないものを削っていきます。ハードウェアの入れ替えが激しい場合はたくさんの繋がっていないデバイスが表示されていると思います。いろんなUSBメモリやデジカメなどを接続している場合も同様です。Windows98ならばセーフモードで立ち上げれば同様のことが出来たのですが、XPになってかえってわかりにくくなったようです。

 私が始めて実行したときは、かなりの数の懐かしいデバイスが表示されたので、時間をかけて消していきました。そして再起動すると、USBサウンドデバイスが正常動作するようになり、音飛びもなくなりました。

 それにしても、いまとなってはやや旧式のWindowsXPとはいえ、いまどきプロンプトからコマンドを打ち込まなければならないとは、理解に苦しむ仕様です。(まあ、想定外の不具合なのでしょうが)
 CPUにAtomを使ったPCはマシンパワー不足で音が飛ぶなんて書き込みを良く見かけます。もっとも根本的な原因はCPUのパワー不足ではなく、Atomの載ったマザーボードに多く搭載されていた古いIntel製USBコントローラーの出来の悪さにあるようなのですが、この方法によりメンテナンスすることによって解決する場合もあると思われます。

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