PCオーディオに使用するDDCの更新検討
これまで(2年前ですが)はSE-U55をDDC(PCからのUSBで音声データを受け、同軸デジタルなどSPDIFとして出力する機器)として使用してきました。また、SE-U55の2台使用によりおおきな音質向上がありました。
ただし、SE-U55はたまたま手に入れたことをきっかけとして使用していたというだけで、特に吟味して導入したものではありません。また、高音質USBDACであるSE-U55GXの先祖に当たる機種であるとはいえ、そのUSBDACやUSBDDCとしての音質評価は高いものではありません。DDCとしてのSE-U55と他の製品を比較したものとしては 、ブログ「って、なんですか~」の記事があり、そこではLINDEMANN USB-DDC 24/96(まあまあ)>SE-U55(駄目)いう評価です。
ですので最高音質を希求する観点からは、使用するDDCの機種について検討する必要があります。また、SE-U55はハイレゾに非対応ですのでDDCの更新によってハイレゾ対応の実現が期待できます。(ただしDACであるSE-U55GXは24/96までの対応であるため、192kHz対応は意味がないため、必要とはしません) そこで、DDCの更新について検討してみました。
USB-DDCといっても近年は製品数も増えており、なかなか選択は難しいのですが、これまで大半の機器は電池駆動により高音質化してきたため、やはり電池駆動が出来そうな製品を基本に考えることにしました。その中で、本格的なPCオーディオにも対応するようなコンセプト製品でメジャーなものとしてRATOCとLINNDEMANNがあります。また、バスパワーですが、HiFaceも良く取り上げられ、割と評価されているDDCです。
これらの製品を軸に、取り上げたブログ等を集めてみると、
喰らうオーディオ!!! | hiFace EVO > ND-S1 |
けろこ堂日乗 | RAL-2496UT1>RME Didi96/8PST、Prodigy Cube |
白髪犬ブログ | LINDEMANN USB-DDC 24/192>LINDEMANN USB-DDC 24/96 |
逸品館 | RAL-2496UT1>LINDEMANN USB-DDC 24/96>>LINDEMANN USB-DDC 16/48 |
オーディオ四苦八苦~蜃気楼の果てに | hiFace>Monitor01USD |
cosi cosi | RAL-2496UT1>LINDEMANN USB-DDC 24/192>LINDEMANN USB-DDC 24/96 ? |
まっ、いいか | LINDEMANN USB-DDC 24/96>hiFace |
という具合で、RATOCのRAL-2496UT1あるいは192kHz対応版のRAL-24192UT1が良さそうに思えます。RAL-2496UT1とRAL-24192UT1についてはDACとして自分で比較試聴することができました(Macでしたが)。24/96のデータで比較したところRAL-24192UT1の方がややMACにつなぐUSBDACとしては高音質でした。
ところが、こちらの質問に対する回答 のなかに実際試してみた結果として、RAL24192UT1、DA-200、RDA520についてはDDCとしての音質向上効果がなかったが、ラステームのRUDD14については大きな効果を実感できているため、使用しているとの回答がありました。質問・回答履歴などは非公開に設定されているため、どのような方かは分からず、信頼性の判断ができませんが、この回答からはRRUDD14>RAL24192UT1である可能性が考えられるため、RAL24192UT1とともにRUDD14も候補として検討する必要が生じました。そこで、さらにRUDD14の試聴等を行うことにしました。
続きます。
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