PCオーディオに使用するDDCの更新検討2
前回述べたとおり、DDコンバータとしてラステームRUDD14が候補にあがりました。RUDD14はRAL-24192UT1がDAC、DDC兼用であるのに対して、RUDD14はDDC専用であるところも期待が持てると思いました。画面表示なども音質劣化を招かないように配慮されているとのことでした。
しばらくして、秋葉原に行く機会があったため、ラステーム製品の試聴ができるコムファディオを訪ねました。(現在はラステームがなくなったしまったので、やっていないと思います。)
試聴はウエルカムな感じで、どうぞどうぞという感じですぐ聞かせてくれました。RUDDの効果をデモするための試聴が直ぐできるようになったており、アンプにはラステームのUSB入力、同軸入力のついたデジタルアンプが使われており、PCからそのアンプに直接つないだときと、PCにRUDD14を接続し、RUDD14から同軸デジタルを出力し、それデジタルアンプに接続した場合を比較できるようになっていました。
このようなデモをやっているだけに聞き比べてみると当然のようにRUDD14を通した方が高音質であったわけですが、音源のPCが別に成っていました。デジタルアンプにUSBで直接つながっているのはミドルタワーのデスクトップPCであり、パーツ構成などは聞きませんでしたが、大型のケースファンなどが付いたイマドキの感じがするケースで、タッピングするとビリつき、とくにオーディオ用として配慮されたものではありませんでした。一方、RUDD14の方にはノートPCをつないでいました(入っている曲データは同じ)。まあ、別のPCにしておいた方が切り替えはしやすいのですが。同じPCで比較したいと店員に告げると、驚くべきことに
このようなデモをやっているだけに聞き比べてみると当然のようにRUDD14を通した方が高音質であったわけですが、音源のPCが別に成っていました。デジタルアンプにUSBで直接つながっているのはミドルタワーのデスクトップPCであり、パーツ構成などは聞きませんでしたが、大型のケースファンなどが付いたイマドキの感じがするケースで、タッピングするとビリつき、とくにオーディオ用として配慮されたものではありませんでした。一方、RUDD14の方にはノートPCをつないでいました(入っている曲データは同じ)。まあ、別のPCにしておいた方が切り替えはしやすいのですが。同じPCで比較したいと店員に告げると、驚くべきことに
「どっちにつないでもおんなじですよ」
なんて言います。(いや、DDC挟んで変わるって言ってるんだから、当然PCでも音変わるだろ!矛盾してるよ。なぁ~に言ってやがる)と思いながら、同じPCで比較させてほしいとお願いし、ノートPCからの出力で、つなぎ換えながら比較試聴させてもらいました。
デジタルアンプのUSB入力にノートPCからつなぐと、デスクトップからの音に比べると付帯音が少なく、明らかに高音質でした。一般にデスクトップPCよりもノートPCの方が高音質との意見がありますが、それを確認した形となりました。それと同時に、この店でやってるいつもの比較試聴はRUDD14に下駄を履かせた形になっていて、ちょっとインチキではないのか、そんなことも考えました。
本題の同じノートPCから出力したときのRUDD14を通す、通さないの比較ですが、それでもまだRUDD14を通して時の方がはっきり高音質でした。その違いの大きさは以前に自宅でSE-U55GXから音だしをするときに途中にDDCとしてSE-U55を入れる入れないで比較したときよりも大きな差に聞こえました。DDCとしてはSE-U55より高音質には思えました。
その場で購入しようか迷ったのですが、SE-U55を2台としたときの音質向上と比べると銅なのか判断が付かず、また、他社製品のDDCとの比較試聴もできないので、もう少し検討することとし、そのときは購入せずに帰りました。
本題の同じノートPCから出力したときのRUDD14を通す、通さないの比較ですが、それでもまだRUDD14を通して時の方がはっきり高音質でした。その違いの大きさは以前に自宅でSE-U55GXから音だしをするときに途中にDDCとしてSE-U55を入れる入れないで比較したときよりも大きな差に聞こえました。DDCとしてはSE-U55より高音質には思えました。
その場で購入しようか迷ったのですが、SE-U55を2台としたときの音質向上と比べると銅なのか判断が付かず、また、他社製品のDDCとの比較試聴もできないので、もう少し検討することとし、そのときは購入せずに帰りました。
その後、RUDD14を分解して調べたという記事に遭遇しました、それによると、RUDD14はDDC専用の製品であるにもかかわらず、なぜかDACチップが内蔵されていると書かれていました。そして、DACが何に使われているのか、配線を追ったところ、レベル表示のところにつながっており、どうも一度アナログに変換してからレベルを計って表示しているとのことでした。折角のDDC専用品なのに何考えてるんだラステーム。そんなことのために余計なチップ積むなんて。
それで、RUDD14を購入しようという意欲はかなり萎えてしまいました。もっともそれでもRUDD14が最高音質であるとすれば、買わざるを得ないわけですが。
さらに情報集めを続けることとなります。
まだ続きます。
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