システム紹介36,37,38 再生ソフト foobar2000 multi-plugin ASIO4.ALL
前回の記事で述べたようにPCからの再生ソフトはitunesを用い、「AirMacExpressの外部クロック的利用」により、USBサウンドデバイスからの再生を行っています。ところで、古いiTunesには「マルチプラグイン」なるツールが開発されており、見た目はiTunesで操作しつつ、再生をfoobar2000で行うことが出来るようになっています。かつてはよく話題に上がった方法ですが、現在はマルチプラグインの更新が止まったままになっているため、やっているという方をあまり見かけなくなっていますが、さらに高音質で再生できると確信できる方法がわかる訳でもないため、そのまま使い続けています。マルチプラグインのダウロード先のあるのかどうか?少し探してみましたがよくわかりませんでした。(追記、発見したので次のエントリーに載せました)また、Vistaや7での動作も厳しいかもしれません。
ということでマルチプラグインが対応してる最終バージョンであるiTunes7.0.2にマルチプラグインを入れた画面です。マルチプラグインをインストールするとスキンが変わってしまいますので、appearanceの設定で元に戻した方が使いやすいと思われます。foobar2000 passthroughにチェックを入れると、foobar2000にデータが送り込まれます。Foobar settingをクリックするとfoobar2000の設定ができます。ただし、ウインドウが前に来てくれないので、Alt+Tabで呼び出してやる必要があります。
こちらが、foobar2000の設定画面です。私の環境では0.9.5.5が動作する最新バージョンでした。foobar2000といえば高音質で定評のあるソフトですが、とくに高音質を目指して開発されたものではないため、新しいバージョンの方が高音質ということもないと思われるtため、動作するバージョンを選択すれば問題ないと思います。foobar2000を使うとiTunesよりも音がくっきりします。もともと私がPCオーディオを始めたのはquick timedでwavファイルを再生したときの音が、手持ちのCDプレイヤーやWMPの音に比べて圧倒的に高解像度であったことにびっくりしたことが始まりですが、foobar2000であれば同等の音質があります。この方法で再生するようになってから、いろいろなCDプレイヤーを試聴しても解像度不足を感じることが多くなりました。
そして、foobar2000はASIO4.ALLを組み込むことが出来るため、こちらも使用しています。合ったfoo_out_asio.dilをfoobar2000\componentsの中にコピーします。
これだけ組み合わせると動作するバージョンや設定の組み合わせを見つけるのに手間がかかります。結局V2.10(にてんいちぜろ ではなくて にてんじゅう らしい)で試行錯誤の末無事動作しました。ASIO4.ALLを組み合わせることにより音の再生がなめらかになる方向に変化しました。
ASIO4.ALLやAirMacExpressの使用、DSIXなどの再生機器の工夫、そして、PCおよびPC周辺機器の防振を進めることにより、やわらかく深みのある音も出るようになってきました。私はアナログはやらないのですが、このことにより、CDプレイヤーがダメでアナログが良いといっている方々の気持ちが分かったような気がします。アナログも持っている知人のオーディオマニアに試聴してもらったときも、「この音をアナログマンセーの連中に聴かせてやりたいねえ」という感想をいただきました。
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