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2013年11月

2013年11月30日 (土)

システム紹介90 RR-77の電源

 前回のRR-77についての記事に 引き続き、今回はRR-77の電源についての記事です。アコースティックリバイブの掲示板においてはRR-77についての電源の取り方も時々話題にあがっ ています。また、メーカーにおいても、この製品の給電については一般のオーディオ機器と同様に取り扱うことを推奨しています。ですので、電源に応じた変化 が多少はあるものと思われます。
 一方で、ブログ「Yoshii9を最高の音で聞こう!」によれば、RR-77は電源の質にこだわるよりもACアダプターへのインシュレーターが効果的であったと述べています(こちら)。
 そこで、私においては、効果が特殊かつ微妙であるRR-77について最適な電源を探求することの難易度の高さを考えて、ACアダプターの下に設置するイ ンシュレーターについてはYoshii9を最高の音で聞こう!を模倣することとし、山本音響工芸 PB-10に東海工機 シュアフレックス3Jを置いて、その上にACアダプターを置くことにしました。
 ところが、ACアダプターの形状がYoshii9を最高の音で聞こう!に掲載されているものと異なっていたことから、安定した設置とはならなかったため、ACアダプターの上に卓上レンズを置いて、押さえ込みました。

 そして、ACアダプターはプラグ生えだしであり、この状態ではそのままコンセントに指すことが出来ないこと、コンセントから離した方がコンセントの振動から逃れられると思われることから、パナソニックの延長コードを介してAC電源を供給することとしました。                        
 この製品は設置場所の都合で2.0mにの製品を用いていますが、3.0mのモデルは近所のスーパーマーケットなどにも置かれているものの、2.0mのものはほとんど売っているところがなく、結局秋葉原のヨドハシカメラまでいって購入しました。
 アコリバの製品はこのRR-77もDSIX1.0PAも添付のACアダプターがプラグ生えだしであり、音質上不利に思われるのですが、どうなのでしょうか。

 電源についてはもう一つ、極性によってRR-77の効果が変わります。これまた微妙で難しかったのですが、RR-77のすぐ斜め下あたりに顔を持ってき て聞き比べると一応違いが判別出来ました。ACadapterと書いてある[r]の側の方のプラグをアース側にした方が、RR-77の効果が良好でした。 一つ目の写真で緑色の線が書いてありますが、アース側をマーキングしたものです。アコースティックリバイブの掲示板でやりとりしたところ、ACアダプター の個体によってばらつきがあるらしく、逆の方が良い個体もあるようでした。メーカーの石黒社長によると、DCプラグの電圧が高くなる方が、極性の合ってい る方であるとのことです。テスターによっては判別出来ないので(私のテスターでは出来ませんでした)、石黒社長からは、ACアダプターを送れば、極性を調 べていただけるとのありがたい申し出も有りましたが、極性による音質の違いを聞き取ることが出来たため、依頼しませんでした。どうしてもわからない場合 は、石黒社長に連絡を取ってみるとよいかもしれません。


死んだハト、血まみれのティッシュ……習志野パチンコ店建設強行問題で、反対住民に相次ぐ嫌がらせ被害

 反対運動が起こっていた千葉県習志野市のパチンコ店建設で、一部の反対住民が嫌がらせ被害を受けていたことが分かった。

「おまえの施設が出て行ったらええねん/20人ぐらいのガキのために/何千人もいるパチンコファン犠牲にすんなや」

 同市にある障害児童福祉施設に、こんなメールが送られてきたのは、ちょうど建設が始まったばかりの今年5月のこと。新設のパチンコ店とは、わずか90メートルの距離とあって、施設の関係者がこの建設に対して問題提起を行っていたところ、こうしたメールのほか、多数のゴキブリの死骸や血のついたティッシュペーパーなどが敷地内に投げ入れられた。さらには運営者の自宅にまで連日、石やゴミが投げつけられるありさまで、反対運動をしていた中心メンバーにも被害が集中。反対集会を主催した男性の自家用車が傷つけられたり、この件を取材していた地元の記者には「おまえパチンコに反対して何の得があんねん」という脅迫電話があり、庭には死んだハトの死骸が複数、投げ込まれた。

「それまでこんなことは一度だってなかったのに、パチンコ反対運動をした途端にこれですからね……」(ある住民男性)

 マルハン習志野店の建設は、今年2月ごろになって住民の知るところとなったが「その時点ですでに、4月に着工予定と、ストップはかけられない状態だった」(同)という。現場は閑静な住宅街だが、約4,000平方メートルに777台の駐車場を持つ大型店ができるという話に、周辺は騒然となった。目前には高校や福祉施設があったからだ。

 習志野市は、教育施設から200メートル以上の距離を置く独自のルールを制定していたが「まったく同じタイミングで、市はその条例を撤廃して、まるで市がパチンコ店を誘致したような形なので、宮本泰介市長にも掛け合いましたが“もう決まったこと”と冷たく突き放された」と住民男性。現地では「行政と店側がデキているのではないか」というウワサも立った。

 癒着疑惑がささやかれたのは、地元警察もしかり。数々の嫌がらせ被害に対し、被害者が所轄の警察署に相談したところ「イヤなら引っ越せばいい」と冷たく返される始末だった。パチンコ業界には多くの元警察OBが天下りするなど、長く癒着関係がいわれてきただけに、住民の不信感は高まるばかり。

「もちろん嫌がらせの犯人は分かっていませんが、マルハンは説明会でも一部の社員が住民に対する横柄な応答で反感を買っていて、市の定めた開発事業指導要綱というルールにも違反していながら建設を強行したり、工事の進め方に協定を締結したいと申し入れてもダメで、そういう姿勢なので、嫌がらせは“ここを担当する(マルハンの)連中がやったんじゃないか”って言う人もいます」(別の住民男性)

 結局、店舗が完成し、大きな看板と照明群が夜遅くまで点灯。

「交通量も増えて、変わってしまった住環境は元には戻せない。店の営業時間は23時までですが、せめて照明だけでももっと早く落せないかと要望をしているんですが、現時点で色よい返事はもらえていない」(同男性)

 相次ぐ嫌がらせ被害には、怖がって反対運動や交渉をやめてしまった人も続出。別の住民女性によると「11月に入っても、気を滅入らせるようなメールが続いている」という。

「マルハンが犯人だとは言いませんが、説明会では住民の名前と住所を書かせていたし、近隣のマンションには戸別訪問の意思も示していて、まるで反対住民の個人情報を把握したがっていたように見えたので、怖い」(同)

 おびえる住民をよそに、店舗前の道路には車の通行が急増。こうした問題は全国各地で起こっており、実質は賭博場であるパチンコ店の建設には、さらなる規制が必要という声も根強い。しかし、パチンコ業界は、関連企業の役員の親族の結婚式に安倍晋三や小泉純一郎ら新旧の首相が出席するほど、政界の後押しを取り付けており、自民党が進めているカジノ解禁にも深く食い込む動きを見せている。こうした巨大利権の結びつきの前では、抗議むなしく、市民も悲しい目で見つめるだけとなっている。

(文=和田修二)

http://news.livedoor.com/article/detail/8286460/

 このニュース、私としては大きな関心は持っていなかったので、取り上げていなかったのですが、いろいろ激しいことになっている割には知っている方が少ないようなので、掲載しておきます。嫌がらせは必ずしもマルハン関係者との確証はないようですが、起こっている事実そのものはもっと知られた方が良いと思います。


2013年11月29日 (金)

企業の8割が基本給上げ、6年ぶり高水準

 景気回復を背景に、賃上げの動きが広がりつつある。厚生労働省が28日公表した実態調査では、2013年中に定期昇給などで給与を引き上げる企業は前年比4.5ポイント上昇し79.8%と、6年ぶりの高水準となった。定期昇給制度を持つ企業のうち、13年中にベアを実施する企業は管理職以外の一般職で1.8ポイント上昇の13.9%だった。

 デフレ脱却をめざす安倍内閣は企業経営者に賃上げを求めてきており、14年の春季労使交渉ではベアの動向が焦点となる。

 調査は今年8月時点で、正社員など常用の労働者が100人以上いる1853社からの回答を集計した。基本給には、残業代やボーナス(賞与)は含まれない。基本給を引き上げる企業の割合は比較可能な1999年以降で2番目に高い水準だった。

 厚労省は「賃金の見直しを決める春時点で、景気が持ち直していたことが影響した」と分析している。ベアを実施した企業は、規模が小さくなるほど割合が高くなった。

 労働者1人あたりの引き上げ額は前年を339円上回る4375円。業種別では、研究所や法律事務所などの「学術研究、専門・技術サービス業」が最も高く、95.1%が賃上げすると答えた。最低は運輸・郵便業の61.5%だった。

 14年の春季労使交渉はこれから本格化する。連合は5年ぶりに従業員の基本給を一律引き上げるベアを経営側に求める方針を固めた。来年4月の消費増税を控え、政府も業績が改善した企業にはボーナスでの還元だけでなく、基本給を引き上げるよう呼びかけている。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS28038_Y3A121C1EE8000/

 定期昇給、ベースアップも数字だけ見ると少ない印象は続いていますが、近年のデータと比べると良くはなっているようです。続いてほしいものです。




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システム紹介88、89 RR-77とそのインシュレーター

 人工の電磁波が飛び交う現代では薄れがちなシューマン共鳴波なる自然に存在する電磁波を発信し補うことにより音質改善を行うという製品がこのアコースティックリバイブRR-77です。現在はモデルチェンジにより、RR-777となっています。シューマン共鳴波を出すことがなぜ音質改善につながるのか、全く謎ながら、ネットで試用感をいろいろ読むと不思議と他の機器では得られない効果があるとする感想が多く見られます。
 他の機器では得られない効果があるとすれば、高音質志向であるならば必ず導入しなければならない機器であると考え、大きな効果があるかは疑問でしたが、私も導入しています。

 メーカーホームページや説明書によると、部屋のどこでも良いので1m50cm以上の高さを確保してくださいとのことでしたので、リスニングポイントの側方にある本棚の上において電源を入れてみました。その状態で音楽を鳴らしてみたり、音楽を鳴らしながらRR-77の電源をon,offしてみたりしたのですが、変化が全く感じられませんでした。知人のオーディオマニアにも比較していただきましたが、同様に変化が全くわからないとのことでした。

 その後、アコースティックリバイブ掲示板で常連の方々とやり取りさせていただいた結果、スピーカーの中間に近い位置で高いところに設置すると良いとアドバイスを受けました。その頃いた部屋ではスピーカの置いてある後ろの壁の天井近くに棚がすえつけてありましたので、RR-77をそちらに移動しました。そして椅子の上に立ち、RR-77の直ぐ斜め下に頭を持ってきた状態で、RR-77のonとoffを聞き比べました。するとRR-77を入れると若干音の雰囲気が変化することが分かりました。RR-77ありの方がほんの少しだけ、音がはっきりして聞き取りやすくなるように聞こえました。解像度が上がるという感じではなく、音色が明瞭になる感じです。RR-77についてはあるオーディオショップの店員から、音に色が付くという感想を聞いたことがあるのですが、私の感想としては、余計な色付けには思われず、むしろ、本物らしく、生生しくなる方向の変化に感じられました。
 このときはちょうど良い棚にRR-77を置けたわけですが、その後引越しして、そのような棚のない部屋に入りました。そこでスピーカー間から後ろに下がったところに高いラックを置きその上にRR-77を設置しています。棚の中はなるべく物を置かずがらがらにしておき、スピーカーよりは後ろにあるため、ルームアコースティックへの影響は抑えられているとは思いますが、できればラックよりは天井に神棚置きのようなものを設けてそこに置くのがベストだと思います。(先ほどのアコースティックリバイブ掲示板常連の方はそうしていました)

 RR-77について、いろいろな方が明らかに激変したように書いていますが、私にはそのほどの違いは感じられませんでしたが、僅かながら明瞭な効果を確認することはできました。大きな効果を感じている方との違いは、ひとつにはこの機器は人によって感じ方が相当異なるようですので、個人差であるとも考えられます。あるいは、このRR-77について試聴記を収集すると、なんとなく感じただけですが、都市部では効果が比較的大きく、地方部では比較的効果が薄いように思われます。私は地方都市に住んでいますが、自宅には庭もあり、近くには川も流れ、比較的自然的なものが周囲にある環境であることも、効果が小さいと感じられる要因かもしれません。
この記事を書くにあたって、RR-77の電源を久しぶりに切って、音楽を聴いて見ましたが、普通にスタイルで聴いてもやや寂しい音に変化しまうことが感じられ、効果が明確に存在することが確認できました。

 RR-77はインシュレーターでも効果が変化するようです。ただ、最適なものを自力で探求するのは、聞き取れている効果自体が僅かであることもあり、きわめて困難に思えたため、こちらのブログの記事のとおり、上から順に

RR-77
東急ハンズで販売されている5mm厚のスーパーゲル
QUADRASPIRE QX25
シリコン・ゴムシート
オーディオリプラス SG-4HR/4P
ACOUSTIC REVIVE RIQ-5010
アクリル板


という風に設置しました。このことによる音質変化は私には非常に僅かで、どう変わったと説明できるほどの違いは聞き取れませんでした。

 いずれにしても、非常に怪しい製品であり、効果は僅かでありましたが、私のシステムになくてはならない存在ではあります。
追記 その後、RR-77へのインシュレーター群の効果を確認する出来事がありました。

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2013年11月27日 (水)

特定秘密保護法案について

 特定秘密保護法案の衆議院通過がニュースとなっています。この法案は名前が仰々しいためか、悪いイメージで語られることが多いようです。ニュースでは法案の問題として、指定できる期間が議論になっていることが分かりますが、法案の必要性など、本質的な議論についてはあまり触れようとしません。国の安全保障にかかわる重要機密について、漏洩防止に関する法律が全く無かったとすれば、重大な問題であると思いますし、今この法案が審議されているということはこれまで無かったということでしょう。ですので、内容は吟味するとしても、ぜひとも必要な法案と思われます。

 また、この法案について抗議声明を出している方々もおられます。「都合の悪いことは何でも秘密に出来る」という批判のようです。ただ、法案の文言を見ると、
 第三条 行政機関の長(当該行政機関が合議制の機関である場合にあっては当該行政機関をいい、前条第四号及び第五号の政令で定める機関(合議制の機関を除く。)にあってはその機関ごとに政令で定める者をいう。第十一条第一号を除き、以下同じ。)は、当該行政機関の所掌事務に係る別表に掲げる事項に関する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの(日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法(昭和二十九年法律第百六十六号)第一条第三項に規定する特別防衛秘密に該当するものを除く。)を特定秘密として指定するものとする。

となっています。(第三条には2項以下もあるのですが、省略)
 これを見ると、特定秘密とは「その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの」とガッツリと書かれています。どこが何でも秘密に出来る法律なのでしょうか。抗議するのであれば、これ以上どうすれば何でも秘密には出来ない文章になるのか、提案していただきたいものです。

「高音質保証!麻倉式PCオーディオ」について


 以前の記事で、この本について少し触れ、TweakUIを用いた設定について役に立ったことを述べました。ついでに、この本についてもう少し書きたいと思います。

 この書籍は、PCオーディオの基礎的知識の解説と、高音質化手法についていろいろと述べられています。前述のPCの設定のほか、CDのリッピングにおける工夫、PCの防振や電源についても試してみた結果が書かれいます。USB-DACの製品紹介の章もありますが、こちらはオーディオ雑誌の記事と余り変わりません。一見、長所、短所をしっかりと書いている様に見えますが、高価な製品を高く評価し、安価な製品をそれなりに書いているだけのことで、どの製品が良いのかは全く分かりません。こちらについてはあまり読む価値はないでしょう。
 CDのリッピングやPCの設定、PCの防振や電源の工夫などについてはいろいろ試してみた結果が細かく、明快に評価されており、著者がどの方法をよしとしたのかがはっきり分かります。もちろん必ず正しいというものではありませんが、これだけはっきり書いてあれば、非常に参考になります。オーディオ雑誌の製品紹介記事もこのくらいはっきり書いていただきたいものです。この本ではむしろ非常に小さな違いをものすごく大げさに書いていて、違和感がありますが、参考とするにあたって障害となるものではありません。

 iTunesによるCDリッピングの音質比較があり、そこで44.1kHzと48kHzの音質を比較しているところがあるのですが、そこでは48kHzの方を無条件に良いとしています。もともとのCDは44.1kHzであり、48kHzにアップすることの弊害も考えられmすし、ネットで試聴記をいろいろ見ても、48kHzはやや不自然とするものが良く見られるため、この記述はおかしいと思われました。ですので他の音質評価も必ずしも正しくないところがあると思われます。

 PCオーディオの音質改善としてはまっとうな方向の探求が書かれており、結局従来のオーディオ雑誌と同じくオーディオメーカーのカタログ集に近い存在に成り下がっているPCオーディオ系のオーディオ雑誌に比べれば良書であると思います。ただし、試していない工夫もいろいろ存在しますし、PCや周辺機器にしても沢山あるので、今後更なる探求を行っていただきたいものです。

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自衛隊での中学生の職場体験に労組など抗議 「迷彩服に違和感」

新潟県上越市にある県立直江津中等教育学校の生徒が陸上自衛隊高田駐屯地で職場体験学習を行ったことについて2013年11月26日、社民党や労組などが同校を訪れ、武藤正美校長に抗議文を手渡し、来年度以降の中止を求めた。
 同校では今年11月6~8日に3年生10人が同駐屯地で職場体験学習を行った。生徒たちは迷彩服を着用して行進などの基本動作やロープの結び方などを学んだという。同校では生徒から体験したい職種と職場をきいて行き先を決めており、自衛隊には17人の生徒が希望したが受け入れ側の高田駐屯地の都合で10人になったという。
 この職場体験学習に抗議したのは上越地区平和環境労組会議(牧田正樹議長)と社民党上越協議会(本城文夫代表)、新社会党上越支部(小山一郎支部長)の3団体。3団体の5人が同校を訪れ、「日本も批准しているジュネーブ条約では15歳未満の徴兵は禁じられている。体験学習とはいえ児童が自衛隊で職場体験することは条約の理念を踏みにじるものだ」などと抗議した。
  武藤校長は「キャリア教育の大事な学習で、自衛隊もいろいろな企業などの中の一つと認識している。防衛大を受験する生徒も実際におり、職業選択の一つの選択肢としてしっかりと本物を見てもらいたいと思っている」と説明した。
 これに対して3団体は「自衛隊は軍隊だ。一般の企業と同列に捉えるのは平和学習の上でも問題だ」(新社会党の小山氏)、「生徒が迷彩服を着ていることに違和感を感じないのか」(社民党の本城氏)などと詰め寄った。
 武藤校長は「自衛隊が軍隊かどうかについて私はここで論じる立場にない。批判があるということは認識したので、これまで通り職場体験学習をより良いものにするために検討したい」と答えた。
 上越市教育委員会によると、同市内では今年、同校のほか、市立中学校2校が自衛隊で職場体験学習を行っている。

http://www.joetsutj.com/archives/52060442.html

 社会民主党や新社会党は職業選択の自由を認めない政党らしい。平和学習に有害とか意味不明ですが・・・。

 まあ、穢れた存在の軍隊から目を背ければ平和がやってくる。そういう発想なのでしょう。

2013年11月26日 (火)

PCオーディオ再生系システムまとめ

 前回までで、オーディオ再生系におけるPC本体周りのシステム構成について書き終わりました。下図のような構成となっています。


Intel SSD(マザーボードと電源共通)

SATA1

マザーボード WindBoard ー 電池(ARCA-300)
|        |
SATA2    CPU Atom230 - 電池

RAMディスク ANS-9010B - 電池

その他、PS/2キーボード、PS/2マウス、モニタ(アクオス)
 
 なお、PC本体以外の再生系オーディオシステムについては以下のリンク先にまとめています。
中間まとめ1機器構成
中間まとめ2振動対策
中間まとめ3電源
中間まとめ4ケーブル

 PC本体周りを含め、AirMacExpress以外のすべての機器が電池駆動となっています。列記すると

1.プリメインアンプ YA-1
2.DAC SE-U55GX
3.同軸アイソレーター DSIX1.0PA
4.DDC Udif7
5.DDC Udif7 2台目
6.USBハブ RAL-HUB02
7.マザーボード WindBoardの20Pコネクタ
8.WindBoardのATX4Pコネクタ(CPUへの給電)
9.RAMディスク ANS-9010B
10.スイッチングハブ FX-08mini
11.FX-08mini 2台目
12.FX-08mini 3台目
13.FX-08mini 4台目
14.NAS LinkStation mini

となり、この14箇所に電池を接続し、電源をそれぞれ投入し立ち上げることになります。NASは起動に時間がかかるため、PCよりも早く電源を入れておきます。また、CPUはマザーボードより先に電源を入れます。Windowsが起動後、NASを認識させてドライブを割り当て、その後、再生ソフトを立ち上げます。もちろん、電池はそれぞれ事前に充電しておく必要があります。また、途中で電池が減ってきたら交換します。

 これらの作業が、音楽を聴くために必要であるわけですが、かなり面倒です。アナログはPCオーディオはと違い、音楽を聴きは始めるための儀式があるのがよいといった意見を目にしますが、私のシステムでは、儀式がありまくりです。私はアナログはやったことが無いのですが、今使っているシステムに比べれば、アナログレコードのほうがよほど手軽で便利なのでは?と思えてきます。

 これまで書いてきた中で、重要でかつオリジナリティーがあると思える記事は以下の7項目です。

デスクトップPC高音質化の大技!! ATX4Pコネクタの別電源(別バッテリー)駆動
自作PCを駆動するバッテリー ARCA-300
Udif7の2台接続
SE-U55 + SE-U55GXでさらに高音質
NASの電源 ”Hyper Mac"
PCケース
USBハブRAL-HUB02の防振

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2013年11月25日 (月)

システム紹介87 PCのメンテナンス

 PCを完全に音楽再生専用とするのではなく、他の用途にも多少は使おうとすると、やはりメンテナンスが必要です。

 具体的には一般のPCと同様にデスクトップの整頓ですとか、システムドライブのデフラグとか、使わなくなったソフトのアンインストールですとか、余計なテンポラリ等の削除(「CCleaner」などのフリーソフトを使うと便利です)などがあります。また、USBなどの端子の清掃もPCオーディオには重要かもしれません。

 私はUSBサウンドデバイスにより音楽再生を行っていますが何年か使っているうちに、PCに負荷がかかった際に時々音とびが出るようになりました。PCの負荷を軽くする対策を取ると、一応改善はするのですが、また再発することもあり、根本的に直ることはありませんでした。そのうち、高音質化の手法のひとつとして、「カーネルミキサーのアンマッピング設定」を取り入れるようになりました。これ自体は音質に効果があったのですが、動画などを見たいときには設定を元に戻す必要があり、何度も設定を変えているうちに、USBサウンドデバイスから音が出なってしまいました。この問題の解決方法を探す中で、有効であったのが、

「不要デバイスの削除」です。

これだけ聞くとなあーんだと思ってしまいますが、WindowsXPではデバイスマネージャーに認識しているだけで使っていないデバイスをすべて表示させるためには、普通にデバイスマネージャーを開くだけではダメで、特別な操作が必要でした。

その方法を書きます。まず、コマンドプロンプトから
SET DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES=1
devmgmt.msc
というコマンドを入力します。


すると、デバイスマネージャーが立ち上がってくるので、


画像のように「表示」から非表示デバイスの表示を選択し、チェックが入った状態にします。すると、デバイスマネージャーが認識しているが、接続されていないデバイスが半透明で表示されてきます。先ほどのコマンドを入力せずにこの操作をすると、全部は表示されません。この状態で、半透明になっているデバイスのうちすぐには使わないものを削っていきます。ハードウェアの入れ替えが激しい場合はたくさんの繋がっていないデバイスが表示されていると思います。いろんなUSBメモリやデジカメなどを接続している場合も同様です。Windows98ならばセーフモードで立ち上げれば同様のことが出来たのですが、XPになってかえってわかりにくくなったようです。

 私が始めて実行したときは、かなりの数の懐かしいデバイスが表示されたので、時間をかけて消していきました。そして再起動すると、USBサウンドデバイスが正常動作するようになり、音飛びもなくなりました。

 それにしても、いまとなってはやや旧式のWindowsXPとはいえ、いまどきプロンプトからコマンドを打ち込まなければならないとは、理解に苦しむ仕様です。(まあ、想定外の不具合なのでしょうが)
 CPUにAtomを使ったPCはマシンパワー不足で音が飛ぶなんて書き込みを良く見かけます。もっとも根本的な原因はCPUのパワー不足ではなく、Atomの載ったマザーボードに多く搭載されていた古いIntel製USBコントローラーの出来の悪さにあるようなのですが、この方法によりメンテナンスすることによって解決する場合もあると思われます。

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2013年11月24日 (日)

システム紹介86 Windowsの設定

 オーディオ再生用に用いているWindowsの設定についての記事です。

 私はWindowsXPを使っていますが、Windowsの設定により、多少再生音が変化するため、こちらについても工夫が必要です。一般的にはPCを軽くするように設定していくと音質上は有利になるようです。まず、デスクトップのアイコンを少なくし、シンプルにする。アニメーション等の余計な機能を切るなど、一般的にWindowsの軽量化で言われているようなことを行います。もっともこのようは事は私が書かずとも、PCオーディオに取り組んでいる方であればそれざぞれに工夫されていることであろうとは思います。

 ものによっては環境により最適値が読みにくいものもあり、表示色数などは少ない方が良さそうではあり、私も音楽再生時は16bitカラーに落としていますが、では16色にすればさらに良いかというと(画面のプロパティーの設定タブから詳細設定をクリックしアダプタタブからモード一覧をクリックすると通常出てこないモードも選択できます)私の場合はむしろ音質が悪化しました。また、ビデオのライトコンバインのoffなど、PCの軽量化とは異なる音質対策も行います。

 一般の設定でできることをやり終え、さらに対策する場合には、Windows内部に詳しい方であれば、レジストリの編集といったところに入っていくのですが、多くの方は私も含めそこまでできないので、ツールを使用することになります。ツールとしては

「窓の手」と


TweakUIがあります。
どちらか一方でしか設定できない項目があるため、両方使用するべきであると考えます。

 「窓の手」においては、カーネルを物理メモリに置く、アクティブデスクトップの無効化などを設定します。


 また、TweakUIについては、こちらの書籍


「高音質保証!麻倉式PCオーディオ」に使用結果が詳しく書かれています。

この本はPCオーディオを追及する際の基本的テクニックがまとめて書かれたなかなか良い本ですが、このなかのTweakUIについて書いた項目では、設定を一つ一つ変更しながら比較試聴した結果が掲載されており、比較試聴の都度、音質が得点評価されています。ですので、音質を良くするための設定を探すために、非常に参考になります。その他の項目は情報収集に努めていれば大体知っているものが多いのですが、これは見たことがありませんでした。このために購入しても良いと思います。一つ一つの設定は効果が小さいのでなかなか分かりにくいのですが、いくつも設定を変えていくと、再生音が滑らかでスムースになる方向に変化したことがわかりました。

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2013年11月23日 (土)

システム紹介85 オーディオ用PCのその他デバイスおよびPCの構成まとめ

 オーディオ用に使用しているPCについて特に記事にしていないデバイスについて補足しつつ、構成についてまとめます。
 マザーボードとして使用しているWindBoardにはSATA2つ、PATA1つ、USB、PCIバスなどのインターフェイスが付いています。

・SATAポート
 SATA1にはシステムディスクとしてINTEL製SSDを接続し、WindowsXPをインストールしています。
SATA2には前回までの記事で書いたとおりANS-9010B(RAMディスク)を繋ぎ、再生ソフトをインストールし、また、スワップパーティションとしても使っています。

・PATAポート

 PATAポートにはSATAの2つ付いた変換基盤を入れて、そこにDVD-ROMとデータ用のHDD(外付化)を接続しています。両者はPCマザーボードとは別途ACアダプターより給電しており、使用しないときは電源を切っています。PATAは1つしかないのですが、デバイスマネージャーには"セカンダリIDE"が出てくるため、使用しない設定にしています。

・DIMMスロット
 メインメモリについては、種類によって音質が多少は変動するようですが、比較試聴記の数も少なく、どのメモリが高音質であるのか特定することは難しい状況です。
こちらは数少ないメモリの比較記事のひとつですが、こちらによると、低電圧でヒートスプレッダが付いたものが良さそうだと述べています。別のサイトでは、搭載されているメモリチップが少ないものが音が良いとしているサイトもありました。私の使用するWindBoardはDDR2のメモリスロットが2つあり、最大の2GBとするためには両面実装の2GBメモリ1枚、または片面実装の1GBメモリ2枚とする必要があります。なんとなく2枚が良いかと思い、ショップで探すと、1GBの片面実装の製品は1種類しかなかったため、その製品を2枚購入し、使用しています。メモリチップの少ないメモリが良いというのが本当であるなら、この選択で良いのだろうと思い、そのままとしています。また、ヒートスプレッダは、後から取り付けるものを購入し、付けています。


・PS2ポート
 WindBoardにはPS2ポートが2つあるため、USBにかかる負荷を減らすためにマウス、キーボードはここに接続しています。キーボードはPS2のシンプルなもの、マウスはPS2からUSBに変換するアダプタを使ってUSB用の製品を使用しています。ボール式のマウスのほうが良いらしいのですが、さすがにまともに動くものが入手しにくいため、光学式のもので妥協しています。


・シリアル、パラレル
 マザーボードにはシリアルポート、パラレルポートがありますが、使用しないためBIOSで殺しています。


・PCIスロット
 PCIスロットにはSCSIカードを挿しています。これについてはリッピングのみに利用していますので、リッピングについての記事のなかで書きます。

・その他デバイス
 その他、スキャナ及びプリンタ複合機はUSBにつないでいます。また、オンボードビデオチップをそのまま使い、D-SUB15PアナログRGBをアクオスに接続し、モニタとしています。マルチディスプレイはしない(できない)のでデバイスマネージャーから削除しています。オンボードサウンドが搭載されていますが、使わないのでBIOSで殺しています。

・ケース、ヒートシンク
 PCケースは2003年購入の古いミドルタワーケースに入れています。ケース内にはマザーボードと光ドライブ2台、SCSIカードを収納しています。その他はケース外に出しています。MicroATXマザーであり、ATX電源も積んでいないため、ケース内部の空間は余裕たっぷりです。さらにファイルベイのカバー、スロットカバーはすべて外すことにより不要振動の抑制と通気性の確保を図っていますが、なお完全ファンレスであるため、冷却能力が不足気味であることから、マザーボード裏に「
まず貼る一番」なるヒートシンクを貼り付け、冷却能力を強化しています。PCケースは防振シートインシュレーター、オーディオボードなどにより振動対策に努めています。

・電源
 電源について、マザーボードの
20Pコネクタ、マザーボードのATX4Pコネクタ(CPU)、ANS-9010Bにそれぞれ1つづつバッテリーを接続し、駆動しています。モニタ、プリンタ及びスキャナ複合機、DVD-ROM、一般データ用HDDについては別途AC電源を供給しています。SSDはマザーボードと共通電源です。リッピング用機材については後述します。


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2013年11月22日 (金)

システム紹介84 ANS-9010Bの電源

 今回はANS-9010Bに対する電源です。ANS-9010BはSATA-L型電源コネクタから給電するようになっています。通常はファイルベイに内蔵し、ATX電源から給電することを前提としています。私は、外付けで使用しており、電源を手当てするため、マザーボードに挿すタイプのATX対応DC-DCコンバーターであるPicoPSUをATX電源をマザーボードにつながずに起動させるスイッチにつなぎ、そこに12Vを供給することによりANS-9010Bの電源としています。


 そしてPicoPSUには12VのバッテリーまたはACアダプターをつないで、給電しています。バッテリーとしてはこちらの製品を用いています。


AnyOneと書かれていますが、正式な製品名は良く分かりません。

 このANS-9010Bは消費電力が割と大きく、メモリを2GBに絞っても結構バッテリーが減ります。このバッテリーだと2時間半くらいで電力不足になる感じです。まあ大容量のDRAMにメモリコントローラーとその他制御回路が動いていれば、ミニPCのようなものなのでしょうが。

 PC本体用のACアダプターでも駆動してみましたが、バッテリーで動作させた方が音質が良く、音楽を聴くときはどうしてもバッテリー駆動になってしまいます。ただし、他の機器と異なりその差は僅差です。理由は分かりませんが、消費電力が大きくバッテリー駆動のメリットが少ないのか、あるいは音楽データが直接通過しないデバイスであることが原因だろうと想像しています。

なお、私のANS-9010Bの利用方法については以前の記事をご覧ください。


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2013年11月21日 (木)

Winampが終了

Windows向けのメディアプレイヤー「Winamp」が終了するようです。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1311/21/news051.html

このソフトはずっと前の2008年にWinXPで試したことがあります。そのときはiTunesやfrieve audioよりはかなり高音質でfoobar2000と変わりなかったように思います。
最新版が欲しい方は閉鎖前にダウンロードを

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システム紹介83 RAMディスクANS-9010Bに対するインシュレーター


 再生ソフトの置き場所およびスワップパーティションとして活用しているRAMディスクANS-9010Bですが、こちらもインシュレーターによる音の変化があったので報告します。
 インシュレータとしてオーディオテクニカのAT-6099
およびAT-6089FTを試してみました。画像はオーディオテクニカのホームページからコピーしています。

 AT-6099はインシュレーターなしでそのまま置いた場合と違いが分かりませんでした。一方でAT-6089を用いてみると、すっきりした音になって透明度が上がり、細かい音が聞き取り易くなる方向に変化しました。どういうわけか、ANS-9010Bの有り無しよりも大きな変化に思えます。


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2013年11月20日 (水)

システム紹介82-2 RAMディスクANS9010Bの音質


 前回に引き続き、RAMディスクANS-9010Bについて書いていきます。

 この製品はDDR2-SDRAMをSATA2のドライブとして使用する製品です。私の使い方としては、

1.マザーボードのメモリが最大2GBであるため、アドレス空間の残り1.2GBを利用するためのスワップファイルの置き場所として使用する。

2.iTunes、QuickTime、Foobar2000のインストール先にする。

3.音楽CDからイメージファイルを作成するためのテンポラリ

以上の3つの用途に使用しています。これだけですのでメモリは2GBを1枚だけさしています。メモリはもう一枚2GBのものを持っているので4GBにも出来るのですが、消費電力が大きくなるため、2GBで我慢しています。一応これでも上記用途の容量としては足りています。

 このANS-9010Bのオーディオ的な性能を探るため、WAVファイルを再生させた音質を内蔵メモリに作成したRAMディスクと比べてみました。なお、ANS-9010Bは外付け化しています。内蔵メモリとは同じDDR2-SDRAMですが(製品は違います)、外付けの有利さによるANS-9010Bの圧勝を期待しました。しかし、聞き比べてみると違いがほとんど分からず、内蔵メモリに作ったRAMディスクに比べて、特に有利とはいえないようです。もちろん、ANS-9010Bを利用すればメインメモリの容量を圧迫しないというメリットはあります。
 私はWAVファイルの保存先としてはNASを用いているわけですが、こちらとの聞き比べは、RAMディスクのほうがずっと良いなんて結果になると悩みが増えるので、特に行ってはいません。ただ、印象としてはANS-9010Bの音は現在の環境下ではNASからの再生に対して、特に優れているわけではないと感じています。

 次に、ANS-9010Bを接続した環境下でNASのWAVファイルを再生し、1ヶ月ほど耳を鳴らしてから、ある日にANS-9010Bをはずして、システムのSSDに入っている再生ソフトを使い、スワップファイルはoffで音楽を再生してみました。すぐには違いが分からなかったのですが、一時間ほど聞いていると、なんとなく寂しい音のような気もしました。そこで、ANS-9010Bを取り付けて元に戻してみると、「これだよコレコレ」と感じられるような、前日までの音質に回復しました。どこが違うのか分からないようなわずかな差のですが、効果は出ていたようです。ただ、再生ソフトの置き場所の違いなのか、スワップファイルの置き場所の影響なのかは分かりません。どちらの場合もWAVファイルはNASに置いています。

 いずれにしても、わずかながら効果が感じられたため、このANS-9010Bについても常用としています。


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2013年11月19日 (火)

システム紹介82-1 RAMディスク ANS-9010B

 オーディオ用に使っているPCのドライブのひとつとしてRAMディスクのANS-9010Bという製品を使っています。
 これはDDR2-SDRAMを搭載してPCとSATAで接続し、それをハードディスクのように使用できるという製品です。DRAMを使用するので、SSDよりもはるかに高速に動作するところがメリットでした。発売当時は一部のスピードジャンキーが購入しましたが、インターフェイスであるSATA2がボトルネックと成っており、SATA3とSATA3対応の高速SSDが普及してきた現在は速度的メリットは小さくなっています。SSDと異なり書き換え回数の制限の無いところは現在でもメリットです。この製品はメモリを最大48GBまで積むことができるため、システムディスクとしても使用可能です。上位機種としてANS-9010があり、こちらはSATAポートを2つ持ち、RAID0でも動作可能で、メモリが最大64GBまで搭載可能となっています。製造元はACARDで、玄人志向からもOEM品が販売されていたので、こちらを購入しました。
 CDをコピーしたイメージファイルをDRAMに置くと高音質であるとか、あるいはより以前に販売されていた類似の製品であるギガバイトのi-RAMにWAVEファイルを置いてみたら上品な音質だったとの感想を見かけたため、この製品を興味を持ちました。もちろんWindows本体を置いたらどうなるかということも興味がありましたが、WindowsXPをインストールできるほどメモリをつんでしまうと、消費電力が非常に大きくなってしまうために、それはやめておいて、変わりに、CDイメージの作成スペース、スワップファイルの保存先、再生ソフトであるiTunes、foobar2000、QuickTimeのインストール先として活用することとしました。私の使用しているマザーボードはメモリが最大2Gバイトまでであるので、32ビットOSでも、あと1GB余りならばスワップファイルを作成する意味があります。

 DRAMですから当然電源を止めると内容が消えてしまうわけですが、この製品は電源を切った時のデータ保存のためにCFカードのスロットと内蔵バッテリーが用意されています。電源供給が途絶えたときはバッテリー駆動に切り替えるとともに、メモリの内容をCFカードにコピーするようになっています。起動時はCFカードの内容をメモリにコピーして、立ち上がります。バックアップおよび書き戻しは、前面のボタンでも行うことが出来ます。


 こちらがANS-9010B(玄人志向)です。5インチベイに内蔵できますが、SATAケーブルを外に引き出して、電源を手当てすればこのように外付けでも使えますのでそうしています。

 セットアップですが、ハードディスクの増設などを何度かやったことがあれば、特に難しくはありません。つなげば普通にディスクとして認識されるので、管理ツールで領域確保とフォーマットを行うだけです。なおCFカードにバックアップせずに電源を切ってしまうと当たり前ですが領域情報も消えます。

 このように書くと非常に使いが手が良さそうに思えますが(一般の市製品紹介は大体このくらいの項目です)、おかしなところもありました。内蔵バッテリーをつないだ状態で電源を落とすと、バッテリー駆動に切り替わりしばらく待ってCFカードにバックアップするのですが、バックアップが終わった後もバッテリーからの給電が続き、バッテリーがなくなるまで電源が入ったままになります。これでは電気の無駄遣いですし、バッテリーも消耗すると思われます。事実半年ほど使ったところでバッテリーに余り充電できなくなってしまいました。このバッテリーはACARDから購入できますが、7000円くらいかかりました。基本的にこの製品は電源入れっぱなしで使うことしか考えていないようです。

 そこで、私は写真のように普段は内蔵バッテリーのコードをはずして使用しています。あとから述べますが、私はこの製品も外部の電池から電源を取っているのですが、バッテリーが減って交換が必要になったときだけ内蔵バッテリーのコードをつないで外付けのバッテリーを交換しています。ディスクの内容である再生ソフトは一度バックアップしてしまえば終了時にメモリから消えてしまってもまた起動時に読み込んで繰ればいいだけの話ですし、スワップファイルなら終了時には消えてかまいません。逆に、常時書き換えるようなデータを保存するのであればより使い方を工夫する必要があります。本来は、ほかにテンポラリなどを保存したいのですが、やや残念なところではあります。それでもスワップファイルが入るだけでもシステムとして使用しているSSDの書き換えを抑制し、寿命を延ばす効果はあると考えています。

 長くなってので、音質については次回に回します。


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2013年11月18日 (月)

単なる日記131118

単なる日記です。
「進撃の巨人」6巻まで持っていました。1巻だけ買うと読んだ後物足りないので、2年近く粘った後、昨日7~9巻を購入してさっき読みました。このくらいが1回でちょうど良い分量に感じます。まあ結構面白かったのですが(読みにくいけど)、単なる娯楽だなあと冷静に感じながら読み程度であり、人に勧めるほどではありません。でも明日また買うと思います。

Photo

2013年11月17日 (日)

私的複製補償金で著作権団体が提言

音楽や映像をパソコンなどを使って個人的に複製する人が増えていることから、著作権者らで作る団体が複製する機能を持った製品などの価格に、幅広く「補償金」を上乗せして徴収できる新たな仕組みを提言としてまとめました。
今後、国の審議会でこの提言について議論するということです。

   

提言を発表したのは、日本音楽著作権協会=JASRACなど、85の団体で作る「CultureFirst」です。
現在の法律では、音楽やテレビ番組を個人的に複製する場合、利用者が購入した一部の製品の価格に、著作権者などに支払われる補償金が上乗せされています。
しかし、デジタル技術の発達によって、今は補償金の対象になっていないパソコンやハードディスクレコーダーなどの製品を使って、容易に複製できるようになっています。
このため提言では、複製する機能を持った製品などの価格に幅広く補償金を上乗せすることや、そうした複製機能を提供する事業者を支払い義務者とすることを求めています。
提言した団体では、今後、具体的にどのような機器やサービスなどを補償金の対象とするべきか、さらに検討を進めるとともに、文部科学省の審議会でこの提言について議論するということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131114/k10013067821000.html

 これは気になる動きです。ついこの前、DVDやSACDのアクセスコントロールを外す形のコピーが違法化されたばかりですが、何なのでしょうか?HDDに課金するなら、先のコピー違法化は撤回すべきでしょう。このニュースもいろいろ優良なブログが取り上げているので多くな書きませんが、音楽用CD-Rの課金縮小の穴埋めとして、安易に提案されているとしか考えられません。正常な議論を望みます。

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2013年11月16日 (土)

PCオーディオとCDプレイヤー

 ファイルウェブに参加頃書いた記事とおり、私が本格的にオーディオウォン始める契機となったのはPCとミニコンポを接続した状態で、何気なくクイックタイムでWAVファイルを再生してみて、そのあまりの高解像度にびっくりしてしまったことでした。当該記事を読んでくださる方はこちらをお読みください。


 その後、アンプを自宅に転がっていた昔のシステムコンポについていたものに変更しました。そして、プロケーブルとの出会いもあり、ネットでそれ以外のサイトからも情報を収集しつつ、主にPCまわりの改善により著しく解像度が高まりました。同時に音がキンキンになり、長く聞いていると耳が痛くなる状況に陥りました。プロケーブルのいう「音の焦点が合っていない状態」となったわけですが、結局、アンプ、スピーカーをYoshii9に変更することによりおおむね解決を見ました。このあたりのことはこちらに書いています。
 「おおむね」と書きましたが、Yoshii9導入後も、音のキンつきは完全になくなったわけでは有りませんでした。もっとも、Yoshii9導入前のように、音楽を聴くと耳が痛くなるというような酷い状態ではなくなり、やや聴き疲れしやすい、硬くささくれた感じの音、という程度ではあるのですが、それ以前の酷い状態を経験したことによって、この種の音の歪みには、非常に過敏になってしまいました。そこで手を尽くして解消の努力をしていくことになりました。
 原因を切り分けるため、音が良くなると思われることはできるだけすべて実施することとしました。音質劣化原因を解消していけば、原因になる可能性のあるところを絞り込むことができるからです。情報収集を行い、アクセサリーもかなり購入しました。その成果は現在私がシステム紹介として書いている一連の記事に示しています。


 やってきた様々な音質対策の中で、音のキンつきの解消に効果があったのは、ひとつは電池駆動化による電源の改良であり、いずれも音の硬さがとれる方向に変化し、とくにPC関連の製品については即効的かつ大きな効果が得られました。もうひとつは振動対策であり、やはりPC本体やPC周辺機器に対する防振を進めることによって、最終的に音のキンつき、歪みが解消されていきました。とくにPCのケースの防振は難関でした。この防振の効果は非常に地味で少しずつしか現れませんでしたが、結局ここを対策していくことにより、歪みの少なさにおいて満足のいく再生音となりました。PCケースの防振について書いた記事には書かなかったのですが、たとえば、重量を稼げばいいのだろうと思い込み、PCケース内に鉛文鎮を置いてみたことがあったのですが、使っているとバイオリンのある音が金ノコをこするような刺激的なおかしな音になっていることに気づき、鉛文鎮をはずしてみたら直ったというようなこともありました。ケースの強度に対し、鉛文鎮の重量がありすぎたのでしょう。

 PCオーディオが流行しだした頃、PCでCDを無圧縮でHDDにリッピングし、再生ソフトに悪くないものを選んで、USBDACなどから音だしさえすれば、あらゆるCDプレイヤーを上回るかのような言い方を良く見かけました。PCから再生した音の高解像度に驚いてオーディオを始めた私は、その後いろいろなCDプレイヤーを試聴しても、再生すべき音が幾らかは欠落しているように聞こえ、PC>CDプレイヤーという意見は、全く正しいものに思えました。
 一方で、CDプレイヤーでオーディオをやられていた方が、PCオーディオが高音質であると聞き、試してみたがさほどではなかったとの記述も目にするようになっていきました。自宅のオーディオにおいて、音のキンつき、歪みに神経質になってみると、このような歪みのある聴き疲れのする音は、まともなCDプレイヤーからは聴かれないとも感じられました。
 おそらく、PC>CDプレイヤーと感じている方の多くは、PCからの再生において、CDプレイヤーではなかなか聞こえない細かい音に注目して聞き、一方で、CDプレイヤー>PCと感じられる方の多くは、PCからの再生に関して、その電源の品質低さと防振対策の不備に起因する、CDプレイヤーにはあまりない歪みや付帯音を聴いてしまうのではないか。そんな風に考えています。

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システム紹介81 PCの足元

 オーディオシステムの一環としてPCを組み込む場合は、オーディオ機器の常として振動対策によって音質が変化します。私はミドルタワーのアルミ製PCケースを使用しており、前回はPCケースの防振について書きましたが、今回はPCの足元についてです。
 PCケースの下に設置するインシュレーターとして、次のものを試しました。試した当時はまだ音の歪みが残っており、課題でした。

1.標準でついているプラスチックの足

2.大型機器用であり、ミドルタワーPCなどには適していそうに思えるのオーディオテクニカAT-6091


3.同じくオーディオテクニカの製品で、私においてPC用のバッテリーARCA-300に対して効果があり、他のブログでノートPCに有効であったとの報告があるAT-6089FT

こちらは小型の機器用と思われることやPCケースは底面が広く、強度がやや低いことから12個設置して試してみました。

4.J1プロジェクト(the j-1 project
のA25R



5.レンガ

 オーディオテクニカAT6091はデスクトップPCにぴったりという感じで見た目の印象は非常に良く、かなり良くなるのではないかと期待して試聴してみたのですが、標準のプラスチック足とほとんど変わりませんでした。
 オーディオテクニカのAT6089FTについてはやはり向いていないのか、やや音のキン付きが増えてしまいました。
 J1プロジェクトA25Rについては歪みがはっきり減少し、良い音になりました。
 レンガについては、試してみると、あからさまに音が悪くなりました。

以上により、J1プロジェクトのA25Rを採用としました。はじめはPCケースの下に4つおいて使っていたのですが、その後8つに増やしたところ、より効 果が出ました。この製品が良かったのはたぶん私のPCケースの機械的性状とこのインシュレーターの性状がマッチしていたことによるのだと思います。

 さらにPCの足元対策としてアコースティックリバイブのオーディオボードRAF-48を用いています。

 この製品による再生時の音質改善は少なかったのですが、それでも解像度の向上や歪みの現象が得られました。この製品についてはまた別の機会に書きたいと思います。

 なお、各画像はそれぞれメーカーホームページからコピーしました。

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2013年11月15日 (金)

システム紹介80 PCケース

 今回はオーディオ用に使用しているPCのケースについて書きます。PCケースについては特に吟味して購入したものではなく、オーディオをはじめるよりもずっと前の2003年4月にPCを自作するに当たり購入したものです。当時は割りとスピード重視のパーツ構成でPCを組みました。このケースはアルミ製で、当時はよくある感じのものだったと思います。ケースの買い替えも考えたのですが、近年PCパーツショップで売られているものには良さそうなものがないため、以前のケースをそのまま使用しています。具合的には最近のPCケースは、大型のケースファンが付き、ねじを回さずに内部にアクセスできるようになっていたりするのですが、それらの機構により、ビリ付きやすく、オーディオ的にはよくない性状となってしまっています。肉厚も薄く余り強度がないものが一般的です。がっしりしたケースもいくつか置かれているのですが、それらはスチール製ですので、あまり購買意欲がわきません。
 もちろんこれからケースを新調してPCを組む場合であれば、ネットで探せばオーディオ的に良さそうながっしりたアルミケースを売っているところはあるので、そういったものを購入する方法があります。そのほか、振動に強いということであれば、アクリル製ケースや木製ケース(15万円くらいでオーダーできるところがあるようです)を試してみるのも面白いと思いまず。
 私の場合は最近の普通のケースよりはましに見える手持ちのケースを改良して音質改善を図っています。


 これがケースの外観です。鉛シートや制振シートが表面に貼られていますが、これらは主に、以前のスピードより構成のマシンだったときに、2台あった内蔵HDDや冷却ファンの動作により振動していたところに当てていたものです。現在は内蔵HDDも冷却ファンもなくなったため、それらの振動はなくなりましたが、制振シートはそのまま残しています。
 2つ目の対策として、5インチベイ、3.5インチベイのカバー、後ろの空き拡張スロット用のカバーは共振防振のため、すべてはずします。以前に述べたとおり、ATX電源も積んでいませんが、ATX電源用のスペースも空けておきます。


 これが、前から見たところです。光ドライブの付いているベイ以外は開口させています。

 「風通しが良くて結構!」 (ガンダムZZ)

 
 3つ目の対策として、制振シートを使います。このシートは大まかな振動をまず抑制するために効果的でした。そのほか、鉛シートやゼトロ制振シートなども併用します。


このようにサイドパネルの裏側や、天板裏などに貼りました。


 また、サイドパネルの接合部分はビリ付きやすいため、接合部付近にフォックのシートを貼り、また、本体に取り付けるための出っ張りの部分に軟質な接着剤を塗りこみ、接触部分のあたりを和らげました。

 
 4つ目として、ネジにはこちらでも使用しましたハネナイトワッシャーを取り付けました(マザーボードのスペーサーを含む)。


以上の対策は、効果が非常に少しづつジワーッと現れたので分かりにくかったのですが、他の部分の対策では実現できなかった歪み、付帯音の軽減が見られました。

 長年CDプレイヤーでオーディオをやってきた方がPCオーディオの音がよい聞いて試してみたが、良い音ではなかったといった話を目にしますが、PCケースやUSBDACなどの防振を行わないと、CDプレイヤーでは余り発生しないような音の歪みが聞こえるということのようにPCおよび周辺機器を防振してきた経験(多くは有りませんが)からは感じられます。



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2013年11月14日 (木)

韓国で旭日旗禁止法案が出されているらしい

욱일기 연상 … 브라질 월드컵 일본 유니폼 고약하군

아디다스 재팬은 12일 일본 축구대표팀의 유니폼을 공개했다. 논란이 된 욱일기 형태의 디자인이 담겨 있다. 일본축구협회(JFA) 엠블럼과 일장기가 배치된 왼쪽 가슴을 중심으로 11개의 햇살이 퍼져가는 디자인은 전범기를 연상시킨다. 욱일기는 일본 제국주의의 군기로 사용됐기 때문에 전범기라고도 불린다. 아디다스 관계자는 “가슴팍 문양은 대표팀을 이룬 11명의 선수가 힘차게 뛰어나가는 이미지”라고 해명했다. 일본 대표팀은 이 유니폼을 16일 벨기에와의 친선경기부터 입을 계획이다.
 대한축구협회는 이와 관련한 공식 논평은 자제하고 있다. “일단 지켜보겠다”며 정치적 논란에 휩싸이는 것을 경계하며 불쾌한 표정을 감추고 있다. 축구협회는 내년 후반기에 한·일 정기전을 한국에서 치를 예정이다.
 새누리당 손인춘 의원은 지난 9월 욱일기를 포함해 일본 제국주의를 상징하는 휘장·옷 등을 국내에서 제작하거나 유포할 경우 1년 이하의 징역이나 300만원 이하의 벌금에 처하도록 하는 형법 개정안을 발의했다. 손 의원 측 관계자는 “이르면 내년 2~4월 법안이 통과될 수 있다”며 “법안이 통과되면 (이번에 제작된) 일본 유니폼도 단속 대상이 될 것”이라고 설명했다.
 문제는 국제 무대다. 일본은 이 유니폼을 입고 내년 브라질 월드컵에 출전한다. 박종우(24·부산)는 지난해 런던올림픽 한·일전이 끝난 뒤 ‘독도는 우리 땅’이라는 응원 문구를 들고 세리머니를 해 A매치 2경기 출장정지 징계를 받았다. 이에 국내 팬 사이에서는 전범기 논란을 빚고 있는 유니폼을 입으면 똑같이 처벌해야 한다는 주장도 나오고 있다. ‘경기장에서 정치적 의사표현은 금지된다’는 국제축구연맹(FIFA) 규정 57조가 그 근거다. 욱일기는 일본 제국주의를 상징하는 표식이기 때문에 정치적인 상징이라는 논리다.
 하지만 현실적으로는 처벌이 쉽지 않다. 나치 독일의 상징물로 널리 알려진 하켄크로이츠(卍 뒤집어 놓은 모양)와 달리 욱일기에 대해서는 국제사회의 인식 수준이 낮기 때문이다. 욱일기를 일제 침략의 상징으로 인식하는 나라는 한국과 중국 정도다. 한국스포츠엔터테인먼트법학회 회장인 장재옥 중앙대 법학대학원 교수는 “국제무대에서 전범기를 형상화한 유니폼을 입었다고 처벌하는 것은 현실적으로 불가능하다. 막고자 한다면 체계적이고 지속적으로 접근해야 한다. 일본에 피해를 받은 주변국의 공감을 얻는 것이 먼저”라고 말했다.
김민규 기자

以下はgoogleによる翻訳を一部修正

っと日記連想...ブラジルのワールドカップ日本ユニフォームプラスターだな

アディダスジャパンは12日、日本サッカー代表チームのユニフォームを公開した。人気があったっと日記型のデザインが盛り込まれている。日本サッカー協会(JFA)エンブレムと日の丸が配置された左胸を中心に、11個の光が広がっていくデザインは、戦犯旗を連想させる。旭日旗は、日本帝国主義の旗として使用されたため戦犯旗とも呼ばれる。アディダスの関係者は"胸に文様は、代表チームを遂げた11人の選手が勢いよく飛び出すイメージ"と説明した。日本代表チームはこのジャージを16日、ベルギーとの親善試合から口を計画している。 大韓サッカー協会は、これに関連する公式コメントは控えている。"一度見守る"と政治的な論議に包まれることを警戒し、不快な表情を秘めている。サッカー協会は、来年後半に日韓定期戦を韓国で行う予定だ。 ヌリ当たりソンインチュン議員は、昨年9月に旭日旗を含めて、日本帝国主義を象徴する記章·服などを国内で製作したり、配布する場合、1年以下の懲役または300万ウォン以下の罰金に処するようにする刑法改正案を発議した。手議員側の関係者は"早ければ来年2〜4月に法案が通過することができる"とし、 "法案が通過すれば(今回制作された)日本のユニフォームも取り締まりの対象となるだろう"と説明した。 問題は、国際舞台だ。日本は、このユニフォームを着て、来年ブラジルのワールドカップに出場する。朴鍾佑(24·釜山)は昨年、ロンドン五輪の韓日戦が終わった後、 "独島は私たちの土地'という応援フレーズを持ってセレモニーをしてAマッチ2試合の出場停止処分を受けた。これ国内のファンの間では、戦犯旗論議をかもしている制服を着ると同じように処罰しなければならないという主張も出ている。"競技場で政治的な意思表現は禁止されている"は、国際サッカー連盟(FIFA)の規定57条その根拠だ。旭日旗は、日本帝国主義を象徴するシンボルであるため、政治的な象徴という論理だ。
  しかし、現実的には処罰が容易ではない。ナチスドイツの象徴として広く知られているハーケンクロイツ(卍ひっくり返した形)とは異なりっと日記には、国際社会の認識レベルが低いからである。旭日機を日本侵略の象徴として認識される国は、韓国と中国ほどだ。韓国スポーツエンターテイメント法学会会長であるジャンジェオク中央大学法科大学院教授は、 "国際舞台で戦犯機をイメージしたユニフォームを着て処罰することは現実的に不可能である。防ぎたい場合は、体系的かつ継続的にアクセスしなければならない。日本に被害を受けた周辺国の共感を得ることが先"と述べた。
キム·ミンギュ記者
以上、翻訳終わり

 旭日旗、急に思いついたように使うなといいだし、禁止法案が出ているとは、感情的な日本たたきのネタ探しが本当に大好きなようだ。



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2013年11月13日 (水)

システム紹介79 ヒートシンク 「まず貼る一番」

 自作PCはマザーボードとしてatom230がオンボードで載ったWindBoardを採用し、電源はDC-DCコンバータ+バッテリー、システムはSSDとすることにより、完全ファンレスマシンとしました。
 ケースはマザーボードを入れ替えるまえのままのミドルタワーケースであり、内部の空間にはかなり余裕が出来ました。またATX電源を付いていないのでATX電源の取り付けスペースはそのまま開口しています。また、ファイルベイのカバーや背面のスロットカバーなども共振防止のため取り外しているため、かなりの開口部が確保されています。
 以上のためファンによるエアフローは全く無いものの、冷却には比較的良い環境となっているだろうと考えていたのですが、CPUの温度を計測するフリーソフトを導入してCPUの温度を表示させてみると84℃もありました。もちろん精度は不明なのですが、高すぎる温度でしょう。たしかに、突然ハングアップすることがありました。
 冷却能力を高めるためには、ファンをつけるとか、高性能ヒートシンクに交換と
言う方法もありますが、ファンはうるさいですし、ビラビラのフィンのついた高性能ヒートシンクやヒートパイプは以前に述べたとおり、音を悪くする可能性が大きいため却下です。
 そこで、試してみたのがこちらです。


http://www.ainex.jp/products/ht-02.htm
沖電気工業製、まず貼る一番、ハイブリッドタイプ(シート)です。
 この製品は、シート状のため、多少凸凹があっても貼れます。ですので、これをマザーボード裏側の発熱の大きいCPUやチップセットの裏側に当たる部分を中心に張ってみました。


写真の右上のほうの丸い窓からのぞいている白いものがこのシートです。シートの上にさらにヒートシンクをところどころ貼り付けていますが、こちらの効果はとくに無かったようです。

 この対策を取ってから、ケースを閉じてPCを起動し使ってみたところ、CPU温度は64℃にとどまり、20℃もの温度低下が実現しました。(使用状況は同様です)表裏両面から冷やすことによる効果はあるようです。
 これにより、PCの動作も安定し、安心して長時間使えるようになりました。静音PCの冷却能力の増強にお勧めの方法です。また、OC(オーバークロック)を行う場合もCPUやチップセットの冷却に効果があるかもしれません。

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日本書紀の年代復元について

 日本書紀にはおそらく中国の史書に倣って、事件について、いつ起こったことなのか、年代が入れられています。日本書紀の記述においては、神武天皇即位は紀元前660年となるため、真の年代とは大きくずれていることは確実です。

 日本書記に記された年代は、何らかの事情によって操作され、捏造されたものであり、その操作を紐解くことにより、本当の時代が分かるとして、換算・補正した「真の年代」を求めようとしている方々を見かけます。
 こういったことを考える際に、まず考慮すべきなのは、「暦」がいつから用いられていたか?ということです。暦が確立していなければ、事件の起きた年月日に関する伝承も伝えがたいと考えられるためです。暦の用いられていない頃であれば、「干支」なども無かったであろうと推測されます。
 日本書紀に使われている暦ですが、複数の書籍で、第20代安康天皇あたりで区切られ、それ以降は元嘉暦、それ以前は儀鳳暦が用いられていると書いてあります。もちろん私は直接日本書紀の暦を解析したわけではありませんが、これは客観事実なのでしょう。元嘉暦については当時存在していた暦でありますが、より古い時代の記述に適用されている儀鳳暦元嘉暦よりも新しい暦であり、安康天皇以前の時代にはまだ存在していなかったものです。したがって、安康天皇以前の時代については、直ちに暦が無かったとまでは断定出来ないにしても、後から当てはめた年月日が使われているので少なくとも変換誤差があり、そこからさかのぼるにしたがって仮にもともと年月に関する伝承があったとしても、あやふやなものになっていることが予想されます。日本書記の年代を見るとたしかに安康天皇ならば実際に予想される年代とあまりずれていないのですが、応神天皇となると実際に予想される年代と100年以上ずれているように見られ、急激にずれが大きくなります。一方で、安康天皇やその次の雄略天皇から後ろの記事については、日本書紀編纂当時よりも古い暦によっていることから、ある程度事件の起きた年月日に関する資料が存在していたものと思われます。
 したがって、より古い5代前の応神天皇やそれ以前の時代について日本書記の年代を換算・補正して云々という議論は、全く意味をなさないと考えます。

2013年11月11日 (月)

システム紹介78 デスクトップPC高音質化の大技!! ATX4Pコネクタの別電源(別バッテリー)駆動

 PC本体周りの工夫について、続けます。今回はデスクトップPCを高音質化させる大技です。
 近年のATXやITXのマザーボードには、メインの20Pまたは24Pの電源コネクタのほか、CPUに電源を供給するためのATX4PコネクタまたはEPS8Pコネクタが別に付いています。
 マザーボード選択についての記事で触れましたが、ソニーのかないまる氏のホームページではマザーボードのつくりについて、20P電源コネクタと4P電源コネクタが離れているとグラウンドループが大きくなり音質的に不利であると述べており、両コネクタが近接していればその悪影響が少なく高音質である可能性が高くなると述べています。ところが、私は省電力でファンレスそして電池駆動も比較的容易であるとの理由からMSIのWindBoardをマザーボードとして選定したため、別の製品を新たに探す意欲は余り起きませんでした。(ずぼらなこともありますが)ただ、そこで思ったのが、20Pコネクタと4Pコネクタのアースが共通であるためにループが出来ることが良くないのであれば、単純に、この両者を別電源にしてやればいいのではないかと考えました。マザーボードの電源はバッテリーですが、ATX4Pコネクタに別のバッテリーをつないで動かしてやれば
(20PとATX4Pにそれぞれバッテリーをつなげば、両者のループは完全になくなります。



こちらが、対策前の写真です。右に20Pコネクタが、左上にATX4Pコネクタがあります。



ATX4Pコネクタに別途電源をつなぐためのこのようなケーブルを作ります。そして、DCメスの電源プラグの先に12Vのバッテリーを接続します。



分かりにくいですが、改良後の写真です。前後してついでにヒートシンクもいろいろ貼り付けて見ました(こちらの効果は聞き取れず)。

 これをやってしまうと、電源スイッチを入れても当然CPUの電源が入らなくなるます。先にCPUの電源を入れてから、電源スイッチを入れる必要があります。それを忘れるとBIOSが立ち上がらなくなりますし、環境によってはマザーボードの破損などの危険があるかもしれません。私も何度か失敗しており、私の場合、USBコントローラーがおかしくなり、ドライバの入れなおしで解消しただけで、致命的なトラブルにはいたりませんでしたが、お試しになる方はくれぐれも自己責任でお願いします。

 肝心の音なのですが、作業にある程度時間がかかり前の音の記憶がやや薄れていたにもかかわらず違いははっきり分かりました。「霧が晴れたような」、「ベールを脱いだような」と表現されるような明らかな音の明瞭化があり、確かに、20Pと4Pを共用電源としていて時は、背景でボーというような雑音がしていたようです。前述のように使い勝手は非常に悪くなりますが、デスクトップパソコンを使っていて高音質を目指すなら、ぜひ手をつけるべき項目と感じられるほど、大きな違いが認められました。

追記 この方法を採ったことによって発生した不具合と対応をこちらに掲載しました。

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2013年11月10日 (日)

「医療にたかるな」

Photo

 薬剤師から医師に転進し、財政破綻した夕張の医療再生に取り組んだ方の著書です。読みやすく書かれています。日本人のたかり体質に対して財政破綻の一因として警笛を鳴らしています。たしかに日本人は、うそや捏造によってせびってくることこそ非常に少ないものの、実際に自分に起こっている問題については「お上」に寄りかかって解決してもらおうとする意識があるように思えます。
 公務員試験の論文などはこんな内容を少し織り交ぜるといいかもと思えます。

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文科省、歴史や領土を巡って問題の多い教科書検定基準を改正する方針を固める

文部科学省は、自民党から今の教科書は歴史や領土を巡って問題のある記述が多いなどと指摘されていることから、教科書検定基準を改正して、通説的な見解がない場合は特定の見解だけを強調せずバランスよく記述することなどを新たに盛り込む方針を固めました。

自民党の教育再生実行本部の特別部会は、南京事件や沖縄県の尖閣諸島などを念頭に、今の教科書は歴史を巡って問題のある記述が多く、領土に関する記述が不十分だなどとして、教科書検定基準の見直しを安倍総理大臣に提言しています。

こうしたことを踏まえ、文部科学省は、教科書検定基準を改正して、近現代の歴史などで通説的な見解がない場合、特定の見解だけを強調せず、バランスよく記述することや、政府の統一した見解や確定した判決がある場合は、それを取り上げることなどを新たに盛り込む方針を固めました。

文部科学省は、教科書検定調査審議会に諮り、来年1月にも検定基準の改正を行いたいとしています。

また、文部科学省は、これにあわせて、沖縄県竹富町が、地区の協議会が選んだものとは別の教科書を独自に使い続けていることに関連し、今後、同様のケースが生じないよう、法改正を含め制度の見直しを検討する方針です。 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131109/k10015925211000.html

 きわめて当たり前の方針が出たようですが。南京事件や日本の領土問題について、通説ではないことを確定した事実のように書いている教科書が結構あるということなのでしょう。 日本史では近代史だけでなく、神武天皇が全く出てこない教科書があるらしいことも日本の教育として問題でしょう。教科書の正常化を期待します。



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2013年11月 9日 (土)

システム紹介77 PC用バッテリーARCA300へのインシュレーター

 前回はPCを駆動するバッテリーとして使用しているARCA-300について紹介しました。


 このARCA-300についてはインシュレーターによる音質の変化があったので報告します。
 ためしたのは、まず付属のゴム足を使ってそのまま置く方法と


このオーディオテクニカAT6099を介して置いた場合
および


オーディオテクニカAT6089FTを介して置いた場合

上記3パターンを比較しました。

 AT6099はNASやSATAの外付けHDDには効果的であったインシュレーターでしたが、このARCA-300に対しては、標準のゴム足のままインシュレーターを使わずに置いたときの音と、区別が付きませんでした。一方で、AT6089FTを用いてみると、付帯音が減少して雑味がなくなる方向に高音質化しました。


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2013年11月 8日 (金)

システム紹介76 自作オーディオ用PCを駆動するバッテリー ARCA-300

 PCオーディオに使うPCは自作マシンを使用していますが、前回述べたとおり、そのCPUおよびマザーボードとしてはatom230がオンボードで載ったMSIのWindBoardを選定しました。今回はその電源についての記事です。なお、PC本体以外の再生系オーディオシステムについては以下のリンク先にまとめています。
中間まとめ1機器構成
中間まとめ2振動対策
中間まとめ3電源
中間まとめ4ケーブル

 このマザーボードは標準状態がファンレスであり、電源もファンレスとし、ドライブをSSDとすれば完全に無音のPCを組むことが出来ます。そしてオーディオ用として高音質を目指すためのバッテリー駆動も視野に入ってくる消費電力であります。
 マザーボードの電源は通常のATX仕様なので、適合したACアダプター電源を購入しました。


 こちらが、その製品に付属のATX対応DC/DCコンバーターです。バッテリー化するのであればACアダプターは不要なのですが、バッテリー切れのときでも駆動できるように一応ACアダプターとセットの製品としました。

 次にバッテリーを探したところ、このような製品がありました。


ARCA-300 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/ARC-BAT-0002-1

 これは容量300Whで直流12Vを出力する製品で、本来は電源の無い場所でノートPCを長時間使用するための製品なのですが、atomを使った省電力PCならば自作PCでも使用できます。ほかに15V,19Vのモデルがあります。
 バッテリーでPCを動かすだけであれば他に車用やキャンプ用のバッテリーを使えば安価ではありますが、やはり家庭内で使用するには危険があります。そのため、ケーブル抜きで約11万円とやや高いのですが、通常の屋内環境での使用が前提となっているこの製品を購入することとしました。

 つないで見るまでは不安でしたが、充電を終え、DC/DCコンバータに接続して、電源を入れると、あっさりPCが立ち上がりました。うまくいきました。BIOSでみると12Vの電圧がやや低いようですが、電池がほとんどなくなるまでは問題なく動いています。私の環境では大体4~5時間稼動できるようです。当然、電池が切れるといきなりPCが落ちるので注意が必要です。(この製品はバッテリーを内蔵したノートPCに使用する前提です)
 使えるかどうかも分からない、効果も未知数ながら、自作ミドルタワー型PCを電池駆動するという暴挙に出たのですが、一応動いてほっとしました。肝心の音のほうなのですが、ノイズが減少して背景が静かになり、高域のささくれがとれる方向で、高音質化が認められました。

 PCの電池駆動を考えるなら、普通にノートPCの内蔵電池で動かす方法もあるのですが、こちらについてはノイズが大きく減少する一方で、音質的効果は差ほどではないとする試聴記をよく見かけます。もちろん本当の原因は分からないのですが、内臓電池の場合、電池の残量を監視してPCのスペックを制御する機構が備わっていることは音質低下の要素として考えることが出来ます。自宅のノートPCで内蔵電池駆動を試したときもノイズの減少は認められましたが、音質的にはさほどではありませんでした。ノートPCでも外付けバッテリーを使用すべきなのかもしれません。



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2013年11月 7日 (木)

システム紹介75 マザーボード Wind Board

 今回からPCオーディオの一部として使用しているPC本体について書いていきます。
 オーディオ再生用にPC本体以外に使用しているシステムについては以下にまとめています。
中間まとめ1機器構成
中間まとめ2振動対策
中間まとめ3電源
中間まとめ4ケーブル

 PCオーディオ用にマザーボードやCPUを更新するとなると非常に商品数が多く、また製品サイクルが短く、さらに、マザーボードやCPUの音質を比較試聴した記録が少ないという事情により、どの製品が音が良いのか突き止めることは困難な状況にあります。そこで、マザーボードを選定するにあたっては静音性を重視し、無音マシンを狙える構成とするという選択をすることにしました。マザーボードを更新したのは2008年だったのですが、当時、普通に完全ファンレスが狙える製品としては、CPUにオンボードでatomを使用した製品の1択であり、標準で冷却ファンなしになっているものとしてMSIのWindBoardが見つかったので、こちらを選択しました。


画像はMSIホームページより

 まあこの製品も今となってはいまさらな感じがしないでもないのですが、CPUのTDPが4Wなんていう製品はその後も普通のものとしては出ていないので、買い換える気持も今のところ起きません。ACアダプター電源とSSDを使えば冷却ファンが全く無い無音のPCが組めますし、この消費電力であれば電池駆動も視野に入れることが出来ます。

 CPUやマザーボードの音質について比較した記事は少ないと書きましたが、その少ない中で、重要な情報の入った優良な記事をソニーの「かないまる」氏が書いています。
・マザーボードの音質
・CPUクーラーの音質

 高音質のマザーの条件として

条件1) オンボードグラフィックであることはマストである
条件2) 20ピン電源コネクタと4ピン電源コネクタの配置が近いと高音質の可能性が高い
条件3) 内臓音源の音質がよいと、CD-Rもよい音で焼ける可能性が高い

という3条件を提示しています。
 条件3については結局使ってみないとわからないので置くとして、1,2は選ぶことが出来ます。WindBoardはオンボードグラフィックなので条件1は満たしています。
 条件2については20ピンと4ピンが離れているとグラウンドループの弊害が発生し音が悪くなると述べています。また、20ピンと4ピンが離れていても4ピンがマザーボードの端に近ければケーブルの引き回しでグラウンドループをつぶすことが出来ると書いています。この方法は何とか使えそうです。このことについてはあとで更なる工夫をしますが、別の記事で書きたいと思います。

 そして、良いCPUクーラーとして、これはオーディオの常識だと思いますが、鳴きにくいものが良いとしています。ただPC用のヒートシンクで音質に配慮した製品はないので、単純な構造の安物を選ぶと良いとしています。さらに、精密薄フィンがたくさん付いたものや、ヒートパイプは音が良くないとしています。たしかに、大出力のパワーアンプでは放熱のためのヒートシンクが付いていたりしますが、ビラビラのフィンやヒートパイプを採用した製品は見かけません。そして、ヒートシンクの形状を一つ一つ変えるなど共振対策を行っていることがオーディオ雑誌で写真をチェックしたり、オーディオショップで製品に触れてみるとわかります。一方で冷却ファンが付いたオーディオ製品が存在しています。ということは、ヒートパイプや精密薄フィンによってファンレスにするくらいならば冷却ファンで冷やしたほうが音質的に良いということを示しているのでしょう。そうすると、ショップブランドなどではヒートパイプでケースに熱を運んでケースのヒートシンクで冷却することにより自作ではなかなか出来ないようなハイスペックかつファンレスといった製品が売られていますが、そのような製品は音が良くない可能性が高いといえるかもしれません。
 WindBoardのヒートシンクも薄いフィンではなく、単純な構造なので、悪くはなさそうです。

 以前使っていたアスロンXPのついたギガバイトのマザーから交換し、とりあえず電源は前のままで使ってみましたが、消費電力が落ちたため、電源ファンも非常にゆっくりに成り、一気に静かになりました。音質的には作業に時間がかかるのとPCからの騒音が違いすぎるため良くなったかどうかは分からなかったのですが、PCオーディオにより音楽を聴く上での快適性は格段に向上しました。

 次回以降にPC本体に関する電源等更なる工夫を書いていきます。

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2013年11月 6日 (水)

保守系男女の婚活「保守コン」が11月9日に開催

保守系男女のための出会いの場を提供する第一回「保守コン」が。2013年11月9日、 17:00~19:00に東京のホテル「グランドヒル市ヶ谷」で行われる。参加資格は 20代から40代の独身男女で、参加費は税抜きで男性が8000円、女性は2000円。
参加人数は男性、女性同人数で合計24人、もしくは合計36人のいずれか。
「保守コン」は日本を心から強く愛する男女の婚活を応援するもので、運営会社アスパイアの坂本英知社長は、「まっとうな日本人の数を増やしたい。また増やさなければいけない、という思いでこの会は発足します」 と説明している。当日は参加者全員の国歌斉唱から始まり、1対1で異性全員と均等に会話がなどが行われた後に、希望の異性を主催者側に伝え、最後に成立カップルの発表となる。
以前に当ブログの記事で取り上げましたこちらの結活イベントですが、記事の通り、11月9日に開催されるようです。興味のある方はどうぞ。


2013年11月 3日 (日)

PCオーディオシステム紹介中間まとめ4 ケーブル

 中間まとめ4として、再生系システムで使用しているケーブル類です。なお「再生系」と断っているのはほかに「リッピング系」のシステム構成が存在するためです。

 オーディオでケーブルといえば信号ケーブルと電源ケーブルに大別されます。電源ケーブルは普通、交流の100Vや200Vを流すためのケーブルを言いますが、私のシステムにおいては1箇所のみ、AirMacExpressに対して使用していますが、これについては前回のまとめ3において記述しています。
 信号ケーブルとしてはRCAタイプのラインケーブル、同軸デジタルケーブル、USBケーブル、LANケーブルを使用しています。そのほか直流の電源ケーブルがあります。

 ラインケーブル、USBケーブル、LANケーブルについては小提琴奏者氏の薦めている製品をそのまま使用しており、


スピーカーケーブルとして、ライカル線
ラインケーブルとしてRK-C305
USBケーブルとしてAUS20WHおよびAUSM10WH
LANケーブルとしてミヨシ TMW-601W
を使用しています。
また、同軸デジタルケーブルとしては同軸アイソレーターのDSIX1.0PAがケーブル生えだしの製品ですので、それをそのまま用いています。

 LANケーブル、USBケーブルについては、手持ちのそれまで使っていたケーブルと比較しただけであり、非常に高音質には感じられたものの、私の方ではいろいろな製品との比較検討を実施していないため、今後いずれは比較検討を実施したいと考えています。
 ラインケーブルのソニー製RK-C305(RK-C310とは長さ違いの同じ製品)については、小提琴奏者が多数の製品と比較して最良であったとしている製品なのですが、この製品についてはこちらでも、情報収集および比較試聴により、この製品が最良であるとする主張は正しそうであるという結論に達しています。

 これらのLAN、USB、ラインの3つのケーブルの共通点は細めでややひょろひょろ、やわらかくしなやかであるという点が共通しています。これらの性質は、高音質ケーブルである条件なのかも知れません。

 直流用ケーブルについては製品に付属のものがあればそれを使用し、電池ボックスの場合は適当な電線を半田付けして製作、USB出力の場合は別途USB電源ケーブルを購入して使用しています。直流用のケーブルについては電線の違いや半田付けの出来栄えによる音の違いを殆ど感じたことがありません。ただし、USB電源ケーブルについては小提琴奏者氏が秋葉原駅近くの「山本電機」にて販売しているものを使用しており、こちらを調達したところ、微妙な違いながら、わずかに高音質に感じられました。このケーブルもやわらかくしなやかな性状です。

 そのほか、信号ケーブルに関連して
・USBケーブルとPCの間にはTGAタッピングガードをはさむ
・DAC SE-U55GXとラインケーブルRK-C305の間にカプラYN-AC2goldをはさむ
という2点を実施しています。


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2013年11月 2日 (土)

PCオーディオシステム紹介中間まとめ3 電源

 システム紹介の中間まとめとして、今回は電源関連です。

 私は、オーディオ関連機器の電源としては、電池による直流駆動を基本としています。電池駆動の目的としては、もちろん、
・コンセントから流入するノイズを低減すること
・AC/DC変換時のノイズが発生をふせぐこと
であるわけですが、そのほか、1つの電池から複数の機器に電力を供給しないようにすれば、アースループを完全になくせるというメリットがあります。オーディオの基本として、電源をできるだけ別にする、アナログ系とデジタル系はできるだけ遠いコンセントから電源をとるなんてことが言われますが、1つに機器に1つの電池で駆動すれば、単純な方法で完全別電源とすることができます。なお再生形のシステム構成については、こちらにまとめています。

 使用機器の中で、AirMacExpressだけは電池駆動ではなく、コンセントから電源を取っています。ただ、再生に関係する機器で、コンセントから電源をとっているのはこれ1つだけなので、音楽再生に関する機器の電源の独立は保たれています。

各機器の電源に関する記事です。

・Yoshii9のアンプYA-1の電源
・DAC SE-U55GXの電源
・同軸アイソレーター DSIX-1.0PAの電源
・USBハブ RAL-HUB02の電源
・スイッチングハブfx-08miniの電源
・NASの電源
・AirMacExpressの電源ケーブル
・AirMacExpressの電源タップ
・AirMacExpressに使用しているノイズフィルター

 なお、DDC udif7の電源も電池ですが、この製品については電池駆動が普通なので、特に独立した記事にしていません。PC本体についても、電池駆動をしていますが、これについては後から記事にします。

 ほかに電源関連の工夫として、YA-1には仮想アースであるアコースティックリバイブのRGC-24を使用し、AirMacExpressは電源プラグをはずすと現れる支柱がアース端子であるとの情報により、これをエアコン用アースに接続するとともに、USBポートにバッテリーをつなげて、仮想アースとしています。


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