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2012年3月16日 (金)

プロケーブルを振り返る その14 AirMacExpress

プロケーブルサイトより引用

>39)雲間に聳え立つ史上最高峰音源・AirMac Express コメント集
http://www.procable.jp/setting/39.html


>■雲間に聳え立つ史上最高峰音源・AirMac Express コメント集

>アップルのAirMac Expressこそが、あらゆるものを超えて聳え立つ
>最高峰の音源であることが、発覚してしまいました。

以下略

 コメント集のほうを見ていきます。

 9番さんは民生用アンプと自作スピーカーでCDプレイヤーに比べiPODがすばらしかったというコメントであり、ここでもプロケーブルシステムではない方からiPODが高評価を受けています。
 その他は概ねAirMac Expressの使用法についてのコメントが並びます。QuickTime>iTunesという書き込みがいくつかあり、QuickTime+AirmacExpress+Airfoilを使うという方法も紹介されています。
 AirMac Expressの電源についても探求され、非メッキのめがね電源ケーブルを使うと良くなる、その他壁コンセント等の電源環境で音が変わる、アースをとると歪みが減って良いといったこともかかれています。
 AirMac Expressのラインアウトが良いという意見と外部クロック的利用で本体から音をとったほうが良いとする意見が混在します。(なお「外部クロック的利用」とは私がつけた名前です)

 16番さんはAirmac Expressの外部クロック的利用を高く評価しており、

デスクトップPC(AirMac Express仕様オンボード出力)≧iPod mini(イヤホン端子)>iPod photo(イヤホン端子)>AirMac Express(直結アナログ出力・iTunes再生)>iPod w/rockbox(イヤホン端子)

と書いております。AirMac Expressの直接出力については

>続いてAirMac Express本体からの出力ですが、
>私個人的にはオーディオ的な解像感が耳に障る感じでした。

としています。

 一番最後に載っているアナログマニアという東大阪の14番さんという方はプリを通すとAirMac Expressの直接出力が良いが、パワー直結であると外部クロック的利用の方が良いと述べており、アナログと肩を並べるとしています。

 私の環境ではAirMac Expressの外部クロック的利用により高音質になったことは前回書きましたが、AirMacExpressのラインアウトの音質は実際どうなのでしょうか?
 ネットでAirMac Expressの音質について書いたものを探してもプロケーブル関連のもの以外では音質にほとんどこだわっていない方のブログばかりが見つかり、参考になるものはなかなかありません。掲示板などでも同様ですが、たまに「歪みっぽい」といった感想を見かけます。高級CDプレイヤーと比べてといった記事はまったく見つかりません。
 私がAirMac Expressのラインアウトから音だししてみた感想しては、大きいだけの目の荒い音でかなり安っぽい音というものでした。音像は比較的はっきりしており、包まれ感がありましたが、ものすごくオーディオ的な音というか、へたくそなマルチチャンネルでやたらスピーカーを増やして無理やり立体感を出したような感覚でした。

 AirMac Expressはプロケーブルの記事を見て2008年春に導入したものですが、購入当時AirMac Expressについて検索していて見つけたブログがこちらでした。

Yoshii9 を最高の音で聴こう!
「怪情報」AirMacExpressの音が良い?…その様なことはありませんでした(笑)
http://shyouteikin.seesaa.net/article/246860955.html
こちらによりますとAirMacExpressのラインアウトの音は
・あまりにも歪んだ音
・あまりにも曇った音
・あまりにも周波数帯域の狭い音
・あまりにも定位の悪い音
・あまりにも余韻の聞こえない音
とのことであり、酷い音とされています。(別のエントリーでは「周波数帯域が狭い」は中音ばかりが張り出した音とも言い換えられています。)
 一方で、AirMacExpressの外部クロック的利用(このブログでは「触媒的?利用」と呼んでいます)による音を非常に高く評価しています。

 このブログは、タイムドメイン社のスピーカーを使っていてネットでオーディオ関連の情報をを良く見ている方には有名なブログなのですが、このブログこそ、やがて私のシステムの中心となっていったブログでした。

 AirMacExpressのラインアウトの音の特徴をまとめますと、まるでクラウンD45やJBL JRX115の音の特徴を見ているようで非常によく似た音のように思えます(私はD45やJRX115を聞いたことはありませんが)。
 したがって、プロケーブルサイトにおけるAirMacExpressのラインアウトの高評価は音の好みに起因するものである可能性が高いと考えられます。

追記
プロケーブルを振り返る その1~その21までのリンクをこちらにまとめました。

レス一覧

  1. よんまるさん、はじめまして。
    abepo01と申します。

    自分も以前にプロケーブル推奨の完全武装(非メッキ電源ケーブル、アース、ベルデンLAN)で使用していましたが、決してHPに載っているような最高の音とは感じませんでした。日記の中に外部クロックとありますが、LANケーブル接続でPC本体のクロックをクロックマスターにするということと解釈して書かせて頂きますと、確かに無線接続の時よりは圧倒的に音質向上はするものの、全体的に平面的な音場で情報量自体が不足しているように感じました。

    レンジの狭いシステムではあまり分からないかもしれませんが、レンジの広いシステムでは仰る通り、中域が張り出したように聴こえてしまいますね・・・残念ながら、自分のエソテリックのPC接続と比較してみると情報量、空間表現力など音質差は歴然でした・・・それでも、そこまで悪いとも思いませんでしたが、他にもケーブルの選択肢などが狭いのもAirMac Expressが評価されない理由かもしれませんね・・・

    長文、失礼しました。

    byabepo01 at2012-03-17 12:37

  2. abepo01さんコメントありがとうございます。

     AirMacExpressの外部クロック的利用については前回の日記に書かせていただいていますが、イメージとしてはAirMacExpressをマスタークロックとしてPC側のサウンドデバイスを駆動するイメージです。
     このときはAirMacExpressには音を出す設定をしてステレオミニプラグを差すだけでアンプに接続せず、PC側のサウンドカードなりUSBサウンドデバイスから音を出します。

     こちらのエントリーに書いていないのでわかりにくいですね。

    byよんまる at2012-03-17 13:30

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