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2020年4月30日 (木)

道の駅 千里浜

石川県内の道路休憩施設、以前は網羅するつもりでと思って立ち寄っては写真を撮っていたのですが、やっていくとかなりの数に上ることがわかり、全部は無理かあ、と思うようになりました。なので、以前ほどは積極的にいかなくなったのですが、先日たまたま道の駅千里浜に立ち寄ったので記録しておきます。

この「道の駅 千里浜」は「のと里山海道」を千里浜インターで降りて、海と反対方向に向かう県道沿いにあります。

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 このような全景です。駐車場は交通量・利用者の割に大きめです。右に無得るのは、自動車をシャワーする施設です。千里浜なぎさドライブウェーを走り終えた車の砂や塩を落とすためのサービスなのでしょうか。誰かが利用しています。

 

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建物の中はトイレも含め新しいためか結構きれいです。売店はには地元農産物などが並んでいます。道の駅の売店としてはよくある感じです。私は食材などには疎いので、特にこれといったものがあるかどうか、よくわかりませんでした。

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 食事コーナーがあります。

 新型コロナウイルスが絶賛流行(?)中ですが、結構人がいます。大丈夫でしょうか。

(この時点では緊急事態宣言が全国拡大される前であり、石川県は対象ではありませんでした)

私は何が売っているのかはよく見ずに退散して外へ。

 

外には砂像がつくられています。

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地元名物ということなのか、結構力が入っています。

 

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現在休止中ですが、足湯もあります。

 以上、展示物や施設など、目当てに行くほどではないですが、マイナーな道の駅としてはかなり充実しており、トイレ休憩に寄るにはよいと思います。

 

 道の駅とは関係ありませんが、新型コロナ対策のための緊急事態宣言、新規感染者が4月中頃にピークアウトし、入院患者数も間もなくピークアウトしようとしています。5月6日とは言わずとも、5月中旬には解除すべき時期であろうと思います。

 

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2020年4月14日 (火)

平成15年の官庁訪問

 引き続き平成15年の話を書きます。

 試験の方は平成11年から14年まで4回連続合格していました。平成15年試験も合格を続けます。試験のことについてもいづれ書きたいと思っているので詳しく述べませんが、この年は研究職採用がいよいよ希少になってきたためか、専門試験の内容が気合の抜けた下らない内容になっていました。

 この年の採用予定表をみると、産業技術研究所があります。おお、今年は募集があるのか、と期待したものの、研究職を示す(研)の文字がありません。問い合わせてみると行政職の採用とのことでした。産総研の行政職には興味がない(国土地理院や海上保安庁のような行政採用された人間が研究的な仕事に従事する場合があるのなら研究職になる可能性があるが、産総研では研究職と行政職が明確に分かれているため、行政職採用されれば研究職になる芽はない)ため、それ以上連絡はしませんでした。

 平成15年の訪問先は、国土地理院、国土交通省本省、土木研究所、環境省です。

 一次試験合格発表後、官庁訪問実施。

 環境省は、時間が余ったので、どんなところなのかちょっと行ってみただけです。まあ、就職活動としては全くの無駄でした。環境省本章で実際に業務をされている方のお話が聞けたのは勉強にはなったのですが、省庁の業務についてよく勉強せずに官庁訪問などしても、全く駄目だということがよくわかりました。

 環境省の方のお話では、官庁には自ら事業を実施するウエイトが大きい「現業官庁」と企画・調整を主な業務とする「企画官庁」(用語はうろ覚え、もしかしたら「政策官庁」と言っていたかもしれない)があり前者は国土交通省のような省庁、環境省は後者だと言っていました。政策をっ企画立案し、多数の関係機関(他省庁や民間の業界団体など)と調整していくことになるので、現業官庁に比べて仕事が大変だと言っていました。業務の事例なども教えてもらいましたが、なるほど非常にストレスフルで困難な仕事だと思いました。業務量も半端なさそうです。とても私が働く職場とは考えられませんでした。

と、いうことで、環境省からは早々に退散。

 

 土木研究所は、平成14年に地質職を結局採用しなかったので、再度募集したようです。相変わらず人事院発表の採用予定数表には表示がないという不透明なやり方は同じ。これから国家公務員を目指す方は、混乱期にはいろんなことが起きる場合があるので、可能性のある連絡先にはしっかり連絡を取って、情報を仕入れておくことが必要です。また、あまりに不透明な場合は人事院に相談することも有効な場合があるはずです。

 土木研究所への訪問では、引き続き佐々木主任研究員のところを訪ねましたが、「去年来て、地質監にも会いましたよね」ということで面接もなく返されてしまいました。まあ、採用を強く希望していることは伝わったためか、不採用が決まった時も佐々木さんからはわざわざ電話をいただきましたが。

 

 国土地理院はこれまでと同様、つくばの国土地理院にて課長補佐の業務説明→所内見学→課長+1名の面接という流れ。課長は前年と同じ方でしたが、

「君、去年も来たんだよね。全然印象にないだよね」

と言われ、雰囲気は良くありませんでした。

 

 国土交通省本省は、専門分野別の採用を行っていました。平成12年までは試験の専門区分が細かく分かれていたため、受験区分ごとに採用していたようですが、13年の区分大くくり化以降は、一応、選考をうける分野を自由に選べるようにやり方を変更したようでした。土木や砂防、電気、機械などの分野別に訪問する局を選択する方式となっていました。基本的に、地質や物理、数学については国土地理院へどうぞということでしたが、希望があれば本省採用の他分野も訪問は受け入れるとのことでした。

 まず土木を選択すると、その場で面接が始まりました。とくにごく普通の面接でした。その後、砂防区分の訪問を受け付けていた河川局へ行きました。まず若手が出てきて、大学で砂防は専攻してないよねと確認されると、そのままぺーぺーの若手との面談になりそうになってので、民間企業での経験があると伝えると、課長補佐に交代しました。国土交通省では、どの分野でも門戸を開いているようで、専門が違う受験者が訪問に来た場合は若手に相手をさせて帰させるということをやっていたようです。

 この平成15年度には、人事院の試験と各省庁の実施する官庁訪問の2本立てが並行して行われる不透明でわかりにくい国家公務員の採用方法(試験に合格してもすでに不採用がほぼ確定しているケースや内々定を得ていても試験不合格により採用されない場合がある)について、疑問視する質問が国会で行われたようです。この国会質問をうけて、各省庁の人事担当課長が申し合わせを行いました。それにより、平成15年度については最終合格発表後に必ず採用面接を実施することやそれまで最終合格発表日=内定解禁日であったところを、内定解禁日を最終合格発表後期間を置いてから設定することなどが決定されました。

 この決定を受けて、各省庁は、最終合格発表に合わせて採用面接の日程等をアナウンスしましたが、すでに一次合格以降の官庁訪問により選考が進んでおり、訪問を終えていた受験者個人については、内定の有力候補以外には連絡がないようでした。私のところには全受験者向けの案内以外の連絡はありませんでした。なお、私の国土交通本省への訪問は最終合格発表以降に行ったものです。

 ということで、もっと食い下がるべきだったかもしれませんが、平成15年度も採用なしで終了しました。

 

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2020年4月11日 (土)

町の職員が動画投稿で収入、注意を受ける

町職員 動画公開で収入

 石川県宝達志水町は、インターネットの動画共有サイトに独自に製作した動画を町に無断で公開し広告収入を得ていたとして昨年十二月に男性職員を厳重注意した。職員は動画公開を続けており、これまで町の聞き取りに「サイトの管理は母親に移管した。弁護士にも相談している」と問題ないと主張しているという。

(北陸中日新聞 2020年4月10日朝刊)

 

 この職員はユーチューバーなのでしょうか。多い年で年20万円以上の収入があったとのことです。どのような動画投稿していたのか全く知りませんが、この金額ならばそこそこ人気があったのでしょう。と言っても、生活できるような金額ではありませんし、雑収入とするならば、20万円以下は非課税となる金額です。

その程度の金額では副業とは言えないでしょう。もちらん、稼いだ金額は少なくても、動画作成に労力をかけた結果、役場の業務に支障が出たならば問題ですが、記事にはそのような記述はありません。動画投稿ならば、飲食店でのアルバイトなどと違い、一般には時間が拘束されないため、本業に支障がない形にはしやすいはずです。

 勤め先である役場の方も、副業に当たる可能性があるという、はっきりしない言い方で、動画投稿をやめさせようとしています。面倒なことはとにかくなくそうとする事なかれ主義に見えます。これで厳重注意という処分は納得できません。動画投稿により収入を得るということ行為が、業に当たるか否か、基準を示して明確に示すべきでしょう。また、働き方改革が推進される中、副業の解禁も近年の方向性です。副業に当たるとしても、条件を付けて許可していくことも今後の人口減少社会のなかで、一人ひとりが才能を生かして十分に活躍できる社会の構築への貢献になるのではないでしょうか。

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2020年2月16日 (日)

平成14年の官庁訪問

平成13年までの官庁訪問記を書いてから、数年経ってしまいましたが、続きを書きます。

繰り返して書くと、私は専攻分野は地球科学で、できれば研究職につきたいと考えていました。国家公務員採用I種試験は平成8年と平成11年~16年に受験しました。地質調査所(現・産業技術総合研究所地質総合センター)を希望していましたが、平成13年、14年は採用予定がありませんでした。

 

平成14年は国土地理院、海上保安庁、土木研究所を訪問しました。

 

国土地理院はこれまで通り、

企画調整課課長補佐の概要説明→所内見学→企画調整課長面接

という流れでした。

所内見学の後、控室に入って課長面接の順番を待ちますが、この年から、所内見学を案内し、控室に一緒に待機している若手職員が何やらメモを取るようになった。

課長面接は、面談という名目が次第に薄れ、面接らしい形式になってきていた。昔は課長から名刺がもらえたが、このころはなし。また、役職は不明(専門官あたり?)だが、職員がもう一人つくようになった。課長は2年交代で、平成12、13年は同じ方だったが、14年に赴任された方であった。

ごく普通の面接で、それほど特別なことはなかったが(昔のように執拗に質問を促され続けることもなかった)、どこで自己PRできるのか難しいと感じた。課長でない方の職員は受験者の評価を手帳につけていた。少し見えたところでは項目別にAまたはBとつけているようでした。

国土地理院からは例によってその後連絡はなく不採用。

 

海上保安庁は築地ある海洋情報部(旧・水路部)を訪問し、所内のいくつかの部署を順に回らされて、課長補佐あたりと話をし、最後に採用の権限があるらしい課長と面接。

この年度は残念ながら地質職の採用は考えておらず、「流れの方の人」(海流の解析ができる職員だろうか?旧試験区分でいうと物理か水産)を採用するとの話であった。

もともと海上保安庁の地質職は4~5年に1名程度の採用しかしていないのでほぼ門前払いでも仕方がないのだろう。

平成14年時点ではまだ業務説明のための面談という建前が残っており、課長補佐3人ほどとは本当に業務説明と業務に関する雑談(民間企業のセミナー似たいな感じかな)。課長との面談でも、ジュースが出された。

課長は地質職の方であり、海上保安庁の業務の中で分かった地質に関する話もしてくれた。

海洋情報部の主要な業務の一つは調査船で日本近海の海底の探査を行い、地形地質を調査すること。地質屋が能力を発揮できる研究的要素のある業務ですが、大学等の研究機関とは異なり、新たな知見は必ずしも不要でデータが出ればOKの図幅調査であり、行政事務としては国土地理院の地形図発行とほぼ同じとのことであった。地質で採用された職員は若いうちは研究的な仕事をするが、やがては昇進とともに行政職になっていってしまうらしい。

私は研究職希望だとは言いませんでしたが、課長はそれを感じ取ったようでした。

課長は海底を調査した結果至った見解を話してくれました。

地質学の一般的なイメージだと、海底は堆積物がいつもたまり続けていると考えているようなところがあるが、実際にはそのような場所は東京湾などのごく一部の場所に限られ、一般的な海底だと一時的に堆積物がたまってもやがては移動してしまう。たから地層を作っている堆積物はある短期間にドーンとたまったものだと考えられる。

といったような内容でした。地質境界には整合、不整合、断層、貫入があり、後の3者については教科書に明確な説明がありますが、「整合」については明確な説明がありません。連続して堆積しているなら堆積物の変化は必ず漸移的になり、明瞭な面を形成できないはずですが、そこはs説明がありません。

確かに地層が短期間に堆積したものの集合体であるなら、地層の「整合面」がどのようにしてできるのか、合点がいきます。

この課長はこの話を地質の専門家にするとみなそうだそうだと言ってくれる(自説には自信がある)が仕事が忙しくて、学会発表くらいならすぐできるが、論文にする暇がないと言っていました。まあ、半分雑談なのですが、海上保安庁に入ったら研究的な面白い仕事は確かにあるが、あくまで行政職であり、研究を期待してくる場所でもないということを伝えたのだろうと思います。

まあそういうわけで、海上保安庁も連絡はなく不採用。

 

独立行政法人土木研究所地質研究室は平成13年の省庁再編以降では初めての新規職員採用を考えていたようでした。前回の採用は平成7年(平成8年4月勤務開始)と省庁再編前の建設省土木研究所だった時代でした。そのため、職員の方も採用をどう進めていいかよくわかっていなかったようです。

昔の採用は建設省として募集され、採用予定委部局が土木研究所となっていたわけですが、独法になれば土木研究所としての募集となります。しかし、そこがうまく整理されていなかったため、たらいまわしのようになってしまいました。人事院の発表する採用予定数表にも土木研究所の記載はなく、私は大学の求人掲示板で募集があることを知りました。私としては研究職の募集があるということで期待はしました。

一応、土木研究所を訪問し、担当の佐々木主任研究員(当時)と面談した後、地質職のトップである中村康夫地質監(当時)の面接を受けました。そのほか、若手職員の案内による所内見学がありました。土木研究所は学生も技官もいない大学のようで、機械の世話なども全部研究員がやっている(その割に本省オーダーで突如新しい機器などが入ってくる)から大変だと言っていました。

土木研究所地質研究室は結局調整がうまくいかなかったのか、この年はだれも採用しませんでした。

 

以上で、平成14年は終わっていきました。

 

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2020年1月31日 (金)

みてすぐわかる現代文

1985年発行の大学受験参考書。カバーによると古文(グリデン式とあり)や漢文もみてすぐわかるシリーズとして出版されていたようです。

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現在は絶版となっています。

私の本棚に読まずに長いこと眠っていました。(高校生当時も読まなかった)

現代文の入試問題を解くための20のポイントについて、簡潔に解説されている。

初めのほうに、文学史や漢字、文法の解説がある。今どきはこの辺の力の入った出題をする大学がどのくらいあるのか、現在の大学入試問題の傾向なんかはフォローしていないのでよくわからないが、あまり多くはないのではないだろうか。

今回取り出して、読んでみると、結構面白い。20のポイントは現代文の大学入試問題を解くための基礎事項であり、基本ががっちりと押さえられるようになっている。現代文が苦手な高校生だけではなく、現代文は得意だが勘に頼って問題を解いているような層にも有効であろう。

文学史やことわざを読んでいると、有名な小説などのあらすじを網羅的に把握したくなってくる。学習意欲を駆り立てられた。捨てようと御持ったけれども、もうしばらく置いておこう。

簡潔にまとめられている分、入試問題とは形式が異なることや、今となっては古風な問題となってしまっている点などから、受験直前の高校生が読むと混乱するかもしれない。高校2年生や高校3年生の1学期あたりだと、短時間で一通りの基礎固めができるので良いと思います。

プレミアム価格でこれから入手するほどの価値はないとは思うが、手に入れる機会があれば、持っていてもよいと思います。1000円以下なら買いだと思います。

 

 

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2020年1月18日 (土)

八ッ場ダムと2019年台風19号まとめ

 昨年の台風19号において、試験湛水中の八ッ場ダムが一気に満水近くまで水を貯め、効果を発揮した件については、概ね情報の発表が一巡したように思いますのでそろそろ書いてみたいと思います。

 この件については、「八ッ場ダムが利根川を洪水から救った」「いや、効果は少なく役に立っていない」「試験湛水中であり、運用開始後と比較して低い水位だったからまだ効果があったのであり、運用後はこれほど効果はない」といった言説が飛び交いました。どれが正しいのかは当時の利根川の状況について、具体的にみていく必要があります。

 利根川の河川水位についてデータがあり話題となったのは「栗橋」地点です。栗橋は利根川中流にあり、江戸川との分流地点よりもやや上流にある地点です。この個所は築堤区間であり、断面図は国土交通省の川の防災情報によると以下のようになっています。

 河川断面図に、氾濫危険水位や避難判断水位などが表示されています。地図やグーグルストリービューによると前後の河川断面はあまり変化がなく、代表的な断面のように見えます。

  台風19号による豪雨時は氾濫危険水位を超過し、9.67mまで水位が上昇しましたが、幸い越水には至りませんでした。断面図から判断すると堤防天端高は11m程度のようなので、越水まであと1.3mというところまで水位が上昇したことになります。元東京都環境科学研究所研究員の嶋津暉之氏の試算によると、八ッ場ダムによる水位低下効果は栗葉地点で17cmであったとしています。数字だけ見ると、残り1.3mが1.1mになるだけなので、八ッ場ダムの効果は特になかったという言説はここからきています。

 しかし、河川断面図から見ると、9.67mという水位は堤防の中腹を超えて天端に近くなっており、長時間続けば浸透水によってて破堤する危険の高い水位であり、17cmの水位低下は破堤の危険を下げたと思われます。また、氾濫注意水位である5.00あたりから周囲の提内地(河川堤防の外側にある宅地や農地)よりも河川水位が高くなることから、周囲の雨水が排水できないために発生する内水氾濫の危険がある水位となります。このような危険の低減にも17cmの水位低下は意味があったといえます。

 大河川である利根川の本川は1つのダムでできる洪水調整能力は限られており、もともと多数のダム群を整備して洪水を防ぐ計画となっていました。

 利根川上流の国管理のダムは八木沢ダム、奈良俣ダム、藤原ダム、相俣ダム、薗原ダム、下久保ダム、草木ダム、渡良瀬貯水池の8基が整備されています。これらの貯水状況は次のグラフの通りです。

利根川上流8ダム貯水量

 

栗橋地点上流域図

ソース:http://www.dam-net.jp/contents/water_source.html

 グラフ青線(令和元年)の10月を見ると台風19号時の貯水状況がわかります。これによると8ダムの合計で約1億m3程貯水しているように見えます。八ッ場ダムの台風19号による貯水は7,500万m3であったため、9ダムでは八ッ場ダム単体の約2.3倍貯水したということになります。さらに利根川上流には国の9ダムのほかに、県の管理する洪水調節機能を持ったダムも複数あります。単純に計算できるものではありませんが、これらのダム群による水位低下効果は50cm以上は見てもいいのではないでしょうか。ダムが一つもない場合は、上流から流木が多く流れてくることとなります。水面から堤防天端までの余裕はほぼ橋梁桁下の余裕に近く、それが1mを切ってくる状態で流木が多く流れてくれば、橋桁に流木が捕捉され、橋梁上流側の水位が上昇して越水することが懸念されます。
 そこまで考えれば、八ッ場ダムを含む上流ダム群が利根川を洪水から守ったとはいえるのでないかと考えます。
 なお、国土交通省のほうは、より上流にある八斗島地点においてダム群により約1mの水位低下効果があったとの試算を発表しています。八斗島地点は栗橋よりも上流にある観測地点であり、上流にある分だけよりダムによる水位低下が大きい地点であろうと思われます。八斗島 で2019年台風19号では氾濫危険水位まで上昇しなかったことから、より危険な状態となり話題となった栗橋地点で考えてみました。

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2019年12月30日 (月)

古いゲームソフト等を売却

 本棚で眠っているPCソフトのうち今後使うことはないだろうものを中古ショップ買取に出しました。X68000のソフトが主ですが、WIN95/3.1やMac(OS7あたり)も入っています。古いPCソフトを扱っている名古屋の漫遊堂というショップをチョイス。こちらはゲームや古本、おもちゃやポスターなどの中古を取り扱っています。X68000ソフトの取り扱いがあるか問い合わせたとところ買取可能とのことであったのでこちらに売ることにしました。

 写真のソフトに2本ほど追加(多分ほぼ価値はない)して着払い宅急便で送ったところ、合わせ送った主に90年代の雑誌類と合わせて7000円(振込手数料は店側が負担)になりました。

 まとめて処分でき、良い取引だったと評価しています。

 

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2019年10月22日 (火)

バカの壁

 だいぶ以前の本になってしまったこの本ですが、購入したまま読んでいなかったので、いまさらながら読んでみました。

バカの壁 [書籍]

 売れた本だけあって、読みやすく、サクサク進みます。初めは現代社会で重要な一般的な情報リテラシーの話、つづいて個性を伸ばすよりも共通理解が大切、個性の発揮よりも他社の理解が大切といった話などが並んでいます。

 内容的にはちょっと薄いです。なるほどと思うところもあるものの「現物のリンゴと頭の中にある情報としてのリンゴは異なる」といったような「それはそうだが・・それで?」という主張も多くあります。概ね「説教臭い愚痴」といったところでしょうか。

 そこまで極端ではないものの、「文明を忘れて、自然に帰ろう」的な雰囲気のある主張だと思います。この本を読んで積極的に何かを得られる、考えさせられるといった要素はあまりありませんでした。

 ということで、たくさんある考え方の一つとして、ちょっと読んでみるのもよいとは思いますが、私としては買って家に置いておくほどの本とは思えませんでした。まあ若い人の中にはこの本が刺さる・必要な方もあるかもしれません。

 

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2019年10月14日 (月)

試験湛水中の八ッ場ダムが台風で一気に満水近くに

 紆余曲折を経た八ッ場ダムでしたが、今年(2019年)6月に本体コンクリートの打設をすべて完了し、10月1日よりダム本体工事の卒業試験となる試験湛水を開始していました。出水時期を避けて冬に実施される試験湛水ですが、八ッ場ダムについては満水になるまで3~4ヵ月かかる見込みとのことであったので、その後の水位低下の日程も考えて1月には満水に達するようにまだ大雨の可能性がある10月に開始したということだろうと想像します。

 試験湛水を始めたばかりの八ッ場ダムでしたが、今回の台風19号による大雨によって、一気に満水近くになったようです。(八ッ場ダム、一気に「満水まで10m」…台風で54m上昇

 大雨を飲み込んだことにより、下流の水位を下げる効果は間違いなくあったでしょう。ダムのある利根川水系吾妻川では12日には氾濫注意水位は超過していたようです。また、八ッ場ダム以外に利根川上流で運用中の8つのダムでは合計1億㎥ほどの流水をため込んだようです。どのくらい効いたかは今後の検証に注目したいと思います。

 治水用のダムのような自然災害への対策施設はごくたまにしか、効果を発揮することはありません。また、どのくらい効果があったかは後で検証しないと情報ができてきません。さらに、その数すくない効果発現のときにはその施設が守っているところ以外のところで災害が多発するため、報道もそちらに集中してしまう結果、施設が災害を防いだというニュースはあまり発表されません。2018年の台風21号では関西国際空港が水没するなどの大きな被害が発生しましたが、一方で、大阪湾や淀川に築かれていた堤防・水門が海沿いの大阪市街地を高潮から防御し、1300億円の建設費に対して17兆円の防災効果があったとのことですが、ニュースとしては見た記憶がありません。2017年の九州北部豪雨では、ダムのある河川が被害を免れるということがあったようです。

 今回の八ッ場ダムについては、群馬県内で今回氾濫した河川がなかったことから考えると、おそらく「八ッ場ダムが利根川を救った」というほどの美しい物語にはならないように思います。しかし、ダムが治水効果を発揮することの印象的な事例として、ある程度の注目を集めたことはよかったと思います。

 

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2019年10月 3日 (木)

スピーカーケーブルの抵抗はどこまで上げてよいか?

 これまで、オーディオシステムにおいてケーブルの選択によって音が変わる理由や高音質ケーブルの条件について考えてきました。その結果、ケーブルで音が変わる主たる原因は縦振動であるというタイムドメイン由井社長の主張が確認できました。そして、高音質ケーブルの条件としては、振動を伝えないために「柔らかいこと」が最も重要な条件であるらしいことがわかりました。由井社長はケーブルは細ければ細いほどよいとしていますが、ケーブルの太さと音質だけを見ると、必ずしも細いものほど高音質とは限らないように思えますが、振動の伝わり方は細さだけでは決定しないことによるのでしょう。細く作ったほうが柔らかくなりやすく、類似の材料と構造で作られているば、細いケーブルのほうが柔らかくなり、音質上は有利になると思われます。

 ところで、オーディオファンならば常識ですが、アンプの制動力を示すダンピングファクター(DF)という指標があります。これはご存知の通り、DF=(スピーカーのインピーダンス)/(アンプの内部インピーダンス)+(スピーカーケーブルのインピーダンス)で表され、大きいほど制動力があり、小さすぎると余計な余韻が付いたたるんだ音となります。

 DFと音質の関係として、よく引用されるものは下記のものです。
Dfctorgh

 ダンピングファクターと周波数特性の変化

出典: 「強くなる!スピーカ&エンクロージャー百科」誠文堂(1980) P38

 この図を見ると、DFが3を超えると変化が小さくなり、10以上ではDFの違いによる音質変化が極めて小さくなることが推測できます。このため、DFは20もあれば十分などと言われてきました。

 ここで、たとえばスピーカーのインピーダンスを8Ω、スピーカーケーブルのインピーダンスを0.03Ωとしたときに、DF>20とするためには内部インピーダンス0.37Ω以下(カタログ上DF>21.6)のアンプを用意すればよいこととなります。トランジスタアンプならばこの程度の製品はたくさんあるでしょう。スピーカーケーブルは太めで抵抗(電線ならば直流抵抗≒インピーダンス)が小さいものを選べば0.03Ω未満程度なら簡単に実現できるため、このようなケースであれば、スピーカーケーブルの抵抗の影響はわずかであり、また、さらに抵抗の小さいスピーカーケーブルを使ったところでDFが(スピーカーのインピーダンス)/(アンプの内部インピーダンス)の数値に近いていくだけです。そのため、さらに低い抵抗のスピーカーケーブルを使う意味はなく、ケーブルの抵抗を気にする必要はないといえます。

 ところが、ケーブルが細いほうが音質上有利であるという話になってしまうと、状況が変わってしまいます。細いスピーカーケーブルは電気抵抗がそれなりに存在し、DFを下げる要因となるため、DFはどこまで下げてもよいか、下限を見極める必要が出てきます。

 例によってタイムドメイン由井社長の発言から拾うと、スピーカーケーブルの抵抗値は1Ω程度以下を目安とすると述べていますhttps://www.facebook.com/timedomain/photos/a.119482074850606/691913014274173/?type=3&theater 。(同時に抵抗をめちゃくちゃ下げるのは無意味としています)

 タイムドメインの製品で見るとYoshii9のスピーカーケーブルは0.2sqのライカル線であり、標準では延長が約3mです。往復6mならば抵抗は0.56Ωとなり、1Ωの目安に対して多少の余裕があるようです。また、ライカル線にはさらに細い0.1sqの製品がありますが、こちらを往復で6m使用すると1.12Ωとなり、1Ω以上となるため、0.2sqを採用したのかもしれません。ただし、電気抵抗ではなく断線しにくいための強度を考慮して0.1sqではなく0.2sqを選定したということも考えられますので、1.12Ωという電気抵抗値を高すぎると判断したとは言い切れません。

 この0.2sqのライカル線ですが、標準で採用されているYoshii9の試聴記や数は少ないものの他のシステムに組み込んで使用しているブログ等を見る限り、ダンピングファクター不足と思われる症状は出ていないようです。私もYoshii9のほか、イクリプス307を使ったサブシステムにも0.2sqライカル線を片道2mほどで使用していますが、とくに支障は感じません。

 そこで、このライカル線と同程度以上の抵抗を持つスピーカーケーブルを使った試聴記をいろいろと調べてみたいところではありますが、スピーカーケーブルとして一般に使用されている電線はより太く電気抵抗が低いものが大半であり、通常の長さで1Ω付近やそれ以上の抵抗となるものがなかなかありません。極細のスピーカーケーブルを使用してみたとする記録でも、ライカル線よりも太いものが多く、あまり参考になりませんでした。ただし、ライカル線よりも太いものの、一般的なスピーカーケーブルからみれば極細の部類に入るものを利用しても、音質的には向上したという趣旨ものもが多く、また、明確にダンピングファクター不足が生じたという事例は皆無であることから、幅広いシステム構成においても、ライカル線以下の抵抗値のスピーカーケーブルであれば支障がなさそうだということがわかります。

 長尺のスピーカーケーブルを使えば、高い抵抗値でどうなるのかを試すことができますが、これについても家庭のオーディオでは必要にならないため、事例があまりありません。唯一まとまった量の試聴結果がみられるのが、プロケーブルの「音の焦点合わせ」です。まあ、これとても、「解像度を上げると音がキン付き、スピーカーケーブルを伸ばして音を緩め調整しなければキツくて聞けない」という症状が発生するシステムのデータしかないので(なお私としてはこのような調整が不要であるシステムがオーディオシステムとして正しいものであると考えています。)、どのくらい使えるデータなのかという疑問は残ります。それでも実施結果をまとめてみると(https://star.ap.teacup.com/teoclete/179.htmlに一覧表がまとめられています)。チャイムコードでは往復抵抗値が1Ωになるのが15m程度、VVF1.6だと50m程度となることから、抵抗値が1Ω前後以上のところで調整しているように見受けられ、ダンピングファクターの低下によって音質が大きくなり始めるところがスピーカーケーブルの抵抗1Ωあたりなのではないかと推測できます。

 極細スピーカーケーブルの有用な試験となるとやはりたくぼんさんのブログに依存となってしまします。

スピーカーケーブルの考察

http://tackbon.ldblog.jp/archives/51548173.html

これによると、1Ω以下のケーブルは抵抗が大きいことによる不具合は出ていませんが、6.4Ω/5mの電話線、16.9Ω/5mのRSCB芯線では「音が劣化してエコーがかかったようになった」と述べています。

 

 Yoshii9使用だと、このような記録もありました。

Timedomain yoshii9用超極細自作スピーカーケーブル(0.025mm(25μm))

 この事例だと、0.025mm(25μm)のスピーカーケーブルをYoshii9に取り付けています。これだと抵抗は数十Ωになっているように思いますが、非常にクリアな音になったとしています。こちらはどう考えればよいのか、悩みます。

 まとめるとスピーカーケーブルの抵抗は1Ω以下であれば問題はなく、1Ωをいくらか超えても良さそうではあります。

 スピーカーケーブルの抵抗が1Ωならばスピーカーが8Ωのとき、DFは最大で8に制限されることとなります。そこからさらにアンプの内部インピーダンスによってDFがさらに低下することや、スピーカーケーブルの抵抗が1Ωを多少超えても大丈夫だということを考えると、DFの必要最低値は8よりもかなり下にありそうに思えます。ダンピングファクターと周波数特性の変化の図ではDFが1以下では音の劣化がありそうなのでDFの必要最低値は2~4あたりではないかと思えます。


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