システム紹介8 スピーカーケーブル ライカル線
Yoshii9には付属のスピーカーケーブルとして0.2sqと極細のライカル線が用いられています。ライカル線はスピーカーから生え出しとなっており、交換を想定したつくりになっていません。おそらくは由井社長がいろいろなケーブルを吟味した結果選定されたものであると思われます。
ですので、Yoshii9のスピーカーケーブルについては交換を試してはいません。
Yoshii9導入以前にはライカル線を単独で購入し、試したことがありました。ライカル線以外にはオーディオテクニカのケーブル、ビクターのスピーカーケーブル、チャイムコード(ベル線)の3種類を試しました。
ビクター、オーディオテクニカはやや不明瞭であるのに対して、ライカル線は付帯音のとれたスッキリした出音で、高音も比較的綺麗に伸びました。また、チャイムコードはビクター、オーディオテクニカに比べてやや素直な音のように思えましたが、音質的にはライカル線に及びませんでした。
価格は
オーディオテクニカが300円/m程度
ビクターは170円/m程度
チャイムコードは50円/m程度
ライカル線はオヤイデで63円/m ただし+-バラのため、+-ペアでは126円/m
でした。
現在はYoshii9のほか、アイワミニコンポとイクリプス307II、iPODの組み合わせからなるサブシステムでも使用していますが、居間用のサブシステムとしては満足できる音が出ています。
ホームシアターマニアの知人N氏がスピーカーの配置換えを行うので、スピーカーケーブルが沢山必要という話があったので、このライカル線を代理で購入して使ってもらったところ、私の場合と同様に、付帯音が取れて、スッキリした音になったという感想でした。
このライカル線は極細の0.2sqのため、許容電流値が気になるという方もおられるかもしれませんが、それなりの音量を出したり、また、長時間鳴らし続けても、Yoshii9でも低能率の307IIの接続されたサブシステムの方でもケーブルが温まる現象は全く見られないため、何ら問題ないようです。Yoshii9をお使いの方の中ではこのスピーカーケーブルをさらに細いものに交換して、成果を上げている方もおられるようです。
由井社長の見解では、細くやわらかいケーブルは縦振動を伝えにくいため、音質的に有利であるとのことのようです。このことのほか入手製や、断線のしにくさを考慮して、0.2sqのライカル線の採用となったのでしょう。
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