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2013年9月28日 (土)

システム紹介45 Udif7の設置方法

 Udif7が動作したところで、udif7の設置方法について検討します。メーカーもudif7の固定方法によってかなり音が変化するとしており、工夫を薦めています。

 オーディオ製品のケースとして定番なのはアルミケースであり、こういった基盤状態の製品を収納し固定するために、立派なアルミケースを製作している方がネットを検索するといくつも見つかります。工作が苦手な場合で、かつ、アルミによるノイズ遮断をはかる方法としては、とりあえず牛乳パックなどで箱を作り、まわりをアルミホイルでまくなんて方法もあります(On爺が工作が苦手な方に薦めている)。この場合は基盤がしっかり固定できないという問題があります。一方で金属によるシールドは下手に行うとかえって音を悪くするケースがケーブルなどでは見られます。金属で囲むことの弊害を嫌ってか、シャーシを木製にしてしまうという考え方もあります(加銅氏)。木製であれば、自然な振動をしやすいというメリットがありそうに思えます。

 私は不器用で工作が苦手のため、立派なケースを自作することなどできません。そそこで、工作難度が低い方法として、丸い木の板に木ねじで固定する方法を採ることとしました。


 丸い板を選んだのは、その方が振動しにくいと考えてのことです。板に直接基盤をつけると、基盤裏の半田が支障するため、ねじ穴付近の基盤と木の間にハネナイトゴムシートを挟み、スペーサーとしています。この状態で4隅のねじ穴に木ねじをねじ込んで固定しました。電源は電池を用いています。

 音を出してみます。固定したことによって音質が向上することを期待していましたが、実際には歪んだ音になってしまいました。失敗です。まあ、高音質化を期待して音が歪んだため、固定方法による音の変化が心理効果によるものではない証拠にはなりますが。ただし、もっと器用に取り付ければ違った結果になる可能性はあります。

 4箇所を固定して音が歪んだため、前の2箇所をはずし、後ろ2本だけにします(ハネナイトゴムシートはそのまま)。前側がぐらつき気味になるので、インシュレーターを載せて抑えます。


 この形で音を出してみたところ、4つとめた時の音の歪みは解消し、仮置きのときよりもさらに良い音になりました。さらに木の下にアルミ板を置いてみましたが、こちらは変化がわかりませんでした。
 さらに良い固定方法もあるには違いないのですが、一応良くはなったので、この状態のまま使用を続けています。

 ただし、基盤の形状が長方形で角が立っているところが音質を損ねている可能性が考えられるため、今後、基盤の整形を試してみたいとは思っています。

追記 後日、Udif7の固定方法をより音の良い方法に変更しました。

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