システム紹介22,23,24,25,26,27 SE-U55GXの防振
SE-U55GXについても、他のオーディオ機器と同様防振を行うことにより音が変わります。特にこのシリーズは細長いプラスチックの筐体であり、鳴きやすそうなので、比較的効果がありそうに思えます。
SE-U55GXの内部防振についてはこちらの記事 に書かれています。
ケース内側に鉛シールを貼るというアイデアはもともと別のブログに載っていたものですが、小提琴奏者氏がさらに探求を行い、ケースの内側への東京防音の鉛シート2重張り(システム紹介22)、ケースを止めているネジへのハネナイトワッシャーの装着(システム紹介23)、ケース底面のネジについてはウレタンワッシャーの沿う着(システム紹介24)を行い、効果があったと書かれていました、なお、べつのブログに書き込まれた書き込みによると小提琴奏者氏は東京防音鉛シートのほかJ1の防振シートを試してみたとかかれており、J1のほうひどい音だったとしています。私のほうも小提琴奏者氏の記事をそのまま模倣して、成果をえています。
ところでわたしはSE-U55GXは単体DACとして使用しており、そのほかに2台のSE-U55をUSB-DDCとして使用していたわけですが(なお現在は別のDDCを常用しております)このSE-U55はSE-U55GXとよく似た形状のため、GXと同じ防振対策をすることができます。SE-U55にも同様の措置をやってみた結果、防振なしの場合と比べ(2台あるため比較が容易でした)明らかに付帯音の減少が認められました。この鉛シートは全国のオーディオショップ等で売られていますし、ウレタンワッシャーは東急ハンズにありますが、ハネナイトワッシャーは現在入手しにくいようです。
その後の記事でさらに小提琴奏者氏はSE-U55GXのインシュレーターとしてスタバショットグラス(システム紹介25) + オーディオテクニカAT6099(システム紹介26)という組み合わせを見出すことになります。
こちらも私のほうで模倣してみた結果、非常に澄み切った音に大きく変化しました。ただし私が入手したショットグラスは「Yoshii9を最高の音で聞こう!」に成っているものよりも若干大きいように見えるので、別の商品だと思います。
このスタバショットグラス、コンパクトサイズでかつ肉厚のガラスを使っているという、確かにインシュレータには向いているように思える製品です。似たようなものが無いかいつも気をつけて見ていますが、巷のコップだとか灰皿などのガラス製品は大きすぎるばかりで、なかなか似た製品はなく、うまい製品を発見したものだと感心します。スタバショットグラスはコーヒーを楽しむには小さすぎるためか、長らく販売されておらず、わたしは以前にヤフオクで手に入れましたが、現在はより入手が難しいかもしれません。
SE-U55GXの上にはインシュレーターを乗せて防振します。小提琴奏者氏はTAOCのPTS-Fを乗せていますが、入手困難のため、私はPTS-4、PTS-A、AT-6099(要する手元であまっているやつ)をテキトーに乗せています(システム紹介27)。このことによる効果は微妙で、わずかに良くなったようには思うものの、気のせい程度でした。(悪くはなっていません)
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