システム紹介19 YN-AC2 gold
これまで述べてきたように、私はプリメインアンプおよびスピーカーとしてYoshii9を使用し、Yoshii9に信号を入力するラインケーブルとしてソニーのRK-C305を使用しています。さらに上流に向かって今後書いていきますが、概略を述べると、Windows XP を入れた自作PCを用いたPCオーディオで、ファイルはNASに置き、USBから音だしをしています。最終的にアナログ信号を出力する機器として、OnkyoのSE-U55GXを用いています。
したがって、SE-U55GXとYoshii9のアンプYA-1をRK-C305で接続しているわけです。
ブログ「Yoshii9を最高の音で聞こう!」ではSE-U55GXのラインアウトとラインケーブルの間にニッシャー技研のノイズ・バリアー・カプラーYN-AC2を挟んでいます。このYN-AC2により、メーカーが謳っている、「音像定位感の向上」、「ライブ感の向上」、「ホール感(空気感)の向上」が認められたとあります。http://web.archive.org/web/20120929011825/http://shyouteikin.seesaa.net/article/64172645.html
私の方でも、それに倣って、YN-AC2を導入しておりました。導入時はまだYoshii9はなく、その他いろいろな部分が煮詰まっていなかったせいか、YN-AC2については、「なんとなく良くなった」という程度の感想でした。
Yoshii9を導入したあとも、使い続けてはいましたが、特に効果を改めて確認することはしませんでした。その後、改良型として「YN-AC2 gold」が発売されたため、こちらも購入し、入れ替えてみました。
下がYN-AC2 上がYN-AC2 goldです。
YN-AC2とYN-AC2 goldは見た目は殆ど同じでロゴが白から金色に変わっているくらいです。重さも量ってみると殆ど同じでした。内部は変わっているとのことです。
使用してみると前モデルに比べて、音のささくれ立ちが減少してスムースでやわらかい出音となり、細かい音もやや聞き取りやすく成りました。すくなくとも私の環境と耳ではより高音質に進化しているようです。アイワミニコンポとiPOD、イクリプスTD307IIで構成しているサブシステムでも、何もつけない状態とYN-AC2 goldをつけた状態も比較してみると、つけたほうが音がかなりクリアーになっていることが分かりました。
環境によって効果は異なるのでしょうが、私においては良い効果が得られたアイテムでした。
« システム紹介 その18 セメダインラピー「銀」 | トップページ | システム紹介2 Yoshii9の脚部吸音 »
「オーディオ」カテゴリの記事
- CDトランスポーター/リッパーが発売(2024.12.20)
- Philewebコミュニティがサービス終了へ(2022.06.03)
- 自宅大改築(2021.07.23)
- ダイアトーンのカーステレオ続編(2021.02.03)
- ケーブルで音が変わる要素全体論(2021.01.16)
コメント